こんにちは。
みなさんは自己分析は進んでいますでしょうか?
モチベーショングラフや自分史など、自己分析には様々な方法があります。
今回は、自己分析の方法の中でも一風変わったものを紹介したいと思います!
紙と鉛筆があればいつでもどこでもできるので、今まさに授業を聞き流しながらスマホをいじっているあなた!ぜひやってみましょう!
目次
大谷翔平選手もやっていた!?マンダラチャートとは
自己分析の方法として今回紹介するものは、「マンダラチャート」です!
今ではメジャーリーグでも活躍している、プロ野球選手の大谷翔平さんも高校時代に活用しており、非常に重要な役割を果たしたと言われています。

これは目標達成や問題解決するための具体的な行動をまとめるフレームワークです。
長期的な目標を立ててもなかなか続かない…なんて方はたくさんいらっしゃいますが、取り組みやすい具体的な行動を明確にできるので、コツコツ継続することが苦手な方でも活用しやすいと思われます。
就活をこれから始めよう!という方や、最近行きづまってきた…というような就活生には、マンダラチャートを活用してぜひ前に進んでみてください!
書き方の手順を確認!
では実際にマンダラチャートを使う前に、書き方の手順だけ確認しておきましょう。
非常に簡単で分かりやすいフレームワークですので、すぐに理解できるはずです!
『マンダラチャートの書き方・手順』
➀9×9のマスを作り、真ん中に「自分の成し遂げたいこと」を埋める
➁真ん中に隣接した8マスに、「成し遂げたいこと」を達成するために必要な「要素」を書く
➂「8つの要素」を得るために必要な「8つの行動目標」を書く
中央にあなたの成し遂げたいことを書いてスタート!
では実際にマンダラチャートを活用してみましょう!
まず最初に9×9の表を書きます。

定規を久しぶりに使いました。真面目に使いました。
お試しでやってみる方はさくっと書いちゃってください!
青い真ん中のマスには、「成し遂げたいこと」を記入します。
内容は抽象的でも具体的でも構いません。
今回は就活の目標に関連して分かりやすいため、「総合商社から内定」を設定したいと思います。
しかし内定は決してゴールではありません!
内定をゲットしてからも次の目標を設定してマンダラチャートを使ってみてください!

目標達成のための要素をリストアップ
さて次は、「総合商社から内定」を得るための「要素」を洗い出してみましょう。
このとき、マンダラチャートに記入するときは、左上のマスを始点に重要だと思う要素から時計回りに書いていきましょう。
目標達成には様々な要素が絡み合って出来ていることが多いですが、それを一旦整理できるところがマンダラチャートの一つの強みです。
今回は「総合商社から内定」という目標を達成するための要素として、
- 企業研究
- 自己分析
- 選考対策
- 情報力
- 人間性
- OB訪問
- 身だしなみ
- 英語
の8つを挙げてみました。
さっそく埋めていきましょう!

要素を身につけるための行動目標を決める
8つの要素を3×3マスの真ん中に記入したら、次は「要素」を身につけるためにすべきことを洗い出していきましょう。
例えば企業研究でしたら、
- 会社説明会への参加
- 現役社員の話を伺う
- 業界研究
- 競合他社との比較
- 合説への参加
- 経営理念・社風調べ
- 事業内容を確認
- 将来性を分析
などが挙げられると思います。
これらの取り組みには、可能な限り数字や期日を設定しましょう(1ヵ月以内に1回は説明会に参加するなど)。
そして記入する際もまた、大事だと思う順番に左上から時計回りに記入していきます。

全てのマスを無理に埋める必要はありません。
思いつかないものは調べたり、他人からアドバイスをもらうなどして埋めてもらっても大丈夫です。
多少骨は折れますが、残りのマスも埋めていきましょう!
全て埋めると曼荼羅(マンダラ)のような模様に!
そうして埋めた結果、マンダラチャートの中心の「成し遂げたいこと」に対して、8×8で最高64個のすべきことに分解することができました!

これらを続ける・こなすことによって、理論上では目標を成し遂げる道が確立されることになります。
また、このシートを一回書いたら終わりではありません。
新しい気づきを得たら、その都度書き直してもらっても構いません。
定期的に振り返りをすることで、目標にどれだけ近づいているか再確認しましょう!
ちなみに、マンダラチャートはアプリも配信されています。
書くのが面倒だという人は、アプリ版の利用をおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。
就活の自己分析以外にも、中央の内容を変えるだけで問題解決、評価チェックシートなど様々な活用法があります。
人生を豊かにするためにも、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。