金融業界の志望動機を作ろう!【すぐに使える例文付き】

 

皆さんこんにちは!

CLUTCH TIMES編集長です!

 

 


就活生
  • 金融はどんなことを志望動機に書いたらいい?
  • 志望動機のコツが知りたい!

 

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな皆さんに向けて金融業界の志望動機について、実際の志望動機も交えながら解説していきます!

(1)金融業界の業種別志望動機例文

志望動機例文①:銀行

企業経営を支援するには、多種多様な金融ニーズにスピード感を持って対応することが必要だと考えております。貴行はその点スピードを重要視した経営をされており、日本を支える中小企業向け貸出を開発、提供することで中小企業を成長させ、日本経済に大きく貢献されています。両親も中小企業の経営者であるため、貸出を受けることが事業の拡大に与える影響を肌で感じてきました。以上の理由から貴行を志望いたします。(194文字)

この志望動機例文は200文字以内の際に使えます。

この例文では銀行でしかできないこと、またこの企業でしかできないことがしっかり志望動機に組み込まれています。

志望動機例文②:証券

豊富な中小企業向けの商品を持つ貴社で、営業として貢献したいと考えております。 私はゼミを通して中小企業の経営者と話し、各企業でインターンシップをさせていただきました。この経験から、中小企業経営者の金融商品に対する期待と、信頼を勝ち得ることの重要性、そして数字という客観的な価値で返す喜びを学びました。これらの経験から、より多くの中小企業に対し、証銀連携したサービスを持つ貴社を志望いたします。(195文字)

こちらも文字数制限が200文字以内の際に使える例文です。

ただ企業の特徴を書き連ねるだけでなく、自らの体験と絡めて記述されている為、完成度の高い志望動機文となっています。

志望動機例文③:生命保険

幼少期、私の母は乳がんを患いました。幸せだった日常生活が崩れていくような不安を子供ながらに感じました。幸い早期発見であったこと、がん保険に加入していたため費用を気にせず必要な治療を受けることができました。この時に、その保険商品があることによって家族の「安心」を守ることができるのだと痛感しました。数ある生命保険会社の中でも多様なニーズに答えられるような保険商品を開発され、今後も幅広いニーズに応えていく企業だと考えております。ご契約者様の人生を第一に考えるという貴社の理念に共感し、私も多くの人の「安心」を守れる働きをしたいと思い、貴社を志望いたしました。(278文字)

こちらの例文は300文字以内の際に使えます。

自らの体験、そして企業の特徴を押さえており、説得力のある志望動機文となっています。

300文字程度であれば自らの体験もしっかり交えながら書いてみましょう。

志望動機例文④:損害保険

私は損害保険を通じて、多くの人の安心した生活を守りたいと考え、貴社を志望いたしました。貴社では様々なタイプの保険商品を展開しており、中でも低い保険料からでも入れる保険プランに強みがあります。私は幼い頃に交通事故を経験し、事故を起こしたのは車を運転していた父でした。幸いにも物損だけで済み、また貴社の保険に加入していたことで、さまざまなサポートを受け、事故後も今までと変わらない生活を送ることができました。実体験から学んだ保険の大切さをお客様に伝えることで、少しでも多くの人に保険商品を提供し、貴社に貢献したいと考えています。(262文字)

こちらも300文字以内の志望動機で使える例文です。

先ほどの生命保険の例文と同じく、「なぜこの業種なのか」が自分の体験と共に記述されていると説得力のある志望動機に仕上げることができます。

志望動機例文⑤:信用金庫

私が貴庫を志望するのは、貴庫での仕事を通し、○○市の今後の発展に貢献したいと考えたからです。学生時代のゼミでは、○○市の地域おこしについて研究し、意見交換会や地域行事などにも参加させていただきました。その中で、貴庫が意見交換の場などに積極的に参加し、地域貢献を追求されていると気づきました。また、地域おこしには金融が果たす役割も大きいことを知り、ぜひ貴庫で金融に携わりながら貢献したいと考えております。(199文字)

この例文は200文字以内の志望動機で使えます。

もし300文字~400文字程度まで書ける場合は、地域おこしに関するエピソードを具体的に述べることで、印象付けることができます。

志望動機例文⑥:外資金融

貴行を志望する理由は、2つあります。1つ目は、ビジネスの内側から日本企業の成長を支えることで人々の生活を豊かにしたいと考えてるからです。高齢化社会が進み、海外に比べ投資への比率が低い日本は、今後の取り組み次第で「貯蓄から投資」への流れを加速することが出来ると考えています。その中でも国内に広大な情報網と顧客基盤を持ちながら、グローバルな情報と商品力を兼ね備えた貴行の強みに私は大きな可能性を感じています。2つ目は、多岐にわたる業界と携わることで自身の視野を広げ、一人のビジネスパーソンとして世界で活躍できると考えたからです。私は留学中、現地法人の副社長として働く日本人を目の当たりにし、世界でも勝負できる知見を身に付けたいと考えるようになりました。貴社の持つ広範なネットワークを用いて、付加価値の高い情報及び質の高い金融商品を提供していきたいです。(374文字)

こちらは400文字以内と、やや長めの志望動機例文です。

1つ目の理由でその企業でしかできないことを、2つ目の理由では自らが志望するに至るまでの経緯が具体的に書かれている為、完成度の高い志望動機文となっています。

外資金融は競争率が高い為、周りと差別化できるようにしましょう。

志望動機例文⑦:カード会社

私は、仕事を通して多くの人の役に立ちたいと考えております。貴社のセミナーに参加させて頂いた際に、カード業界の将来性と社会への貢献性、貴社の挑戦する姿勢に感銘を受け、志望いたしました。現在の日本に残された80%強の現金マーケットには開拓する余地があります。特に小額決済の際にカード利用率が低い点に興味を持っています。私自身、小額決済を現金で行うことが大半です。私を含むカードを利用しない消費者に向けて新たな決済シーンを提供することで、ライフスタイルの変革に挑戦したいと感じました。私は貴社と共に、「安心で豊かな消費生活の実現」に貢献し、自身も成長していきたいと思います。(283文字)

