【就活ノートの作り方つき】企業研究就活ノートでどう活かすのか?
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!

- 企業研究ってどうやって始めればいいの?
- 何を調べて、どう判断すればいいの?
このように迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
就活における企業研究とは、関心のある企業に関して詳しく理解するために様々な角度から調べ、その企業の特質を明らかにすることです。
企業研究を行うことで、自分の志望動機の参考になるほか、入社後の企業とのミスマッチを防ぐことができます。
では今回は企業研究について解説していきます!
早速見ていきましょう!
目次
(1)企業研究の進め方3ステップ
ステップ①サイトや本から企業の特徴を調べる
まずは、HPやナビサイト、本を用いてそれぞれの企業の具体的な特徴について調べます。
本は就職四季報がおすすめです。四季報には中堅、女性向けといった種類が様々あるので自分の志向にあったものを選びましょう。
まだ志向が定まっていない人は、総合版がもっとも幅広く、使いやすいです。
チェックしておきたい基本情報は以下の通りです。
また、この項目は企業研究ノートを作る上での基本項目にもなります。
記事後半で詳しい書き方を紹介しているので、ぜひチェックしてください。
【会社情報】
社名、業界、商品やサービス、従業員数、資本金など企業の基本的な情報を記入しましょう。
会社のHPやナビサイトに基本情報は記載されているので、HPチェックして見てください。
また、ナビサイトはそのほかにも様々な場面で活躍します。就活におすすめのサイトやアプリをこちらに記載しているので、ぜひ参考にしてください。
【経営理念】
企業の経営理念やビジョンを記入しましょう。
こちらも企業のHPに記載されています。
【強みや課題】
それぞれの企業の強みと課題を書きます。
現社員や元社員が強みや弱み、課題についてネット上に投稿している場合もあるので、インターネットを用いて調べてみましょう。
【労働環境】
給与、休暇、福利厚生といった基本的な労働環境を記載しましょう。
こちらの情報は、主にナビサイトから得ることができます。
HPにも記載がありますが、ナビサイトの方がまとめて記載している場合が多く、基本情報を一気に知ることができます。
【求める人物像】
企業が求める人物像がどのようなものなのかをチェックしておきましょう。
求めている人物像から、その企業の雰囲気や社風を予想することができます。
上記5つの項目は、企業研究ノートにまとめておくと、企業同士を比較したり振り返りに使えたりと、より効率的に進めることができます。
詳しいまとめ方も記載しているので、後半の内容を参考にしてぜひ作成してみてください。
ステップ②同業界での位置付け、他社との違いをみる
次に、その企業が属する業界全体を俯瞰して、同業他社との立ち位置の違いを確認しましょう。
そして、同業他社と比べたときに、その企業の特徴や魅力を理解することが大切です。
具体的には、以下の3つに注目しましょう。
【業態や取引先・販売先の違い】
企業や法人を相手に事業を行う「BtoB」の企業なのか、あるいは一般消費者を相手に事業を行う「BtoC」企業なのか、といったビジネスの相手の違いに着目しましょう。
また、同じ業種でも、業態や領域が異なることがあります。
例えば同じ商社でも、「総合商社」と「専門商社」では、扱う商材の分野や領域の広さは違ってきます。
気になる業界の企業同士を比較してみましょう。
【事業規模の違い】
企業の規模を見るには、売上高、営業利益、従業員数、資本金を参考にするのが効果的です。
売上高からは、およその事業規模を予想することができます。
また、売上高や営業利益額のここ数年の推移を見れば、業績のトレンドもつかめます。
同じ業界の中で比較することで、企業の規模と特徴がつかめます。
【資本構成の違い】
資本構成の違いは大きく3つに分けることができます。
具体的には以下の3つです。
企業グループ内で相互に資本関係のある「系列系」
