【ES対策】学歴フィルターは存在する?学歴で見られているポイント
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!

- 学歴フィルターは本当に存在するの?
- 学歴基準で判断する企業を避けるにはどうしたらいい?
そんな疑問が思い浮かぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに学歴は客観的に判断する指標になりますが、それが全てと思われるのは悔しいところです。
そこで、今回は学歴フィルターの疑問、そして避ける方法を解説していきます!
(1)ESにおいて学歴フィルターは存在する?
そもそも学歴フィルターというのは、学歴を選考基準にし、学生をふるいにかけることです。
つまり、ある一定の学歴を満たしていないと早い段階から選考のチャンスがもらえない、という状況が起こり得ます。
結論から申し上げると、このような学歴フィルターが存在しているのは事実です。
高学歴の学生には「空席」、それ以外の学生には「満席」と表示される某企業の説明会など、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
しかし、学歴が就活に関わってくるとしても、それが全てではありません。
あくまで判断基準の1つとして、企業が用意している場合もあるということを認識しておきましょう。
(2)【ES】学歴フィルターを設ける理由
では、なぜ企業は学歴フィルターを設けているのでしょうか。
その理由の根本にあるのは、採用活動の大幅な効率化のためです。
大手企業や人気企業であれば、ESの数などエントリー数は千単位まで上ります。
そんな中からある程度優秀だと思われる学生を学歴を基準に絞りこむことで、効率的に採用活動を進めようとしているのです。
しかし、学歴というのは名前のステータスだけでなく、以下のようなことを想像して判断基準になっている場合が多いです。
➊難関大学に入るだけの努力を今までしてきた・その気概がある
➋要領よく勉強する力がある
➌諦めない粘り強さがある
もちろん、全員に上記3つが全てあてはまるわけではありませんが、このように大学に入るまでの努力を企業は読み取って判断しようとしています。
しかし、「学歴がある=優秀・活躍できる」とも限りません。最終的に重要視されるのは、貴方の本質的な部分です。
この記事でも学歴フィルターに振り回されないような対処法を紹介していくため、ぜひ参考にしてください。
(3)【ES】学歴フィルターの気になる基準
とは言えども、学歴フィルターの基準は気になるところです。ここでは学歴フィルターの3つの基準について解説していきます。
学歴フィルターの基準①:大学の偏差値
学歴フィルターに引っかかるか否かは、偏差値50がボーダーラインと言われています。
こちらはあくまで目安に過ぎませんが、偏差値50以下の大学の就活生であると、大手企業や人気企業では学歴フィルターに引っかかってしまい、
選考に不利になってしまう場合もあります。
学歴フィルターの基準②:国立・関関同立・早慶上理・GMARCH
次に、国立大学や、関関同立・早慶上理・GMARCHとネーミングで括られている大学についてです。
基本的に、これらの大学は学歴フィルターにひっかからないと言われています。
「学歴フィルターに引っかからない42校」としてまとめられることが多い、具体的な大学名のリストは以下の通りです。
【旧帝国大学】
東京大学、京都大学、東北大学、九州大学、北海道大学、大阪大学、名古屋大学
【その他の国公立大学】
一橋大学、筑波大学、東京工業大学、東京外国語大学、お茶の水女子大学、東京医科歯科大学、電気通信大学、首都大学東京、東京農工大学、横浜国立大学、横浜市立大学、埼玉大学、千葉大学、名古屋市立大学、大阪府立大学、大阪市立大学、神戸大学、大阪外国語大学、奈良女子大学
【私立大学】
早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、東京理科大学、芝浦工業大学、国際基督教大学(ICU)、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学
学歴フィルターの基準③:大学院(理系)
