ベンチャー企業の面接対策!【実際に聞かれた質問例を大紹介】
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!

- ベンチャー企業の面接はどう対策したらいいんだろう?
- どういう質問をされるのか全然想像できない!
- ベンチャー企業ならではの面接の特徴ってあるの?
など「ベンチャー企業の面接となると何と無くイメージしにくいな」と感じている人も多いのではないでしょうか?
今回はそんな皆さんに向けてベンチャー企業の面接について、その傾向と対策を解説していきます!
目次
(1)ベンチャー企業の面接の特徴
ベンチャー企業には、明確な基準はありませんが、一般的に独自のアイディアや技術を元にして、新しいサービスやビジネスなど革新的な事業を展開し、成長過程にある会社のことを言います。
社風は自由を重んじているところが多く、そのため採用に関しても大手企業とはやり方や雰囲気が異なる部分も多いです。
そのため、まずは、ベンチャー企業の面接時の特徴を把握しましょう!
面接におけるベンチャー企業の特徴としては、以下の4つが挙げられます。
上記の内容の詳細については、面接対策の紹介の中でも解説していきます。
それでは、具体的な対策方法を見ていきましょう!
(2)ベンチャー企業の面接対策【4種の質問徹底解説】
ベンチャー企業の面接では、成長意欲やその人自身の人間性が重要視されているため、質問でもこれらが深掘りされる傾向があります。
今回は、特によく聞かれる質問を4種類紹介します。
これから紹介する質問は、ベンチャー企業で必須の質問になっているので、しっかりと押さえておきましょう!
ベンチャー面接の質問①志望動機
志望動機は、ベンチャー企業に関わらず聞かれる質問ですが、ベンチャー企業でも重視される質問です。
ベンチャー企業の面接では答え方が重要になってきます。
ベンチャー企業の場合、自社の雰囲気や目指すべき姿とのマッチ度が測られるので、特にその企業を志望する理由を熱意を持って答えられるように準備することが必要です!
◯実際の質問例
- あなたがベンチャー企業を選ぶメリットは何ですか?
- 他社ではなくなぜ当社なのですか?
- 当社に興味を持ったのはどのような点ですか?
- あなたが考える他社と自社の違いは何ですか?
- なぜ、大手や中小企業ではなく、ベンチャーを志望しているのですか?
- その中でもなぜ当社を志望するのですか?
- 当社のビジョンについてどう思いますか?
このような質問に対して、しっかりと答えるために、ベンチャー企業を見ている理由となぜその企業なのかという点を明確にすることがカギになってきます。
企業のビジョンや今後の動向にも注目して企業研究を行い、自分の軸とのマッチ度をアピールするのが志望動機を答える際のポイントです。
企業研究に自信がないという方は、こちらの記事も参考に対策をしてください!
【就活ノートの作り方付き】企業研究、就活ノートでどう活かすの?
ベンチャー面接の質問②過去の経験
ベンチャー企業の面接では、過去の経験を重視する企業も多いです。
過去の経験では、特に「結果」・「役割」・「努力」の3点が見られています。
例えば、過去の挫折経験であれば、それを乗り越えるためにどのような努力をしたか、その結果どう改善したのか、自分自身はどのような役割で取り組んだのかといった点を明確にし、しっかりと伝えられるように準備しましょう。
特に、変化が激しく、スピード感のある成長を重視しているベンチャー企業では、入社後にどのように頑張ってくれるのか、困難を乗り越えてくれるのか、ストレス耐性はどのくらいかといった点を過去の経験から判断しています。
たとえ、質問のされ方が変わっても、見られているポイントはあまり変わらないので、上記の点を意識してこらえられるようにしましょう!
◯実際の質問例
- 大学生活を10としたとき、何にどれだけ費やしたのか教えてください。
- 今までどのような行動指針を持って行動してきましたか?
- 今までで価値観が変わった経験は何ですか?
- その経験の中でのあなたの役割は何ですか?また、その役割でどんな強みを発揮しましたか?
