選考対策をするために理解しておきたい流れ│何をすればいいかわからないを解決!
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!
- 選考対策といっても何からすればいいかわからない…。
- 就活ってやることが沢山あって、優先順位がつけられない!
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんに向けて、選考の流れについてご紹介し、
取り組むべき対策について解説します。
それではいきましょう!
目次
(1)選考対策の大まかな流れについて解説!
就活で内定をもらうまでの選考対策の流れは以下の通りになります。
➊履歴書、ES
➋筆記試験、適性検査
➌GD
➍グループ面接
➎一次面接
➏二次面接
➐最終面接
あくまで大まかな流れであり、企業によってはグループ面接が一次面接の後にきたり、
GDのタイミングも違ったりします。
上記を踏まえた上で、それぞれの段階における対策について知っていきましょう!
(2)各選考に向けて対策をしよう!
ここからは、各選考ではどのようなことをするのか?
また、どんな対策をしていればいいのか?を解説していきます。
順を追って選考対策について知ると同時に、自分の選考状況と合えば
ぜひ実践してみてください。
選考対策①:履歴書、ES
➊履歴書・ESの概要
就活において第一関門にあたるのが、このES・履歴書になります。
まずはESを突破しなければ、選考は始まりません。
最初のES突破にあたって、最低限押さえておきたい質問事項は以下の通りです。
(1)自己PR :自分が企業に対して発揮できる強み
(2)ガクチカ:学生時代に頑張ったこと(活躍の再現性)
(3)志望動機:企業に入りたい理由
特に、自己PRとガクチカに関しては、
およそ200字~400字で自分なりのテンプレートを作っておきましょう。
理由としては、ESを出す際に時間短縮ができるためです。
自分の志望度の高い企業のESに専念するためにも、ぜひ用意しておきましょう。
➋履歴書・ESの対策
上記のテンプレ作成をするにあたって、以下のことが必要となってきます。
(1)自己分析:企業にアピールする”自分自身”を知る
(2)業界研究:業界の状況を知る
(3)企業研究:企業の状況を知る
優先度は上から順となっています。
どんなに魅力的な商品でも、魅力を言語化できなければ売れません。
それと同じで、まずは自己分析をすることで自分のことを知り、魅力や強みを見つけましょう。
自己分析や企業研究に関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
▶自己分析のやり方6本まとめ!自分にあったやり方を見つけよう!
▶就活における企業研究のやり方を徹底解説!【就活ノートの作り方つき】
選考対策②:筆記試験、適性検査
➊筆記試験・適性検査の概要
筆記試験と適性検査もESと同じように、最初の段階で就活生を絞るために設けられています。
特に、人気な企業などは筆記試験の結果で足切りを行う場合が多いです。
筆記試験・適性検査は以下のような種類があります。
(1)SPI:王道のテスト形式。幅広い分野と難易度から出題。
(2)玉手箱:大手・人気企業でよく扱われるWEBテスト。
(3)TG‐WEB:難易度の高いWEBテスト。
(4)GAB:SPIより出題範囲は狭いが難易度は高い。
(5)CAB:SE・プログラマー向けのテスト。
まずは自分が受けたい企業がどのWEBテストを扱っているのか情報収集を行い、
それに特化した勉強をするようにしましょう。
➋筆記試験・適性検査の対策
それでは具体的な対策方法について解説していきます。
主に、対策方法は以下の3つになります。
(1)過去問・問題集を解く
(2)模擬試験を解く
(3)性格検査の対策をする
しかし、就活は時間との戦いでもあります。
もし筆記試験対策に時間を割きたくないのであれば模擬試験や過去問を解き、
自分の苦手分野を問題集で補強するようにしましょう。
また、性格検査に関しては、自己PRを通して伝える強みと矛盾しないように意識してください。
いい印象を与えたいからと言って、虚偽の回答をせず、正直に答えましょう。
選考対策③:GD
➊GDの概要
GD(=グループディスカッション)は就活生の協調性・コミュニケーション力・論理的思考力などを推し図るために実施されます。
多くの企業でGDが選考に含まれ、インターン選考などではグループワークという形で行われる場合も多いです。
ここで、GDでの主な役割を確認しておきましょう。
(1)ファシリテーター:司会進行をするリーダー的存在。
(2)書記:ドキュメントで話し合いの内容をまとめ、整理する。
(3)タイムキーパー:議論が時間内に終わるように時間を管理する。
役割はあった方が主体性をアピールできますが、なくてもアイデアを出し、内容をまとめるなど、
積極的に議論に参加する姿勢を見せましょう。
➋GDの対策
次に、GDの具体的な対策方法について解説していきます。
(1)GDセミナー・就活仲間同士で実践を重ねる
(2)参考書で議論の構築の仕方を学ぶ
(3)早期選考のGDにチャレンジする
GDは実践を重ねて、場の回し方や議論の仕方を覚えていくことが一番です。
もし夏や冬であれば参考書から学びながら、セミナーやGD練習会に参加することがベストです。
慣れてきたらインターン選考・早期選考のGDに挑戦し、実際のGDの感覚をつかんでいきましょう。
より詳しいGDの対策方法は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
▶GD(グループディスカッション)のやり方を徹底解説!【23卒就活】
▶GD(グループディスカッション)のポイント6本まとめ!基本から対策、頻出問題まで大公開!
