就職活動の時によく聞くエンジニアですがエンジニアって具体的にどのような仕事をしているか知っていますか?
また、一概にエンジニアといっても様々な種類のエンジニアがいます。
この記事では、“押さえておきたいエンジニアの業務内容”について述べていこうと思います。それではまず、エンジニアとは一体なんなのかから見ていきましょう!
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目次
エンジニアとは
エンジニアとは主に工学(エンジニアリング)の分野においての専門的な技術を持つ技術者全般を指します。IT技術が進んだ現代ではITの専門知識やスキルを持つITエンジニアが活躍しています。
エンジニアは、生産が伴う産業全てに存在していると言っても良いほど欠かせない職業となっています。
エンジニアの種類
一口にエンジニアといっても様々な種類があります。今回はITエンジニアについて詳しく見ていこうと思います。
一つのシステムを開発する流れは、
① クライアントと打ち合わせをして“システムエンジニア”がクライアントはどのような要求をしているのかを分析し、システム全体の設計を行います。
② 要求分析の内容をまとめます。
③ システムをどのように構成していくのかを決めて基本設計をしていきます。
④ プログラミングをするためにどのような機能を付けるかなどの詳細を設計します。
⑤ それをもとにプログラマーが実際にプログラミングを行います。
⑥ システムが動作するのかをテストします。
⑦ システムを実際に稼働させます。
この流れのなかで多数のエンジニアが関わりシステムを作り上げています。
システムエンジニア(SE)
コンピュータの提案から設計・開発・テストまでの一連の流れに携わるエンジニアです。ソフトウェアエンジニアとも呼ばれています。
基本的に、プログラミングはプログラマー、テストはテスターが行いますが、場合によってはエンジニアがプログラミングやテストに参加することもあります。
SEはクライアントの要望と予算や納期などを加味してなるべく要望を満たすことのできるようなシステムを提案します。ここに腕の見せ所があります。
また、クライアントの問題を説明しなければならなかったり、チームをまとめたりしなければならないので、コミュニケーション能力は重要となっています。
プログラマー
プログラマーとはコンピュータを動かすプログラミング言語を用いて、様々なシステムやソフトウェアを作る仕事です。
SEが書いた仕様書に基づいてプログラマーがプログラミングを行います。
また、仕様書通りにプログラミングしてもうまく実行できない時があります。その時は仕様書の不備を見つけ、指摘することも重要な役割の一つです。
Webエンジニア
主な仕事内容は、Web上で提供されるシステムに特化したプログラミングを行うことです。仕様書などに基づいてWebサイトを制作します。
また、中にはサイト制作だけにとどまらずWebサイト公開後の保守(メンテナンス)や、SEOなどの集客のためのマーケティングを一手に担うエンジニアもいます。
ネットワークエンジニア
コンピュータネットワークのシステム構築や保守管理などを行う技術者のことを指します。
仕事内容としては、大きく分けて、
- ネットワーク設計
- ネットワーク構築
- ネットワーク監視、運用
の、3つに分類することができます。これらを一貫して一人で担当することも珍しくありません。
ITエンジニアだけでなく、他にも様々なエンジニアがおり、
モーターエンジニアや航空エンジニア、化学系に関してはケミカルエンジニアや材料工学エンジニアなど多種多様のエンジニアが世の中にはあります
どんな能力が必要?
確実に必要となるのは専門的な知識です。さらに、プログラミングを行うためには、論理的な思考が大切です。物事を順序立てて考えることができなければ勤まりません。
また、作業のほとんどは一人で作業を行い、エラーが出るたびに修正していかなければならないので、最後までやりきる根気も必要となります。
さいごに
Web・IT業界は著しく変化しており、エンジニアの需要は高まっています。
エンジニアとして活躍するためには常に勉強を続けていく必要があります。
言い換えると、自分の努力次第で活躍することができるようになる世界です。
コンピュータに関心のある方は、エンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。