上記の偏差値や大学名以外でも、理系・研究職の場合だと専門的な知識を求められるため、学部卒であると学歴フィルターに引っかかる場合もあります。
やはり、専門的な研究・技術が必要となってくる場合ですと、「大学院を卒業しているか否か」も重要な判断基準になります。
自分の志望する企業や職種などによっては、大学院卒であるという視点も
学歴フィルターの判断基準になり得ることも覚えておきましょう。
(4)ESを書く前に学歴フィルターを見極める方法3つ
ここからは、自分が志望する企業に学歴フィルターがあるのかを判断する3つの方法についてご紹介します。
少しでも学歴フィルターに不安がある、また学歴フィルターに振り回されず時間を有意義に使いたいという方はぜひ参考にしてみてください。
方法①:自分の大学が採用されているか
もし、採用実績校に自分の大学が掲載されていれば、その企業の採用ターゲット校になっている可能性が高く、
学歴フィルターでふるいにかけられる可能性は低いと言えます。
採用ターゲット校とは、企業側が重点的に採用したいと考えている大学のことを指します。
採用実績校は、採用サイトや四季報に載っているため、ぜひ確認してみましょう。
方法②:採用実績に同程度の偏差値の大学があるか
仮に採用実績校に自分の大学の名前が載っていなかったとしても、
自分の大学と同程度の偏差値の大学の名前が載っていれば、学歴フィルターがない可能性が高いです。
自分の所属している大学だけでなく、同程度の大学名もチェックしてみてください。
方法③:リクルーターがついているか
自分の志望する企業に、リクルーター面談が用意されているかを確認してみましょう。
リクルーター面談とは、その企業で働いている同じ大学出身の社員が就活生をサポートし、
優遇選考ルートにのせるシステムのことです。
この仕組みを利用している企業は大学繋がりで学生を採用しようと考えているため、
学歴フィルターもあると考えた方が無難です。
(5)学歴フィルターを打ち破れ!今からできる対策3選
だからといって学歴フィルターのせいで受けたい企業を諦めるのは悔しいところです。
そこで、「学歴フィルターを突破したい!」と考える就活生に向けて以下3つの対策を伝授します。
学歴フィルター対策①:OB・OG訪問を行う
実際に、志望している企業の社員にOB・OG訪問を行い、学歴以外の自分の魅力を知ってもらいましょう。
企業側に「この学生は将来有望である」と判断してもらえる、もしくは可能性を感じてもらえれば、
選考に残れることもあります。
学歴以外のアピールポイントとしては、基本的なマナー・礼儀、コミュニケーション能力、論理的思考力などの面です。
企業が開催するインターンや説明会などに参加した際にも、グループワークや質疑応答などを通して自らのポテンシャルをアピールできるよう、意識してみてください。
▼OB訪問に関する記事はこちら
学歴フィルター対策②:筆記試験対策をする
企業によっては学歴フィルターではなく、筆記試験や適性検査の結果によって足切りを行う場合もあります。
また、大手企業や人気企業を勝ち抜きたいならば、筆記試験対策は必須です。
何故なら戦わなければならない相手は、難関大学の大学生たちだからです。
学歴フィルターで選考から漏れてしまっても、筆記試験で落ちることのないよう徹底的に対策しましょう。
▼筆記試験に関する記事はこちら
学歴フィルター対策③:学歴以外の経験を積む
学歴以外の面で強みを作れるように、経験を積んでみるのも1つの手です。
こちらは行動に移してすぐに結果が出るとは限りません。
しかし、その過程で成長できた経験は必ず就活だけでなく、今後の人生にも活かされてくる唯一無二の経験になります。
何か目標を一つ定めて、自分の自信につながるような経験を積んでみてください。
まとめ
今回はESなどの段階で判断される、学歴フィルターについて解説しました。
学歴フィルターに振り回されず、有意義に時間を使えるようにぜひご紹介した内容を参考にしてみてください。
また、digmeeでは就活の相談を承っています。
少しでも悩みがある方は、まずはCA(キャリアアドバイザー)に相談してみることから始めてみませんか?
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