第三次人工知能ブームを迎え、国内外でAI市場が拡大していく中、これからの日本をAI技術で支える有力企業4選を紹介していきます。
目次
産業用ロボット技術のベンチャー企業。ロボットは従来プログラミングをしないと動かず、逆にプログラミングされた動作だけを繰り返すものと定義されてきました。
MUJINは人工知能を用いてロボット自身に動作を考えさせることに成功。これによって、物体の形状や位置の変化にも対応できるロボットの開発に成功しています。
また、近年では人工知能を活用し、倉庫オペレーションの自動化、可視化、および配送計画の最適化までの実現を目指しています。AIによって24時間稼働し続ける倉庫が生まれる日も近いかもしれません。
推定平均年収
技術営業 539万円
エンジニア 712万円
UI/UXデザイナー 640万円
LINE
人工知能技術を活用して、対話が可能なスマートスピーカー「クローバ」シリーズを製品化。会話を繰り返すことで適切な会話を覚えていきます。また、各家電と連携し、音声による操作を行うことができます。
ラインサービスについても、話しかけるだけで無料通話やメッセージの送信も行えます。
最近ではディスプレイ付きのデバイスもリリースされ、顔認証など画像認識の技術にも力を入れていることが分かります。
推定平均年収
716万円
KDDI
言語処理に特化した人工知能の開発を行っています。KDDIがリリースしたチャットボットでは、コンシェルジュの代わりとして問い合わせに対応することができます。
またECなどにおいてもユーザごとに推奨する商品を自動で選定してメッセージを送ることができます。
推定平均年収
930万円
ソフトバンクグループ
人型AIロボット「ペッパー」を開発。会話を重ねるごとにバリエーションを増やすことができます。さらに、顔と名前を判断し覚えて状況に応じた返答を可能にしています。
人工知能を用いたビッグデータの解析を行うプロダクトの開発も行っており、様々な予測を立てることができます。
例として、小売業であれば売り上げ予測、サービス業であれば来場者数の予測などを行うことができます。
推定平均年収
950万円
プリファードネットワークス
人工知能の開発に専業しており、交通システム、製造業、バイオヘルスケアを主な事業領域としています。
交通システムでは自動運転およびコネクテッドカーに関する技術の研究開発を行っています。近年ではトヨタとの共同開発を行いぶつからない自動車を開発しました。
製造業では、物体認識・制御・異常検知・最適化技術の研究開発を行っています。ファナック、日立製作所と共同研究を行っています。
バイオヘルスケアでは医用画像の解析、血液によるガンの早期診断技術の研究開発を行っており、国立がん研究センター等と共同研究を行っています。
推定平均年収
1000万円
まとめ
いかがでしたか?
人工知能の発展に伴い、業界の枠を超えて様々な企業が業務提携を行っています。国内でのAI市場もますます拡大していることから、いずれも今後の発展が見逃せない企業です。
紹介した企業以外にもまだまだ人工知能技術に参入している企業は多くあります。これから発展していく新技術に貢献したいという方は挑戦してみてはいかがでしょうか。