【最強の人事が教える】落とされない面接回答の作り方と面接時のマナーを徹底解説


こんにちは。
みなさんは、就活を始めてから何回ほど面接を経験しましたか?

自分のプレゼンは得意!面接では緊張しない!なんて人はいるかもしれませんが、多くの方は面接に関して何かしら自信のない点があるかと思います。

そこで今回は、よくある面接の質問に対しての回答に焦点を当て、落とされない回答を作るための「型」を伝授します!

紹介する型は人事と分析したものであるため、確実かつ合理的に自分なりの回答を整理することができます。

受け答えの最中に、
「あれ…今自分は何を言っているんだ?」「ちょっと論点ずれてるかも…」
なんて思うこともなくなるでしょう!

 

あなたは、面接の模範解答例をみるだけで満足して終わっていませんか?

面接を前日に控えているときや上手くいかなかったときに、ある質問に対する回答例などを検索したことがあるでしょうか。

もちろんお手本となるような受け答えの例や、模範解答集なるものを参考にすることは大変よい心がけです。
しかしながら、そういう場合にはよく「参考にするだけで終わっていざ本番となっても変化がない」というケースが多くみられます。

大切なことはよくできた回答例を分析し、自分の場合に当てはめる作業になります。
そうすることで、重要ポイントをおさえつつ本番でも自分の考えを上手く話すことができるからです。

そこで私たちが、難しい分析という工程を人事とともに取り組み、みなさんでも簡単に回答を作成できるような「型」にまで落とし込みました!

紹介する型に沿って回答を作成するだけで、簡単にロジックの通った人事の求める回答を作ることができます!

絶対におさえておくべき質問3選!型をもとに回答を作成してみましょう

面接を経験していく中で、必ずと言っていいほど質問される内容として、

 

・学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)

・自己PR

・志望動機

 

の3つが挙げられます。

ではそれぞれの頻出質問について、型をもとに重要ポイントをおさえていきましょう!

【学生時代に頑張ったこと】できるだけ定量的に述べる

ではまず、学生時代頑張ったことについての模範回答をみていきましょう。

私が学生時代最も頑張って取り組んだことは部活動であり、目標に向かって努力することの大切さと喜びを知りました。
競技は野球であり、入部当初はBチームで部への貢献も低い状態にありました。
しかし、Aチームに入ってチームの勝利に貢献したいという目標があったので、一日バットの素振り300回を一週間に5日、の自主練習を一年続けるなどの努力が報われて、Aチームに昇格することができました。得意である打撃を武器に代打を務め、得点を稼ぐことで勝利に貢献し、地方大会進出までの結果を残すことができました。
ですので御社でも、目標を設定しそれを成し遂げていこうと考えております。

ここから分析できる重要ポイントは、どれだけ事実に即した経験が述べられているか、そしてできるだけ定量的に説明されているかがポイントとなります。

上記の回答では、努力の過程が数値を用いて分かりやすく、その結果も論理立てて述べられています。

まとめると、「学生時代頑張ったこと」の型としては、

1何を頑張ったのか

2その事実(数値を用いて定量的に)

3結果

4経験から会社に活かせること一言

の流れで書くのがベストです。

【自己PR】強みの裏付けをしっかり述べる

次に、自己PRについての模範回答をみていきましょう。

私の強みは忍耐力です。
私はアパレル店でアルバイトをしていますが、今では働き始めてから3年経ちます。
店長や上の者は厳しく、覚えることもたくさんあるため当時は1ヵ月に3人は辞めるほど厳しい職場でした。しかし私は辞めずに向き合おうと決心し、注意された点や覚えていない点はメモをとって定期的に確認する、1時間に10人以上に話しかけて3万円以上を購入してもらうという自分でのノルマを設定し、それを毎シフト時に実践しました。結果、その努力の甲斐あってか、2年後にはバイトリーダーを任されるようになり、周りからも頼られる存在になっていると自負しています。
この忍耐力を御社でも活かし、どんな仕事でも努力して乗り越えていきたいと考えております。

ここから分析できる重要ポイントは、自分の強みとしている能力が、実際の経験からしっかり裏付けされているかがポイントとなります。

ガクチカとは、ゴールから逆算的にアクションしていたか目標に向かって努力していたかであるのに対し、自己PRは、ガクチカから抽出した、抽象化された能力を述べることが大切です。