選考対策④:グループ面接
➊グループ面接の概要
グループ面接は面接官複数人に対し、就活生も2人~6人程度いる中で行われます。
個人面接とはまた異なってくるため、以下の3点に気をつけましょう。
(1)長く話さず、簡潔に結論から話す
(2)他の就活生の影響を受けすぎない
(3)自分だけ目立とうとしない
つい比較対象がいることでアピールに熱が入ってしまうかもしれません。
しかし、グループ面接で話しすぎると、他の就活生が話す時間がなくなってしまいます。
周りのことを気にしつつも、他の就活生の発言に影響されすぎないよう、
自分は自分、言いたいことは結論から簡潔に!を意識してみてください。
➋グループ面接の対策
次に集団面接の対策として、押さえておきたい質問事項などをご紹介します。
- 自己紹介(1分程度)
- 自己PR
- ガクチカ
- 志望動機
このように、グループ面接ではESに書いた内容について主に聞かれることが多いです。
ただし、ESに書いた内容をそのまま丸暗記し、話すのは勿体ないです。
自分が強調したい部分は口頭でプラスして言葉を補うなど、工夫をしてみてください。
自分が喋っている様子を録画し、面接で話す練習をしておくと本番でスムーズに話すことができます。
選考対策⑤:一次面接
➊一次面接の概要
一次面接はその名の通り、ESやGD選考に通って初めての面接になります。
一次面接では現場の管理職、人事、若手社員が行う場合が多いです。
そのため、「この人と一緒に働きたいか」という視点で、見られていることを念頭に置きましょう。
一次面接で気を付けること・見られているポイントは以下の3つになります。
(1)会話のキャッチボールができているか
(2)企業を志望する熱意・意欲が感じられるか
(3)身だしなみやマナーがちゃんとしているか
面接の基本にはなりますが、質問された内容に対して、 自分の話したいことでなく、答えを的確に話すことを意識しましょう。
会話のキャッチボールができていないと、最低限のコミュニケーション力がないとみなされてしまいます。
また、身だしなみやマナーも印象を良くするために必要な要素です。
▶服装とマナーに関する就活の悩みを解消!【服装・マナーまとめ】 (clutch-times.com)
▶【男性必見!】就活での見た目のポイントは顔ではなく清潔感! (clutch-times.com)
➋一次面接の対策
次に、一次面接での頻出質問を挙げていきます。
- 自己紹介(1分程度)
- 自己PR
- ガクチカ
- 志望動機
- 弱みとその改善方法
- 趣味・特技
- その学部・学科を選んだ理由
- 周りからどんな人間と言われるか
- 今までで一番辛かったこと
- 苦手な人とその対処法
- 最近気になっているニュース
上記の質問事項に対しては、答えられるようにしておきましょう。
また、一次面接に関しては以下の記事も参考にしてみてください。
▶一次面接の対策をしよう!落ちる人の特徴から逆質問例までご紹介!
