小売業界とは?魅力から動向まで徹底解説!【2021最新版】

 

皆さんこんにちは!

CLUTCH TIMES編集長です!

 

 


就活生
  • 小売業界って具体的にどんな業態があるの?
  • 気になるけど将来性とか課題とかはどうなんだろう…。

 

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな皆さんに向けて、小売業界について解説していきます!

(1)小売業界をわかりやすく解説!業態と仕事内容

小売業界は大きく分けると、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、専門店の4つです。

各業態の特徴と具体的な企業例について解説します!

➊百貨店

多様な商品を店頭に陳列して販売し、大型且つ都市型店舗が多いです。

近年は、ネットショップの開設や、日本製の化粧品などを

大量購入する訪日外国人旅行者への接客対応も強化しています。

企業例:三越伊勢丹、高島屋、阪急百貨店、そごうなど

➋スーパーマーケット

食料品を中心に、日用雑貨類を販売する小売業の1つです。

大量仕入れや、セルフサービス方式など人件費を削減することで

低価格販売を叶え、シェアを拡大してきました。

企業例:イオン、イトーヨーカドー、西友など

➌コンビニエンスストア

コンビニは小型マーケットであり、急成長をとげている業態でもあります。

年中無休、24時間営業など長時間営業を行い、

最近では無人レジも導入されつつあります。

経営形態には直営チェーン店と、フランチャイズ制によるものがあります。

企業例:セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキなど

➍専門店

その名の通り、特定の領域の商品を扱うのが専門店です。

家電量販店やドラッグストア、ホームセンターなどが挙げられます。

企業例:ヤマダ電機、ビックカメラ、ウエルシアホールディングス、マツモトキヨシ、サンドラッグなど

(2)知っておきたい!小売業界の魅力

次に小売業界の魅力・やりがいについてご紹介します。

➊お客様との距離が近い

特に販売の仕事であれば、お客様に喜んでもらえること、感謝されることにやりがいを感じている人は多いです。

また、小売業界は食品や日用雑貨など、生活になくてはならないものを販売しているので、お客様の生活の役に立てていると実感できます。

その為、誰かの役に立ちたい、喜んでもらいたいと考えている人には天職と言えるのではないでしょうか。

➋自由な雰囲気と裁量の大きさ

小売業界は比較的、自由な雰囲気で仕事ができます。

例えば店舗設営にあたっても、自分なりに工夫して商品を陳列したりと個人の裁量が大きいのも魅力の1つです。

➌実力主義が徹底している

小売業界では、売上を達成するのが命です。その為、売上UPなど結果を出せばわかりやすく報酬に反映されます。

年功序列でなく、自分の力を試したい!と考えている人には刺激が多く、やりがいを感じるかもしれません。

(3)小売業界の現状と課題

現状と課題①:コロナの影響

業態ごとにコロナの影響は様々である為、業態別でご紹介します。

➊百貨店

国内百貨店の2019年売上高は6年連続で前年割れとなっており、

そこにコロナという逆風が吹き付けました。

ここ数年は、底堅い富裕層需要や訪日外国人客に支えられていましたが、

コロナの影響で訪日客も激減し、店頭売上は大幅に下がりました。

全国の百貨店も次々と閉店しており、デジタルを融合したサービスなど大胆な施策で苦境を乗り越える必要性に迫られています。

➋スーパーマーケット

スーパーはコロナの影響よりも、異業種間との競争の激しさが課題と言えます。

食品需要は底堅いものの、食品を強化しているコンビニやドラッグストアとの競争が激化しています。

また、店舗数は増え続ける一方で、1店舗あたりの売上高は大きく後退しているという現状があります。

今後はネットスーパーの拡張などが生き残る鍵となってきそうです。

➌コンビニエンスストア

コロナの影響で、観光地やオフィス街での売上高が激減しました。

また、在宅勤務によって調理する人が増え、住宅街での売上で激減分を補うことはできませんでした。

コロナ収束後も在宅勤務は一定程度定着するとみられ、明るいニュースは少ないです。

現状と課題②:ECサイトの必要性

ネットショップやECサイトの普及によって、

消費者の購買行動に変化が起こり、小売業界にとっては逆風となりました。

消費の中心が実店舗からインターネットへと変化しつつあります。

その為、ネットスーパーなどのECサイトを強化していくことが

小売業界で必要とされてくると考えられます。

現状と課題③:モノが売れない

今の世の中では、モノが溢れすぎていて

そもそも自社製品が選ばれにくいという現状があります。

また、人口が減っていく日本では、大量生産大量消費の考え方は通用しなくなってきます。

そのような中で、顧客の購買行動や属性に基づき、

パーソナライズ化したマーケティングを強化していく必要があります。