こちらの例文は300文字以内の志望動機で使えます。

志望する理由だけでなく、業界に関する自らの考えを連ねている為、その興味・関心の高さをアピールすることができます。

業界に関する知識は今から収集すると、説得力のある志望動機を作る手助けになってくれます。

志望動機例文⑧:リース会社

私はリース業の立場から企業を支えたいと思い、貴社を志望しました。中でも貴社は新規リース商品の取り入れも早く、新しい分野にもチャレンジしやすい環境が整っています。私は大学時代にイベントサークルに所属し、企画をいくつも立ち上げ新しいことに挑戦してきました。市場のニーズを読み取り、売れる商品を見つけるなど、挑戦していくことで貴社の実績に貢献したいと考えております。(180文字)

こちらは200文字以内の際に使える例文となっています。

文字数が多く書ける場合には、自らの体験をもっと具体的に記述することで、唯一無二の志望動機を完成させることができます。

(2)実際の志望動機例を活用しよう

志望動機①:三菱UFJ銀行

私は困っている誰かの助けになる仕事をしたいと考えています。銀行の仕事はお客様の様々な要望に対し、金融という側面から最も幅広い提案をできるものだと考えています。中でも貴行を志望する理由は、行員の方に魅力を感じたからです。行員の方にお話を伺った際、自分の行動が社会のためになっているのだという自負、そして仕事に対するやりがいや充実感といった部分に感化され、私も貴行の一員として働きたいと感じました。(200文字以内)

三菱UFJ銀行はメガバンクの1つです。

200文字以内となると書けることは限られてくるため、上記のように「やりたいこと」と「その企業でしかできないこと」を結び付けられるようにしましょう。

志望動機②:野村證券

私が貴社を志望する理由は2つあります。それは「無形商材を扱う」と「圧倒的営業スキルが身につく環境」の2つです。私はサッカーを長年続けている中で、サッカーの技術だけでなく、素行や人間性といった部分まで評価される環境にいました。したがって、無形商材を扱うため、自分自身を商材として営業できる金融業界に魅力を感じました。その中でも特に、厳しい環境ではありますが、1年目から責任ある立場として、営業できる点に大変興味を持ちました。以上2点より、貴社を志望します。(300文字以内)

最初に要点を述べることで、読みやすい志望動機となっています。

自分の体験から志望するに至るまでの経緯が述べられており、説得力もあります。

志望動機③:東京海上日動

仕事を通じて企業や人の挑戦と成長を支えたいです。高校時代を海外で過ごした経験から、新たな挑戦には不安やリスクが付き物だと実感しました。この経験を活かした当事者意識を持つことでどのようなリスクがあるかを見極め、企業や人の新たな挑戦のパートナーになりたいです。そして世界で活躍するリーディングカンパニーである貴社で私と同じような海外への挑戦をする人、企業に貢献できるビジネスパーソンに成長したいです。(200文字以内)

自らの高校時代の経験を、損害保険の事業と照らし合わせることで、納得のいく志望動機となっています。

文字がより書けるのであれば、「新たな挑戦には不安やリスクが付き物」と考えるに至った具体的なエピソードを記述できると良いです。

志望動機④:第一生命

私は主将を経験し、部員1人1人に寄り添い、アドバイスや励ましの言葉をかけることでチーム全体を支えることにやりがいを感じました。その経験から、より多くの人々の暮らしをライフステージに寄り添って支え続けられる生命保険業界に携わりたいと考えています。中でも貴社が大手生命保険会社初の株式会社化や積極的な販売チャネル・海外進出を行うなど、お客さまに選ばれ続けるために変革に挑戦し続ける姿勢に魅力を感じました。また貴社は変革に伴い幅広いビジネスフィールドを持っており、私は様々な業務を経験することによって自身の付加価値を向上させ、貴社に貢献できると考えています。以上の理由から貴社を志望致します。(300文字以内)

生命保険は損害保険と異なり、「ヒト」に関するリスクを取り扱います。

その為、上記の志望動機のように人と関わった体験を持ってくることで、説得力のある志望動機に仕上げることができます。

(3)【なぜ金融】志望動機で差別化を図るコツ

➊なぜ金融なのか

これは他の業界でも言えることですが、数多くの業界の中から金融業界を選んだ理由は必須です。

特に、金融業界では顧客のお金を預かって運用するなど、信用や信頼が非常に重要になってきます。

そのような業界の特徴を踏まえ、自分が金融業界で仕事をする上で、どんなことを成し遂げられるのかを言語化できるようにしましょう。

➋その中でも何故その業種・企業なのか

これまで志望動機例文を紹介してきたように、金融業界と一口に言っても多種多様な業種が存在しています。

また、今回は銀行と一括りにしていますが、大手企業を相手に海外展開もしているメガバンクと、地方経済に貢献する地方銀行では業務内容も役割も異なってきます。

それぞれの企業の特徴をピンポイントで志望動機に組み込むようにしましょう。

➌入社後どのように貢献できるか

もし文字数に余裕があれば、しっかり入社後のビジョンも伝えられるようにしましょう。

例えば、コミュニケーション能力が高いことを強みにしているのならば、それを強みに営業として信用を高めていくなどといった内容です。

この3つの流れは他業界でも応用できるので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

今回は金融業界の志望動機について、例文や実際の志望動機を交えながら解説しました。

これらの例文を志望動機を作る際に参考にしてみてください。

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