【選考対策】直前でも間に合う!-1次面接を通過するポイント-

選考で必ず通らなければいけないのが面接。学生時代に面接を行う機会は少なく、初めてで戸惑う方も多いです。そこで今回は、面接対策として一次面接を通過するためのポイントをまとめてみました!
一次面接とは
そもそも一次面接とは何をを目的として選考を行っているのでしょうか。企業の選考では数百、数千人の応募者数の中から優秀な人材を選んでいかないといけません。
そのため一次面接では「浅く、広く」人を見て、選ぶことを意識しています。
一次面接は何を見ている?
「浅く、広く」という点で一次面接は足切りの意味合いが強いとされています。
そのため、技術面や知識力、思考力という点より、人格面や人の良さといった点に注目しています。
つまり、「いい人そう」な人を採るのです。
また、足切りの意味合いが大きいことから、「最高の学生であるか」より「最低限の学生であるか」という点を見ています。
個性を突出してアピールしていくよりも、無難に優秀さをアピールすることが良いと言えます。
一次面接の特徴
一次面接の面接官は、現場で活躍する若手社員、あるいは人事課の若手社員が担当することが多いです。
面接時間が短いのも特徴で、20~30分で終わります。時間が限られているため、自分の強みや弱み、学生時代に力を入れて取り組んだことなど基本的な質問が多く、変わった質問はされません。
また、以上の点からも印象が採用に大きく関わりやすい選考です。身だしなみや入室時など第一印象を徹底する必要があります。
一次面接で押さえておくべきポイント
- 自己紹介、自己PRなど基本的な質問への回答を用意しておく
- いい印象を持ってもらう(話し方、マナーに気を付ける)
- 自分が優秀であることを裏付けられるエピソードを準備する
- 大学での授業内容や研究内容など学業に関する知識を確認しておく
- 外資系企業を受ける場合フェルミ推定、ケース面接の対策を行っておく
本記事では、基本的な質問への対策、人としてのマナーに焦点を当ててさらに詳しく解説していきます!
一次面接で聞かれる基本的な質問
自己紹介をしてください
大学名、名前、趣味、特技などを伝えましょう。ここでは、志望動機や自己PRに繋げる必要はありません。
自分の強みとそれを実証するエピソードを教えてください
自分の強みであり、それを企業に入ってどのように生かしていくかまで考えておきましょう。
志望動機を教えてください
自分なりの理想にフィットしているかどうかを軸に志望動機を話しましょう。
収入がいい、大企業だからなど、一般的に良いとされていることを述べるのはよくありません。
抽象的な志望動機に当てはまる企業は多数あり、「うちの企業じゃなくてもよくない?」となってしまうからです。より具体的な自分なりの志望動機を考えましょう。
学生時代に力を入れたことは何ですか
何か大きなことを成し遂げている必要はありません。大切なのは論理的に話すことです。
目標、課題、施策、結果をそれぞれ裏付けるエピソードや、なぜ力を入れて取り組んだのかについて深堀りしていきましょう。
最後に何か質問はありますか?
事前に調べて分かる内容、すでに面接で話された内容について質問するのはNGです。
一般的には仕事のやりがいや、自分の志望動機に絡めてギャップがあるかなどについて聞くのがいいでしょう。
その企業ならではの強み、特徴などを聞き出せたら以降の面接で企業特有の志望動機を持つことができるので、有利に進められる可能性がありますね。
エピソードを添えて具体性を持たせる
基本的な質問を答える際のポイントは回答に説得力を持たせることです。具体的な過去の体験や、自分の性格など、エピソードを付け加えることで説得力は一気に上がります。
志望理由に以下の二つの例があったとします。
・「私は教師が好きで教師になりたいと思いました。」
・「私は学生時代に友人関係で行き詰ったのですが、その時の担任の先生に相談に乗ってもらい、楽しい学生生活を送ることができたので自分もそのような教師になりたいと思いました。」
いかがですか?
より志望度が高いと感じるのは後者ですよね。エピソードを付随することで具体的なイメージを持たせ、説得力が生まれています。
話し方に気を付ける
繰り返しになるのですが、一次面接では印象が重要とされています。話し方ひとつで印象は大きく変わります。以下の点に注意して話し方を意識してみてください。
印象をよくする話し方
- ゆっくりと大きな声で話せているか
- 姿勢はしっかり伸びているか
- 自信をもってはきはき話せているか
- 笑顔で話せているか
- 明るく話せているか
印象を悪くする話し方
- 口癖で「えー」、「あのー」などを使っている
- 抑揚がない
- 語尾が荒い
- 長々と話してしまう
- 相槌がない
一次面接は最初の面接です。多少の緊張で話し方が粗雑にならないように練習することが大切です。
一次面接で不合格になりやすい就活生の特徴
- コミュニケーションが苦手
- 自己PR志納同期を暗記しすぎている
- 声が小さい
- マナーが悪い
- 表情が暗い
やはり一般的に印象が悪いような特徴が不合格の要因として最も挙げられていました。
印象が悪くなるような行動はとっていないかいま一度確認してみることが良いでしょう。友人や家族に協力してもらって練習してみるのも効果的です。
まとめ
いかがでしたか?
どんな面接でも、この人と一緒に働きたいかどうかをじっくり見ていることは確かです。自分はどのような人と一緒に働きたいか、どういった人材が社会に求められているのかを自分なりに考えてみることも大切です。
自分の印象はどのようにみられているか、第三者に確認してもらうことで自分では気づけなかった側面も見えてくるのでぜひ協力してもらって実践してみてください。
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