選考対策⑥:二次面接
➊二次面接の概要
一次面接では若手社員が面接をすることもありますが、
二次面接は30代~40代の中堅社員や管理職が面接をすることが多いです。
二次面接で見られているポイントは以下の3つになります。
(1)一次面接の時の発言と一貫性があるか
(2)入社後のビジョンが描けているか
(3)自社に合うか
一次面接では基礎的な視点に重きが置かれていましたが、
二次面接ではESの深堀りや、入社後のビジョンなどより細かく深いところまで見られています。
小手先の答えではふるい落とされてしまうため、しっかり対策をしていきましょう。
➋二次面接の対策
具体的な二次面接の対策として、深堀りについて挙げていきます。
<志望動機の深堀り>
-
- 他業界でなくこの業界を志望する理由
- 入社後、取り組みたい仕事
- 希望でない部署に配属された場合
<自己PR/弱みの深堀り>
-
- 弱みの改善策
- なぜそれが一番の強みなのか
- 他に強み・弱みはあるか
<ガクチカの深堀り>
-
- なぜ取り組んだのか
- なぜその解決策を選んだのか
- 課題にどのようにアプローチしたのか
- 経験を会社でどう活かしていくか
<入社後の深堀り>
-
- その会社でなければならない理由
- どんな能力が必要と考えているか
- 会社にどんな影響をもたらせるか
深堀りに対しても答えられるよう、しっかり準備しておきましょう。
選考対策⑦:最終面接
➊最終面接の概要
最終面接では、最後に就活生が本当に自社に合っているか、入社意欲が申し分ないかの判断をします。
ES、一次面接、二次面接を勝ち抜いてきた就活生が受けるため、入社の能力水準には達していると言えます。
そのため、今までの面接官とはまた雰囲気が異なり、企業の役員や場合によっては社長も同席することがあります。
最終面接でのポイントは以下の通りです。
(1)自己分析・業界研究・企業研究の総復習する
(2)入社意欲・熱意を論理的に説明できるようにする
(3)強みを持って会社への貢献度をアピール
二次面接では一貫性が重要だとご説明しました。
最終面接ではそれに加えて、「その企業でなければならない理由」を論理的に説明する必要があります。
面接官にミスマッチであると感じさせないためにも、 自分が今までやってきた自己分析・業界研究・企業研究を振り返り、
自信を持って最終面接に臨めるようにしましょう。
➋最終面接の対策
最終面接の対策として、逆質問をご紹介します。
あくまで参考程度に役立ててみてくださいね。
- 5年後、10年後のビジョンを教えてください。
- 20代の頃にやっておけばよかったことを教えてください。
- 社員には仕事に対してどのような姿勢で取り組んでほしいですか。
- 御社のビジョンについて、私なら○○の点でお役に立てると考えているのですが、具体的な事業計画について教えてください。
- 御社から良いご縁をいただけた場合、なにか準備しておくべきことはありますか。
ネットを見たらわかるような質問を投げかけないように、気を付けましょう。
また、できれば「自分なりの仮説・意見+質問」の形で逆質問をできるように準備しておきましょう。
上記では上から3番目にあたります。 ぜひ最後まで入社意欲をアピールできるよう、準備を整えましょう!
ここまでが選考のおおよその一連の流れになります。
ご自分の就活状況に合わせて、今何をすべきなのかを確認してみてくださいね。
(3)選考対策に役立つおすすめアプリ
ここからは、隙間時間でも就活の選考対策ができるアプリの紹介をします。
ぜひアプリも有効活用して、多方面から対策を試みましょう!
選考対策アプリ①:SPI 言語・非言語一問一答
こちらはスマホでSPIの一問一答ができるアプリになります。
➊モード:問題モード・小テストモード・暗記モード
➋出題形式:全問・チェックした問題のみ・苦手な問題のみ
モードや出題方式など自由に選択できるため、忙しい人にはもってこいのアプリです。
このアプリで何回も間違え、わからなかった問題は参考書を使用するなどしてみてください。
▶Apple版:「SPI言語・非言語 一問一答」をApp Storeで (apple.com)
▶Google版:SPI 言語・非言語 一問一答 - Google Play のアプリ
選考対策アプリ②:メントレ・面接トレーニング!
次にご紹介するアプリは、面接練習ができるアプリになります。
メントレは基礎的な質問~難しい質問まで様々なシーンを想定した面接練習を行うことができます。
また、面接トレーニング!に関しては、音声による質問となっているため、
より本番を想定した面接練習ができます。
ぜひ有効活用してみてくださいね。
▶Apple版:「面接トレーニング(メントレ)」をApp Storeで (apple.com)
▶Google版:面接トレーニング! - Google Play のアプリ
選考対策アプリ③:News Picks
最後にご紹介するアプリはNews Picksです。
News Picksはソーシャル経済メディアを提供するアプリです。
国内外の経済ニュースや、就活に特化した記事も多数掲載されています。
時事に疎く不安な方は、News Picksをおすすめします。
無料版でも十分情報を得られるため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▶Apple版:「NewsPicks(ニューズピックス)」をApp Storeで (apple.com)
▶Google版:ソーシャル経済メディア - NewsPicks - Google Play のアプリ
まとめ
今回は選考の流れと、その対策について解説しました。
受ける企業が1つではないため、様々な対策を並行して行うのは大変かもしれません。
そんな時はdigmeeでセミナーや就活の相談の予約をしてみてください。
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