グループディスカッションの通過率を上げる!【OK・NG対策集】
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!

- グループディスカッションの通過率ってどうなっているの?
- グループディスカッションの通過率をUPさせたい!!
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
今回はそんな皆さんに向けて、グループディスカッションの通過率を上げるための対策を紹介していきます。
目次
(3)グループディスカッションの通過率を上げる【OK行為集】
▶グループディスカッションの通過率を上げるOK行為①聞く姿勢
▶グループディスカッションの通過率を上げるOK行為②共通認識を持つ
▶グループディスカッションの通過率を上げるOK行為③状況把握
(4)グループディスカッションの通過率を上げる【NG行為集】
▶グループディスカッションの通過率に関わるNG行為①相手の意見を否定する
▶グループディスカッションの通過率に関わるNG行為②発言が長い
(1)グループディスカッションの通過率は?
就職活動中にグループディスカッションに参加する就活生は、全体の70~80%と言われています。
多くの就活生がグループディスカッションを経験するということが分かります。
しかし、通過率や選定基準は企業によって異なるため、どれだけの人が通過しているのかはっきりと明らかにされていない場合が多いです。
グループ内から数人だけが通過する場合もあれば、全員が通過することもあります。もちろん、全員が通過しないということもあるでしょう。
グループディスカッションは、チームプレーが重要です!
グループ全員で通過するという姿勢を持つことが大切です。
(2)グループディスカッションの選定基準は?
先ほども述べたように選定基準は企業によって異なります。
しかし、一般的に選考の中で人事の方が見ているポイントは発言と態度です。
その中でも特に重要な3つの要素を紹介します。
①協調性
- 周囲に気を配れているか
- 相手の意見を尊重できているか
②論理的思考
- 発言に具体性があるか
- 根拠のある理由か
- 説得力があるか
③議論推進力
- 積極的に議論に参加しているか
- 議論の進め方や方向性が設定できているか
上記の3つの点が重視されていると知っておくことで、グループディスカッションで実力を発揮することにもなるのです。
3つのポイントを意識して取り組むことが、通過率UPにも繋がってきます!
(3)グループディスカッションの通過率を上げる【OK行為集】
ここからは、グループディスカッションの通過率を上げるためのOK 行為を3つの点から紹介していきます!
それぞれが、上記で紹介した①協調性、②論理的思考、③議論推進力に対応しているので、その点にも注目して見ていきましょう。
紹介するポイントを押さえて通過率をUPさせましょう!
グループディスカッションの通過率を上げるOK行為①聞く姿勢
1つ目は、「聞く姿勢」です。
これは人事に見られている「協調性」に関わってきます。
聞く姿勢をアピールするためには、自分の発言ではない時に、相手の意見に頷いていたり、表情で反応したりすることが大切です。
意識できていない就活生が多いですが、聞くという基本的な姿勢は、議論において見られている重要なポイントです!
また、相手の意見の良かった部分を見つけ、「○○さんの意見の○○という観点は良い視点ですね。」などと反応し、相手の意見を肯定することも効果的です。
このようなことに取り組むことで、人の話をしっかりと聞けていることや、要点をまとめる力があるということのアピールにも繋がります。
加えて、相手の意見を褒めることでグループ内の雰囲気も良くなり、スムーズに進めることが可能になります!
グループディスカッションの通過率を上げるOK行為②共通認識を持つ
グループディスカッションで議論を始める前にしておかなければならないことがあります。
それはグループ内のメンバーと「共通認識を持っておく」ということです!
これは「論理的思考」に関わってきます。
共通認識を持っておくことで議論が進めやすくなる他、論理的に議論を進めていくための土台にもなります。
ここでいう共通認識とは、事前に課題に対する定義と方向性を決めておくことです。
グループ内での共通認識を定めないまま議論を始めるグループもいますが、議論がそれてしまった場合の軌道修正がうまくいかなかったり、意見が対立した場合に結論が出せないまま終わってしまうという可能性もあります。
グループがそのまま議論を始めそうになってしまった場合に、共通認識を定めておきましょうと一声かけることで人事の方からも一目置かれるでしょう!