- 今までで人生の転機は何でしたか?
- 最も成果を出したエピソードを教えてください。
- 組織の中でどんな役割(存在)でしたか?
ベンチャー面接の質問③将来像
ベンチャー企業は、自分たちの持つ技術や知識を使って世の中をより良くしていく、今ある企業を大きくしていこうと夢を追う企業です。
そのため、明確な将来像を持ち、実現に向けて突き進める人材は興味や共感を得やすい傾向にあります。
自分の掲げる目標実現のために、どんな努力をするつもりか、できるだけ具体的に述べましょう。
さらに、ベンチャー企業に入ることであなた自身がどうなりたいのか、この企業で何を学びたいのかという点もしっかりと考えて答える必要があります。
以下の質問例には、あらかじめ答えておけるように準備をしておきましょう!
◯実際の質問例
- どんな社会人でありたいですか?
- あなたが描いているキャリアプランはどのようなものですか?
- あなたのビジョンを達成するまでに、いつまでに何をやるべきか考えていることはありますか?
- 将来起業したいと考えていますか?
- 当社でやりたいことは何ですか?
そもそも、自分自身の将来像を明確にするためには、自己分析が欠かせません。
自己分析に不安を抱えている人や、将来像が明確になっていないという人は、以下の記事を参考に自己分析を進めてみてくださいね!
就活生向け自己分析ツール18選【自己分析から他己分析まで大紹介!】
ベンチャー面接の質問④成長
大手企業や中小企業とベンチャー企業との一番の違いは「成長」です。
この、ベンチャー企業に特有の「成長」を自分の中でどこまで言語化できるかが重要になってきます。
上手く言語化できることで、企業のビジョンとの共通点やマッチ度のアピールにも繋がるからです。
しかし、成長一つでも、様々な質問が想定されます。
「どのような成長がしたいのか?」、「成長した上でどうなりたいのか?」、「あなたにとって成長とは何か?」など、あなた自身の成長に対する考えを自分の言葉で伝えられるように準備しましょう!
ここでの注意点としては、成長に対して受動的な姿勢や安定志向のある発言はマイナスの印象を与えてしまうとう点です。
ベンチャー企業では自ら学びにいくという主体的な姿勢をアピールすることが大事になってきます。
特に、ベンチャーは、成長や変化のスピードが速いという特徴があります。
教えてもらうのではなく、自ら学びを吸収していける人材が求められるのです。
そのため、自分から学ぶ姿勢のある成長をアピールすることがベンチャー企業での成長の答え方です!
◯実際の質問例
- あなたの成長したい姿と現在のギャップはどれくらいですか?
- あなたが働く目的は何ですか?
- 当社でどのような成長をしたいですか?
- 成長した上で、将来的にどのようになりたいのですか?
- あなたにとって成長とは何ですか?
- どれくらいのスピード感で成長していきたいですか?
- 成長のために行っていることはありますか?
成長といっても答え方も様々です。
ここでは、成長に関する質問項目も紹介します。
成長とは何か?を聞かれた際の参考にしてください。
もちろん、ここで挙げている以外にも、たくさんの成長という考えがあるので、あなたにとっての成長とは何かを見つけてくださいね!
【成長に関する質問項目】
- 新たな知識を得る
- 若手のうちから実戦経験が積める
- 早くからマネージャーになる
- 成果を追求していける
- 裁量権を持って仕事ができる
- 後輩指導ができる
- 新たな挑戦ができる
(3)ベンチャー企業の面接で気を付けたい注意点
ベンチャー企業の面接は、カジュアルな雰囲気のものが多いのは事実です。
しかし、あまりにも堅すぎる態度は、ベンチャー企業では好まれませんが、最低限のマナーを持って面接に臨む必要があります。
面接でいくらよい受け答えができたとしても、マナーが悪ければ台無しです。
マナーは、社会人としての基本でもあり、第一印象にも影響するので、面接で完璧にしておきましょう!