以上のように、新型コロナウイルスをきっかけに、

小売業界は正に変化を求められている業界と言えます。

(4)注目!小売業界の売上高ランキング

ここで、注目したい小売業界の売上高ランキングは以下の通りです。

自分の知っている企業がどのくらいの立ち位置なのか知っておきましょう。

1位:イオン→8兆6042億円
2位:セブン&アイ・ホールディングス→6兆6443億円
3位:ファーストリテイリング→2兆88億円
4位:パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス→1兆6819億円
5位:ヤマダホールディングス→1兆6115億円
6位:三越伊勢丹ホールディングス→1兆1191億円
7位:高島屋→9190億9400万円
8位:エイチ・ツー・オー リテイリング→8972億8900万円
9位:ウエルシアホールディングス→8682億8000万円
10位:ビックカメラ→8479億500万円

ここからは売上高TOP3の企業について解説していきます。

(5)小売業界の注目企業を紹介!

注目企業①:イオン

  • 従業員数:160,227名
  • 平均年齢:47.7歳
  • 平均勤続年数:18.5年
  • 平均年収:864万円

小売業界ではイオンがトップを飾っています。

中小スーパーを取り込み、規模が大きくなっている企業です。

コンビニ「ミニストップ」や、スーパー「まいばすけっと」「マルエツ」「ダイエー」などを運営しており、多角的に事業を展開しています。

他にもデベロッパー事業や、クレジットカードサービスを利用した金融事業など小売以外でも様々な領域で事業を行っています。

注目企業②:セブン&アイホールディングス

  • 従業員数:57,270名
  • 平均年齢:44.7歳
  • 平均勤続年数:19.3歳
  • 平均年収:743万円

何よりコンビニチェーンのセブンイレブンを運営しているのが有名ですよね。

コンビニでありながらも高品質な商品展開で、また自社のPB(プライベートブランド)に大きな強みがあります。

傘下の企業としてはイトーヨーカ堂が有名です。

注目企業③:ファーストリテイリング

  • 従業員数:57,727名
  • 平均年齢:37歳
  • 平均勤続年数:4年
  • 平均年収:901万円

アパレル業界の最大手企業です。

ユニクロやGUなどファストファッションを展開しています。

国内だけでなく、アジアやアメリカ、ヨーロッパなどにも店舗を増やしており、海外でも需要を開拓しています。

(6)小売業界の志望動機のポイント

小売業界の志望動機を書くにあたって、以下の4つのポイントを確認してみましょう。

➊なぜ小売業界なのか

➋なぜその企業なのか

➌具体的になにがやりたいのか

➍その仕事を通してどのような価値観を与えたいのか

これは他の業界の志望動機を書くにあたっても基本になってくる為、

ぜひ参考にしてみてください。

(7)小売業界の職種別志望動機

最後に、小売業界特有の職種を中心に、志望動機を書くコツをご紹介します!

小売志望動機①:販売

小売業界と聞いて一番想像しやすい職種ではないでしょうか。

志望動機を書く時のコツは以下の3つです。

  • コミュニケーション能力があることを伝える
  • 接客バイトの経験がある場合にはそのエピソードを添える
  • 接客を通じてお客様に与えたい価値を語る

お客様と最も近い立場で仕事をする為、コミュニケーション能力が求められます。

接客バイトの経験がある人は、志望動機にも無理なく結び付けることができます。

小売志望動機②:企画・マーケティング

自社の製品を企画、開発、プロモーションを行う職種です。

<p">PB(プライベートブランド)を通じてオリジナル商品を生み出します。

志望動機を書く時のコツは以下の3つです。

  • 情報やトレンドに敏感である
  • 数字を読み取るのが得意である
  • 学生時代に企画をした経験があれば書く

どのような商品・プロモーションであれば顧客が買ってくれるのか?という

視点に立つことが重要な職種です。

上記の経験の他にも、大学でマーケティングを学んだ人はぜひその経験を書いてみましょう。

小売志望動機③:仕入れ・物流

バイヤーとも呼ばれ、商品の仕入れなどを行います。

志望動機を書く時のコツは以下の3つです。

  • バイトなどでの交渉力を培った経験があればアピール
  • 数字やPCに強い事をアピール
  • 管理能力があること

数字に強いのはもちろん、メーカーなどど値段交渉なども行う為、

コミュニケーション能力も求められてきます。

小売業界でも花形の職種である為、志望者が多い職種です。

まとめ

今回は小売業界の実態について解説しました!

業態も幅広く、また職種も上記に挙げた以外にも様々あるので気になった方はぜひ調べてみてください。

また、digmeeではキャリア面談も行っているので、業界に関する悩みなどがあれば、友達追加をしてぜひご相談ください。

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