就活のケース面接、対策って何をしたら良いの?【対策4選!】

 

皆さんこんにちは!

CLUTCH Times編集長です!

 

 


就活生
  • ケース面接って普通の面接と何が違うの?
  • ケース面接の対策って何をしたら良いの?

 

このような疑問を持っている就活生も多いのではないでしょうか?

ここでは、ケース面接とは何なのか、対策はどのようにしたらよいのかといったことを紹介し、皆さんの疑問を解消していきます!

目次

(1)就活でのケース面接ってそもそも何?

(2)就活におけるケース面接の対策|考え方は?

就活のケース面接考え方①前提条件の確認

就活のケース面接考え方②現状分析・問題の構造化

就活のケース面接考え方③ボトルネックの特定

就活のケース面接考え方④課題への施策提案

▶就活のケース面接考え方⑤具体例紹介

(3)就活でのケース面接対策|就活エージェントの利用

▶ケース面接対策|就活エージェント①

▶ケース面接対策|就活エージェント②

▶ケース面接対策|就活エージェント③

(4)就活でのケース面接の対策|コミュニティを利用する

▶ケース面接の対策|就活コミュニティ①

▶ケース面接の対策|就活コミュニティ②

▶ケース面接の対策|就活コミュニティ③

(5)就活でのケース面接対策|おすすめの対策本

▶ケース面接対策|おすすめ本①

▶ケース面接対策|おすすめ本②

▶ケース面接対策|おすすめ本③

▶ケース面接対策|おすすめ本④

(6)就活のケース面接で求められる能力とは?

▶就活のケース面接で求められる能力①論理的思考力

▶就活のケース面接で求められる能力②コミュニケーション能力

▶就活のケース面接で求められる能力③対応力

▶就活のケース面接で求められる能力④プレゼン力

(7)まとめ

(1)就活でのケース面接ってそもそも何?

ケース面接とは、主にコンサルティング業界で実施される面接の形態です。

問いや課題が与えられ、それに対しての意見や提案が制限時間内に求められる面接になります。

普通の面接との、大きな違いは、普通の面接では、自分の過去について深掘りがされますが、ケース面接では自分の提案した案や意見に対して深掘りが行われます。

その際に、仮説や具体的な数値を基に、問いや課題に対する解決策や施策を提示していくという点が普通の面接との大きな違いです。

(2)就活におけるケース面接の対策|考え方は?

ケース面接とはどのようなものなのかについて紹介しましたが、普通の面接と大きく違うということが分かったかと思います。

そのため、普通の面接の対策をしただけではケース面接の対策はできていないことになります。

ここからは、ケース面接の対策として面接の際の考え方(思考法)を4つ紹介します!

この、考え方のフレームワークを意識することが面接においても重要となってきます。

早速、ケース面接の考え方をみていきましょう!

就活のケース面接考え方①前提条件の確認

面接で課題が出されたら、具体的な提案を考えるよりも前にしなければならないことがあります。

それが、「前提条件の確認」です。

出題された課題が、なぜ問題とされているのか・何を解決しなければならないのか・解決の際に目標とする数値はどのくらいかなどを考える必要があります。

このような前提条件を明確にしておくことで、後々、施策を考える際に役立つだけでなく時間節約にも繋がるのです。

また、面接官に質問できる時間が設けられている場合は、事前に知っておきたい情報や必要な情報を聞き出し、前提条件として確認をしましょう!

就活のケース面接考え方②現状分析・問題の構造化

前提条件の確認ができたら次に行う事は、「現状分析と問題の構造化」です。

課題に関する問題点の現状はどのようになっているのかを考えます。

そして、問題点を分解し、構造ごとに整理するという作業を行っていきます。

こうすることで、内容が整理され、その後の流れがスムーズになり時間の節約にも繋がります!

就活のケース面接考え方③ボトルネックの特定

3つ目に行っていくのが「ボトルネックの特定」です。

ボトルネックとは、課題の中で最も影響を与えている問題点であり、一番に解決すべき問題のことを言います。

ここでは、ボトルネックをどうやったら解決することができるかを考える事がキーポイントになってきます。

ボトルネックの特定がズレてしまうと、解決策や提案内容にもズレが生まれてくるのでとても重要です。

就活のケース面接考え方④課題への施策提案

特定したボトルネックから、解決するための「施策」を考える必要があります。

いくつかの施策を考えた上で、どの施策が一番合理的か・課題解決にふさわしいかを考えます。

実際に実現性があるか・効果が期待できるかという点で提案を行うのがポイントです!

就活のケース面接考え方⑤具体例紹介

ここで具体例をひとつ紹介し、考え方の流れ見ていきたいと思います!

具体例を参考にすることで、ケース面接の考え方がイメージしやすくなるのではないでしょうか?

【ケース面接における考え方の例】

課題

飲食店Aの売り上げを伸ばすにはどうしたら良いか?