面接時のマナー①服装
ベンチャー企業では、面接時に「服装自由」と記載している企業が多いです。
しかし、服装自由と言っても、何でも許される訳ではありません。
基本的に、ベンチャー企業の面接では「オフィスカジュアル」な服装で臨めば間違いありません!
早速、オフィスカジュアルなコーディネートのポイントを紹介します。
【男性】
- ジャケット
- 襟付きのシャツ
- ネクタイ(派手な柄はNG)
- パンツ(スラックスやチノパン)
- 革靴
【女性】
- ジャケット
- シャツ・ブラウス
- スカート(ひざ上~ひざ下程度の長さのもの、ストッキング着用)
- パンツ(裾が広がりすぎないもの、センタープレスのついたパンツ)
- パンプス(ヒールは3~5㎝)
それぞれの小物の色に関しては、黒・グレー・紺・ベージュといった落ち着いた色合いのものを選ぶようにしましょう!
以下の記事では、就活の服装について、より詳しく紹介しています。
オフィスカジュアルのNGコーディネートについても紹介しているので、面接前に一度ご確認ください!
オフィスカジュアルに悩んでいる学生必見!男女別に最適なコーデを大解説!【ユニクロコーデも紹介】
「服装自由」は何が正解?ベンチャー企業の面接に於ける適切な服装はこれだ!
面接時のマナー②ヘアスタイル
1髪型
ベンチャー企業の面接であっても、髪型の基準は、大手や中小企業と変わりません。
髪型で一番重要なポイントは「清潔感」です。
それでは、男女別に清潔感のある髪型とはどのようなものか紹介します。
【男性】
髪を伸ばしすぎず、顔回りをスッキリと整えた髪型にしましょう。
ワックスなどをうまく使って、髪をまとめるとよりスッキリとした印象になります。
顔にかからないからといって、刈り上げやツーブロックのようなスタイルは、清潔感や真面目さに欠けるためNGです!
【女性】
髪の毛が短い場合
顔回りにかからないように、ピンで押さえたりワックスやスプレーを使ってまとまりのある髪にしましょう。
髪の毛が長い場合
長い場合は、ポニーテールやお団子スタイルで髪を縛ってまとめましょう。
縛った部分が緩んだり、髪型が崩れないように注意が必要です。
2髪色
髪色について、多くの企業で許容範囲とされているのがトーンレベル7までの髪色です。
ベンチャー企業においても、髪色の一般的な基準はトーンレベル7とされています。
企業によっては、トーンレベルが8~9の明るさでも問題ないという場合もあります。
しかし、髪色はベンチャー企業の中でも許容範囲に差がある部分なので、無難にトーンレベル7までに押さえておくのがおすすめです。
ヘアスタイルに関して、詳しく知りたいという方は、以下の記事をご覧下さい!
【現役人事に聞いてみた】印象学から見る就活の髪型(男女別)|サイド流しからセンター分けまで紹介
就活で好印象を与える髪色やトーンは?|業界別に徹底解説!【アッシュやグレージュも紹介】
面接時のマナー③その他
上記で紹介した、服装やヘアスタイル以外にも、就活では注意すべきマナーがあります。
就活の場面ごとに必要となるマナーも様々です。
メールやOB訪問の際のマナーについても紹介しているので、より細かなマナーが知りたいという方は、以下の記事をご確認ください!
まとめ
志望動機、過去の経験、将来像、成長と4つの項目に分けて、質問を紹介しました。
これらは、就活をしていく中でのWILL・CAN・MUSTにもあたります。
今回紹介した、4種の質問に答えられるように自己分析などを通して、事前に準備をすることが重要です。
以下の記事では、WILL・CAN・MUSTの自己分析法も紹介しているので、ご確認ください!
【自己分析フレームワーク】will can mastシートを用いた自己分析を徹底解説します!
ベンチャー企業に就職したい!という熱意と根拠を自分の言葉で伝えられるようにしましょう。
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