上記の回答では、忍耐力とその能力を得られた理由が、具体的な経験をもとに裏付けされているので説得力があります。

まとめると、「自己PR」の型としては、

1自分の強み

2その強みを得られた経験(具体的に、定量的に)

3強みを会社にどう活かすか一言

流れで書くのがベストです。

【志望動機】原体験を述べる

最後に、志望動機についての模範回答をみていきましょう。

私はファッションは人を明るくするものだと信じており、御社に入社して商品を販売することを通して人を笑顔にしたいと考えています。
なぜそう考えているのかというと、アルバイト時代はアパレル関係に勤めており、接客を通してお客様が商品を手に取り喜ばれる姿をみて、自分もこのような商品の企画をしたい・もっと多くの人に届けたいと強く感じたのがきっかけです。
また、御社の経営理念である「服で人を楽しませる」というテーマにも大変感銘し、ぜひそのビジョンの下で働きたいと思いましたので志望させていただきました。

ここから分析できる重要ポイントは、なぜその会社を志望するかに至った原体験が述べられているかがポイントとなります。

上記の回答では、アルバイト時代の経験で得られた自分の考えが、会社とマッチしているからという流れになっています。
よくある減点される回答は、企業の経営理念・社風に惹かれたから、ということについてしか触れていない回答です。
志望動機では、必ず原体験を盛り込むように心がけましょう。

また、ベンチャー企業と大手企業では傾向が若干異なります。
ベンチャー企業では、前述の原体験と志望動機がつながっているかを特に気にします。
しかし大手企業の場合、もちろん原体験のつながりも見ていますが、企業の唯一性があるかどうかを気にする傾向があります。

企業の唯一性とは、いわゆる「他の企業ではなくなぜうちなのか?」であり、大手企業の面接を受ける場合、その点についても言及できるように準備しておきましょう。

まとめると、「志望動機」の型としては、

1回答の要約

2自分の考え、原体験

3会社の理念との一致

の流れで書くことがベストです。

面接時の基本マナー

適切な回答の仕方は学びましたが、そもそもの面接の流れに沿った、マナーなどの基礎がしっかりしていなければ印象は良くありません。

したがって、訪問から退室までの基本マナーをおさえておきましょう!

【訪問】

会社への訪問は、心を落ち着かせるためにもゆとりをもった時間に到着しておきましょう。
しかし、早すぎる到着もマナー違反となります。
目安は大体約束時間の10分~5分前には受付に申し出るようにしましょう。

受付後は控室に通されるケースもあります。
気を抜いてだらだらすることがないよう、面接のイメトレをするなどして静かに待機しましょう。

【入室】

入室時は、ドアを3回ノックし、「どうぞ」と言われてから部屋に入るようにしましょう。
ドアを閉めるときは、ドアに向き直って静かに閉めます。後ろ手でドアを閉めることはマナー違反となるので注意です。

入室したら、「本日はお時間をいただきありがとうございます。○○と申します。宜しくお願い致します。」などと挨拶をして、「どうぞ」と言われてから腰掛けます。
カバンを持っている際は、椅子のすぐ横に置きましょう。

【面接中】

面接官の多くは態度や話し方、表情を見ています
面接中の姿勢は背筋をのばし、手は軽く両ひざの上に乗せておくのが基本姿勢となります。
身ぶり手ぶりはしても大丈夫ですが、不自然にならないように気を付けましょう。

目線は面接官に向けるようにします。
緊張するかもしれませんが、目をそらしたりうつむいたりして話すと自信がない印象を与えてしまいます。
日頃から人の目を見て話すことで練習しておくといいかもしれません。

【退室】

面接が終わっても気を抜いてはいけません。
椅子の横に立ち、「ありがとうございました」と面接官に向かってお礼を伝え、ドアの前でも最後に一礼して退室します。

エレベーターまで見送られるケースには、エレベーターのドアが閉まるまで頭を下げておくと好印象をもってもらえるでしょう。


いかがでしたか。まとめ

就活をする上で面接からは逃れられません。
面接に自信がもてるよう、事前準備をしっかり行っていきましょう!

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