新卒でSE(システムエンジニア)になれる?│後悔しないために知っておきたいSEの本音
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!

- 新卒でSEになれるの?
- SEって楽な仕事じゃないの?
と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんに向けて〇〇について解説していきます!
(1)SEの基本的な仕事内容
SE(システムエンジニア)は、クライアントの要求を受け、
システムの設計書や、ソフトウエアの設計書を作成します。
詳細な仕事内容・流れは以下の通りです。
➊要求分析・要件定義
- クライアントの求める条件をヒアリングし提案する。
- ITの知識がない人にもわかりやすく説明する。
➋基本設計
- システム設計にとりかかる。
- 正確な設計書を作成することが重要。
➌詳細設計
- 基本設計書をもとに、より細かくシステムを設計する。
- この段階で、プログラム開発可能なレベルまで完成させる。
➍プログラミング開発
- 設計書をもとに、実際にプログラムを作成する。
- 詳細設計書の情報を全てコードで書く。
※SEではなくプログラマーが担当する会社もあるため、プログラム開発をメインでやりたい場合は、プログラマーを目指すことも検討してみましょう。
➎テスト
- プログラムが動くかテストする段階。
- 違う動作をした場合、再度プログラム開発の段階に戻る。
➏運用・保守
- システム納品後、運用開始したシステムの障害対応を行う。
- 日々のシステムメンテナンス・顧客対応なども行う。
以上6段階がSEの主な仕事の流れとなります。
(2)新卒でSEになるためには?未経験でやっておきたいこと4つ
SEになるために①:プログラミング言語を習得する
新卒でSEになるためには、プログラミングの知識を身につけておくことが大前提です。
プログラミング言語は200種類以上も存在していますが、その中でも新卒でSEになるために、押さえておくべき言語を3つ紹介します。
➊Java
- プログラミング言語の中でも人気が高い。
- どんな環境でも動作可能。
- さまざまな言語の元となっている。
➋C言語
- 基礎から応用まで幅広く習得できる。
- 習得する難易度は高めである。
- コンピューターに関する動作や仕組みについても学べる。
➌PHP
- WEBアプリ・サービスに特化したプログラミング言語
- 記述法が英語に近く、シンプル。
- 未経験者が始めやすい言語である。
SEになるために②:CAB対策をする
新卒でSEになるためには、CAB対策も欠かせません。
CABとはコンピューター職適性診断テストのことを指し、論理的思考力が試されます。
早めに対策をし、テスト形式に慣れておきましょう。
CABを含むwebテストについて、以下の記事で詳しく解説しているので、
ぜひ参考にしてみてください。
【実施企業紹介】就職活動におけるWEBテストを対策しよう! (clutch-times.com)
SEになるために③:ポートフォリオやアプリを開発する
新卒でSEになるために、ポートフォリオを作成したり、
アプリを開発したりしましょう。
アプリに関しては、複雑な機能のものでなくても、以下のようなものなら簡単に作成することがきます。
- メモアプリ
- 動作が単純なゲームアプリ
- SNS風アプリ
未経験でも基礎的なプログラミング言語を学べば作成できるので、
ぜひ挑戦してみてください。
SEになるために④:インターンシップに参加する
新卒でSEになる前に、企業のインターンシップに参加しましょう。
短期のインターンでは業界や仕事内容の説明が主です。
長期のインターンでは、コンテンツの設計・開発・動作チェックなどを行い、企業の仕事内容を具体的に知ることができます。
また、想像してた仕事のギャップなどもこの段階で知ることができるので、ぜひインターンシップに参加するようにしましょう。
(3)新卒SEになるために志望動機でアピールしたい強み3選
①論理的思考力
SEには、物事の筋を通して考える論理的思考能力が必要とされます。
- 順序だてて物事を説明することができる。
- 常に物事の原因を突き詰めて考えられる。
このような能力はSEの仕事に生かすことができます。
ぜひアピールしましょう。
②コミュニケーション能力
意外かもしれませんが、SEにもコミュニケーション能力は必要とされます。
何故なら、開発メンバーやクライアントとコミュニケーションをとっていきながら、システムを構築していくからです。
- チームで意思疎通を図りながら何かを成し遂げた経験。
- 傾聴力が生かされた経験。
上記のような経験があれば、ぜひ積極的に志望動機に盛り込みましょう。
③積極性や好奇心
SEは常に生まれ続ける技術を、自分のものにしようとする力が必要となってきます。
プログラミング言語も1つ習得しても、また次の言語を学ばなければならないということはよくあります。
そんな時でも、自らわからないことをネットや本で調べるなどの積極性が必要です。
これはプログラミング言語を学んでいく上で、日頃から意識できるようにしましょう。
(4)SEは辛い?やめとけと言われる理由3つ
SEについて調べていると、やめとけの文言などややネガティブな印象がありませんか?
ここからは、やめとけと言われるSEのリアルをお伝えしていきます。
やめとけと言われる理由①:時間外労働が多い
SEの仕事と残業は切っても切れない関係と言えます。
予測不可能な事態が起きると、その対応に朝まで追われるなんてこともあります。
また、文系出身や未経験であれば、仕事以外の時間でプログラミングの勉強をする必要もでてきます。
時間外労働が多く、また仕事に関する拘束時間も長いことから、
想像しているよりも大変な仕事と言えます。
体力的にもタフでないと厳しい職種かもしれません。
やめとけと言われる理由②:SEの仕事内容が難しい
特に文系で未経験であれば、仕事についていけないということもあります。
先ほど、新卒でSEになるために、プログラミング言語を習得することは必須とご紹介しました。
しかし、企業によってはIT人材不足から未経験者を採用し、育てる環境が整っていないというケースも多いです。
仕事についていくのがやっとという状況に、精神的に参ってしまう方も多いようです。
また理系出身者でも、自分が学んできた専門分野と異なれば、また新たに勉強する必要があります。
このように、仕事をするために常に自主的に学び続ける必要があります。
やめとけと言われる理由③:社内SEはスキルが身につかない
SEとは異なり、社内SEと職種も存在しています。
社内SEは主に自社内のシステムに関わる業務のみ行います。
つまり、クライアントが自分の会社というイメージです。
企業によっても異なりますが、業務システムの運用保守や社内ネットワークの管理、ヘルプデスクなど、社内のITインフラ全般を担当します。
その為、「なんでも屋さん」のような存在になってしまい、負担が大きいのが特徴です。
また、開発業務に携われる機会も多くない為、プログラミング開発などをメインにやりたい人には向いていないと言えます。
まとめ
今回は新卒でSEになるために必要なことと、SEの本音をご紹介しました。
SEや社内SEと聞くと楽なイメージを持ち、目指そうかなと考える方もいるかもしれません。
しかし、拘束時間も長く決して楽な仕事ではありません。
これらの情報を参考にして、ぜひ後悔しない選択をしてくださいね。
また、digmeeでは就活に関する面談も行っています。
なにか悩みがある、ESを添削をしてほしいなどあれば、友達追加をしてお気軽にメッセージを送ってみてください。
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