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大手とベンチャーの違いを徹底分析
この記事を読んでいるあなたはベンチャーか大企業どちらを自分のファーストキャリアにしようか悩んでいると思います。
今回は案外わかっていないベンチャーと大企業の違いについて3つの観点から解説していきます。
大企業とベンチャーの働き方の違い
大企業とベンチャーのメリット・デメリット
それぞれの年収比較
大企業とベンチャーの働き方の違い
大手とベンチャーの一番大きな違いは、「働き方の違い」です。こちらについて詳しく解説していこうと思います。
大企業の働き方
1プロジェクトに対してチームを組む
一つのプロジェクトに対してチームで取り掛かかることが多いのでチームワークが非常に重要です。
1プロジェクトの規模感が大きい
他の大企業との共同プロジェクトや、国家単位でのプロジェクトに関わる企業も存在します。
- 商品の知名度が高いことから営業活動がスムーズに進む
営業で一番しんどいことが商品の認知してくれていないという点です。基本的に企業で商品を開発したら認知してもらうことが最初のミッションです。しかし大企業はわざわざそこに注力しなくても認知が高まってくれます。これは営業にとっては非常にやりやすい環境となっています!
- 人数が多い分スピード感がない
出世や昇給もベンチャーに比べたら遅いです。自分のだした功績がすぐには評価されにくい組織といえますね。スピード感よりも規模感が大きな仕事をしてみたいという方は大企業に向いていますね!
ベンチャーの働き方
ベンチャー企業の働き方は大企業とは対照的です。
- チームは組まず1人でプロジェクトを完遂する
やはり一つのプロジェクトの規模は小さくなりますが、プロジェクトには基本的にチームは組まず個人でこなしていくので、プロジェクトの始まりと終わりを自分で経験出来ます。
この経験は将来独立を考えている方には必須なものだと思います。1企業の社長をするのであれば、仕事の始まりと終わりが見えてなければビジネスなどできようもありません。
- 従業員が常に転職先を探している
今いる企業で生涯働き抜こうと考えている方が少なく常にネクストキャリアのことを考えて仕事を行っている方が多いです。
- 仕事の膨大さから精神的にも肉体的にも疲弊しきってやめていく人が多い
これが皆さんが持っているベンチャー企業のイメージに一番近いのではないでしょうか?日常の仕事が激務ですので、それに耐えられずやめていく方は多いです。しかし、あなたが仕事が好きでばしばし働きたいと思っているのであればベンチャー企業は非常に魅力的な企業でしょう!
大企業とベンチャーのメリット・デメリット
大企業
メリット
- 社会的な信用があるから若くして、多額の住宅ローンが組める
- 福利厚生が充実している
- 大規模な仕事をしている
デメリット
- スピード感、裁量権がない
- 職種が選べない
- 成果が給与に反映されない
会社が社員のことを守ってくれるが、その分制限が多い企業です。中でも自分のつきたい職につけないことが多々見受けられます。例えば、自分はマーケティング職希望で入社したのにも関わらず、実際は営業として働いている。等々、、、すでに自分がつきたい職が明確な方は大企業はあまりおすすめしません。
ベンチャー企業
メリット
- 裁量権がある
- 昇進しやすい
- 人数が少ない分1人1人との絆が強い
デメリット
- 個人の仕事量が多い
- 責任が大きい
- 会社の規模感が小さい
大企業に比べて裁量権を与えてもらえるが、その分仕事に対する責任も大きくなり、精神的な疲労が増加します。
しかし、自分のやりたい仕事をやらせてもらうことができるので毎日楽しく働くことができます。
自分のやりたい仕事が決まってなかったり、ばしばし働くのがあまり好きではないひとはベンチャー企業には向いていないと思われます。
大企業とベンチャーの年収比較
今回は20代の平均年収を比較してみたいと思います。
20代の平均年収
- 大企業 453万
- ベンチャー 約400万
こうしてみると大企業もベンチャー企業も年収に大きな差はありませんね。
しかしここで忘れてはならないのは、ベンチャーは出世のスピードが早いことです。なので20代で部長についている方も珍しくありません。部長クラスの年収は1000万は超えてくると言われています。このようにベンチャー企業が年収の差が大きいです。
しかし大企業は出世のスピードも遅いので同年代でそこまで大きな差は出ません。なのでこの平均年収が自分の年収と考えていいでしょう。若いうちからばしばし稼ぎたい方はベンチャー企業、安定して稼ぎたい方は大企業に向いているでしょう。
まとめ
大企業とベンチャー企業の違いはわかってもらえたでしょうか?
同じ会社なのにここまで差が出るのは面白いですね!
この記事を参考に自分にあったファーストキャリアを歩みましょう!