系列グループに属していない「独立系」
外国法人が出資する「外資系」
資本構成の違いは、事業戦略や人事制度や社風、福利厚生の違いに表れる傾向があります。
ステップ③自分と企業のマッチング度合いをみる
その企業について「良いと思う点」「気になる点」を挙げ、自分の志向と照らし合わせることで、自分に合っているかどうかを分析してみましょう。
ある企業について「良いと思う点:会社の歴史が長い」「気になる点:3年離職率が高い」だった場合で考えてみましょう。
もし「安定した経営を続けている企業で、少なくとも10年間、じっくり実力をつけたい」という志向があるのであれば、その企業との相性については、離職率が高い理由を中心に、さらなる研究が必要になるかもしれません。
(2)企業研究ノートの作り方
企業研究ノートの作り方①:基本編
基本的な会社情報を記入しましょう。
基本編では、企業情報の基礎となる部分を記載し可視化することで、企業同士を比較しやすくなります。
具体的には以下の通りです。
【会社情報】
- 社名
- 業界
- 商品・サービス
- 従業員数・平均年齢
- 資本金
【経営理念】
- 企業理念
- ビジョン
【強みと課題】
- 企業の強み
- 企業の課題
- ライバル企業
ライバル企業を記入することで、芋づる式に企業研究を進めることができるのでおすすめです!
【労働環境】
- 給与
- 休暇
- 福利厚生
【求める人物像】
企業研究ノートの作り方②:応用編
応用編では、より詳細な部分を書き出すことで面接対策にも使える内容にしていきます。
具体的には、以下の通りです。
【興味を持った理由】
なぜその企業について調べようと思ったのかを言語化してみましょう。
「その企業の製品やサービスに興味があったから」や「経営者の話を聞いて感銘を受けたから」などの明確な理由がある場合はそれを記入します。
明確な理由がなく、「〇〇株式会社のライバル企業だったから調べた」という場合は、基本情報を調べてみて興味が湧いた点を書くと、その企業の研究にもつなげることができ効果的です。
企業研究を進めていき、興味を持った点を記載していくことで自分がどのような点に惹かれているのか共通している部分を見つけることができます。
これは志望動機に直接役立てることができるので、おすすめです。
【採用情報(選考フロー)】
適性検査はどのようなものが行われるのか、面接は誰が担当するのかなど分かる範囲で詳細に記載しましょう。
適性検査が種類別に対策方法が違うのはもちろんですが、面接も担当者によって質問の傾向や逆質問の対策が変わってきます。
選考対策につながる内容なので、是非調べてみてください。
【面接情報】
面接で過去にあった質問を書き出しましょう。
この時、何次面接で行われた質問なのかが併せて分かるとなお活用しやすくなります。
こちらは直接面接練習に用いることができます。
【OB/OG訪問の感想】
OB/OG訪問をした場合は、その際の感想や知ったことを記載しておきましょう。
【実際の面接情報】
実際にその企業の参考に参加した場合は面接の際にされた質問と自分がどのように答えたのかを記載しましょう。
自分の面接を可視化して振り返ることで、次回気をつけるべき点や、話忘れていた点を見つけることができます。
また、同業界の選考に役立てることもできるので、面接を受けた後はこの部分の球を進めてみましょう。
(3)企業研究を行う上での注意点
企業研究を行う上できをつけたいのは、以下の2点です。
❶いい面だけでなく、悪い面にも目を向ける
つい良い面ばかり見てしまいたくなりますが、悪い点はどのような点で、その点は自分が重要視しているものなのかどうかをみることも大切です。
企業とのマッチング度合いをしっかり測るためにも、悪い点にも意識的に目を向けましょう。
❷終わりを設定しておく
志望動機を書き終える、目指す業界を3つまで絞るといった風に自分なりの目標を設定してあらかじめ終わりを設定しておきましょう。
目標を設定しておかないと、企業研究は終わりがなくなってしまい時間を浪費してしまいます。
まとめ
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