グループディスカッションの通過率を上げるOK行為③状況把握
最後に紹介するのが「状況把握」です。
これは「議論推進力」に関わる項目です。
状況把握では、自分だけでなく、周囲にまで気を配れているかが重要になってきます。
司会やリーダーだけが意識するのではなく、グループの全員が周囲を意識できている状況がベストです!
発言できていない人がいれば、「○○さんはどう思いますか?」など相手の発言を促すことができているか、議論の方向性がズレてきたら軌道修正するように呼びかけることができているかなど全体を見る力が要求されます。
グループディスカッションは「チーム戦」なので状況把握を行い、グループとして良い方向に進んでいくように意識することが大切です!
(4)グループディスカッションの通過率に関わる【NG行為集】
最後に、通過率に関わるNG行為を2つ紹介します。
グループディスカッションにおけるNG行為を知り、この行動をしないように気を付けましょう!
グループディスカッションの通過率に関わるNG行為①相手の意見を否定する
1つ目のNG行為は「相手の意見を否定する」ことです。
グループディスカッションは、相手の意見を否定し、自分の意見を主張するという場ではありません。
全員の意見を踏まえて、課題を解決するためのより良い方法を探っていくものです。
反対意見を述べる場合であっても以下のように、相手の意見を認めた上で、自分の意見を発言するということがポイントです!
「○○さんの意見は□□という点が良いと思いました。それに対し、私はこのような意見もあるのと考えました。・・・」
「私は、○○さんの意見に□□という要素を加えるとより良くなるのではないかと考えます。・・・」
このように、反対意見を述べる場合でも、工夫を加えることで、相手の意見を尊重した上での発言にすることができます!
グループディスカッションの通過率に関わるNG行為②発言が長い
グループディスカッションでは、「目立たなきゃ!」、「たくさん発言しなきゃ!」と思うあまり、だらだらと話が長くなってしまう人がいます。
グループディスカッションは、たくさん発言した方が有利、単純に目立てば通過できるというものではありません!
自分を主張しすぎて長く話してしまうことは、協調性がないとされて、低評価に繋がってしまうこともあります。
議論では「簡潔にわかりやすく伝える」ということが重要です!
簡潔に話すことが苦手な人は、話す対策をすると良いでしょう。
大学の授業内でも話す機会があれば積極的に参加したり、普段の会話でも短く簡潔に話すよう意識することも一つの方法です。
話す場合には、結論→理由・具体例→結論の順を意識することで、一文一文が端的に、なおかつ、相手にわかりやすく伝えることができます!
より詳しい対策が知りたいという方には、「1分で話せ」という書籍をおすすめします!
伝わる表現と伝わりにくい表現を比較しながら紹介しているので、話すためのコツが分かりやすくまとまっています!
書籍を読んだり、日常生活で実践してみることで対策を行うことができます。
グループディスカッションの通過率に関わるNG行為③発言しない
最後に紹介するNG行為は「発言しない」です。
グループディスカッションに参加している以上発言するということは必須になります。
緊張して発言できないという人は、グループディスカッションの場数をこなすということが1番の対策になります。
場数をこなし、グループディスカッションの雰囲気を知るだけでなく、どのような人がどんな発言をしているのかを参考にして取り入れてみましょう!
うまい人の真似をするということは、苦手を克服するだけでなく、上達するための近道でもあります。
また、意見が思い浮かばずに発言できないという人は、他の人の意見を褒めたり、議論の内容をまとめる発言をしましょう!
メンバーの意見を褒めたり、議論をまとめたりすることも重要な発言です。
自分の意見が思い浮かばない場合でも、上記の点を意識し、最低でも1回は発言するよう心がけてください!
まとめ
今回紹介したポイントをまとめて見ていきましょう!
OK行為
- 話を聞く姿勢→協調性
- 共通認識を持つ→論理的思考
- 状況把握→議論推進力
NG行為
- 相手の意見を否定する
- 発言が長い
意識して欲しいのは「チーム戦である」ということです!
自分本位ではなく、チームとして良い議論を行っていくという意識を持つことが一貫して重要になってきます!
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