就活生のみなさんこんにちは!
就職活動の進捗はいかがでしょうか?
就活を進めていく中で、ある程度業界を絞り始めた学生も多いかと思います。
本記事は、IT業界に絞った方、またIT業界に興味がある方に向けたものとなっています。
・ITには興味があるけれど、難しそうだしやめとこうかな…
・ITの中でも、内定が取りやすい職種は?
このように感じている方や、このような疑問がある方は是非ご覧ください!
目次
内定を早めに取るメリット
キャリコレでは「内定を取ること」をゴールには設定しておりません。
しかし、就活生のあいだで、内定を取ることを一時的なゴールにすることを否定しているわけではありません。
そして、早めに内定を取っておくメリットがあります。どのようなメリットがあるのでしょうか?
・選考で有利な交渉材料になる。
・精神的な楽な状態で本命に臨むことができる。
・早期内定者は意識が高い人が多く自分のモチベーションも高くなる。
これらのメリットがあります。
この点についてより詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
IT業界の就活実態
「IT業界って難しそう…」と思う就活生も多くいらっしゃると思います。
IT業界は実際にどのような倍率になっているのでしょうか。また、どのような人材を求めているのでしょうか。
IT業界の求人倍率は?
出典元:株式会社リクルート,第35回ワークス大卒求人倍率調査
いわゆるIT業界である情報処理・通信技術者の求人倍率は2.77倍となっています。
これはかなりの人手不足であるということです。
IT業界に限らず、全体的に有効求人倍率は高くなっています。この数字が上がれば、就職状況が良い、売り手市場であるということです。20卒の大卒求人倍率は1.83倍となっています。この数字は2010卒以降で2番目の高さとなっています。
全体的に高い水準になっていますが、このなかでも高いのが、専門的・技術的職業の有効求人倍率です。情報処理・通信技術者もこのなかに含まれます。
IT業界での重要なスキルは?
IT業界の現場で使われるスキルは幅広いものになっています。一見、黙々と一人で作業を進めるようなイメージですが、ある程度の規模のプロジェクトになればチームで動くことが多い傾向にあります。近年、IT革命が起き、規模の大きいシステム開発やインフラ整備が増えてきています。その際には、チームで意思疎通を取る力も重要になってきます。
そこで、求められるスキルとして、コミュニケーションスキルやカスタマースキルといったものが挙げられます。
プログラミング技術やネットワーク関連の専門知識などももちろん重要なスキルになりますが、新卒に求めるスキルとしては、コミュニケーション能力が重要になってきます。
IT業界の職種って?
近年のインフラ整備に欠かせない存在になったIT技術ですが、年々業態が複雑化しています。
本記事では、IT業界を大きく4つに分類し、それぞれの業種で代表的な職種をご紹介します。
インターネット業界・Web業界
代表的な職種として、WebデザイナーとWebディレクターがあります。
情報処理サービス業界
代表的な職種として、ITコンサルタントとセールスエンジニアがあります。
ソフトウェア業界
代表的な職種として、プログラマー、システムエンジニアとネットワークエンジニアがあります。
ハードウェア業界
代表的な職種として、組込みシステムエンジニアがあります。
本記事では4つに分類しましたが、実際にはまだ業種と職種があります。
ただIT業界を志望するだけではなく、その業態や職種までを考えられるかが、今後のキャリアにおいて重要になってきます。
また、繰り返しになりますが、新卒に求める能力は高いものではありません。IT技術よりもコミュニケーション能力などの一般スキルが重要になってきます。
今後不足する人材
「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」(平成28年)経済産業省より
上の図を見てわかるように、今後「量」・「質」ともに特に大幅に不足すると見込まれる人材は、「ビッグデータ」、「IoT」、「人工知能」、「ロボット」に関する人材です。調査時期が少し古いものになっていますが、2020年には約4.8万人の先端IT人材が不足することが見込まれています。
また、情報セキュリティ人材に関しては、2020年には約19.3万人の人材不足が見込まれています。
今後も市場の拡大が見込まれているため、さらなる人材不足が見込まれています。
まとめ
いかがでしたか?
IT業界といえば、「難しそう」であったり、「ITの技術なんか持ってないし…」といった理由で見ない方が多いように感じます。
本記事を読んで、IT業界の人材不足はどうなっているか、実際の職種ってどういったものがあるのかを理解していただき、
少しでもIT業界に興味を持っていただければ幸いです。