前提条件

売り上げ=客数×客単価

現状分析・構造化

○客数

  • 新規顧客の獲得
  • リピート客数の維持・増加
  • 店の回転率を上げる

○客単価

  • 一回の注文数を増やす
  • 商品の単価を上げる
  • セット料金を新たに設定・見直す

ボトルネックの特定

○例①客数に課題がある場合

  • 新規顧客獲得
  • リピート客数の維持・増加
  • 回転率改善

○例②客単価に問題がある場合

  • 一回の注文数
  • 商品の単価
  • セット料金の見直し

施策提案

○例①客数の中でもリピート率がボトルネックだった場合

  • 次回利用時に割引になるクーポンの配布を行う
  • メールマガジンやLINEの登録をしてもらい割引案内や新商品の案内を行う
  • ポイントカードを作成し10回の来店で10%割引を行う・・・

○例②客単価に問題がある場合

  • セット商品を作る
  • セット注文で100円引きの施策を行い、一回で頼んでもらう商品数を増やす
  • お店独自の商品(ドレッシングやジャムなど)を販売し、店内での飲食以外で購入できる商品をつくる

ここで紹介したものは、あくまで一例です。

施策に関しても、紹介したもの以外で様々な提案が考えられると思います。

他の課題であっても、この4つの考え方と流れを意識して取り組むことが、ケース面接を受ける際のポイントになります!

(3)就活でのケース面接対策|就活エージェントの利用

就活エージェントとは、キャリアアドバイザーが就活の相談にのり、そこから自分に合った企業の紹介をしてくれる民間サービスです。

ただ、相談に乗ってくれるだけでなく、企業の情報や面接の対策なども一緒に行ってくれます。

ここでは、面接対策におすすめのエージェントを紹介します。

エージェントを有効的に利用し、ケース面接の対策をしていきましょう!

ケース面接対策|就活エージェント①

【ツイング就活エージェント】

ツイング就活エージェント

こちらの就活エージェントは、面接などの就活対策や、サポートが充実しているという点でおすすめです。

大手企業出身の人事の方がサポートとして入っているため、安心して面接の対策を行う事ができます。

また、扱っている企業も大手からベンチャーまで幅広いため、自分のレベルにあった対策が期待できます!

ケース面接対策|就活エージェント②

【キャリアチケット】

キャリアチケット

キャリアチケットでは、プロのアドバイザーがESから面接といった選考対策を1人1人に合わせて柔軟に対応しています。

そのため、ケース面接初心者から、がっつり対策したい人まで幅広く利用できます。

ケース面接対策|就活エージェント③

【digmee】

digmee

digmeeでは、個別面談の申し込みから、面接の対策を行う事ができます。

個別面談の中で行われるので、自分自身の特徴をしっかりと見てもらいながら対策ができるという安心感があります。

個別面談からケース面接の対策が行われるので、自分の特徴を知ってもらった上でのフィードバックを期待することができます!

また、11月には面接対策のイベントも行われるので、イベントに参加することも対策として有効活用することができます!

(4)就活でのケース面接の対策|コミュニティを利用する

続いてケース面接の対策として紹介するのはコミュニティの利用です。

就活コミュティを利用することで、より多くの情報を得ることができるだけでなく、学生同士の交流や繋がりも生まれます。

1人で対策を行うのではなく、コミュニティを利用することで様々な人と交流しながら対策を行うことができます!

ケース面接の対策|就活コミュニティ①

【外資就活ドットコム】

外資就活ドットコム

外資就活ドットコムでは、外資系の企業はもちろんのこと、日系大手企業の情報が多く集まります。

また、「外資就活コミュニティ」、「ケースコミュニティ」といったように業界や対策別にコミュニティがつくられています。

コミュニティの中では、質問や対策の情報共有が行われているため、何をすれば良いか分からないという方はコミュニティに参加してみることをおすすめします。

特に、外資就活ドットコムは、利用者のレベルも高いといわれているため、コミュニティの中の質問のレベルや質が高いという点も利用する際のおすすめポイントです。

ケース面接の対策|就活コミュニティ②

【FactLogic Executive】

FactLogic Executive

こちらは、通称ファクロジ・エグゼと言われる就活コミュニティです。

外資銀行や外資系のコンサル企業といった高レベルの学生が集う、選抜型のコミュニティです。

参加にあたっては、選考が行われるため、必ずコミュニティに参加できるとは限りません。

しかし、高レベルの企業を狙っている方や、トップレベルのメンバーが集う場で実力を上げたいという方は、確かな実力アップが期待できるためぜひ挑戦してください!

ケース面接の対策|就活コミュニティ③

【YC塾】

YC塾

最後に紹介するのがYC塾です。

こちらも選抜型のコミュニティになります。

戦略コンサル、外資銀行に関する就活支援ではNo.1の実績を誇っているコミュニティです。

こちらでは、ケース面接に関する対策はもちろんのこと、内定後のにもインターンシップの紹介などを行い手厚い支援があるという点が特徴的です。

YC塾も選抜型ですが、トップレベルの学生が集う場で刺激を受けたい、実力を上げて成長したいという人にはおすすめです。

(5)就活でのケース面接対策|おすすめの対策本

ここからは、ケース面接対策の本を3冊と、ケース面接に必要な思考力に関するおすすめの本を1冊紹介します!

今回紹介する4冊を参考に、ケース面接の対策を十分に行いましょう!

ケース面接対策|おすすめ本①

【東大生が書いた 問題を解く鍛えるケース問題ノート】

こちらは、ケース面接の対策本を調べるとかなりの確率で紹介されている本になります!

ケース面接初心者が、フレームワークや流れを理解するのに最適な一冊です。

問題数も多いため、たくさんの問題をこなしたいという人にオススメです。

ケース面接対策|おすすめ本②

【過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題】

実際にコンサルタントの方が問題を解いた際の思考法や考え方の流れが紹介されています。

実際のケース面接の流れを理解する際におすすめなだけでなく、プロのコンサルタントの方の思考法が分かるという点は、ケース面接の対策としても参考になる部分が多くあります!

特に、どういった思考のプロセスをしているのかという点を注目して読むのがおすすめです。

ケース面接対策|おすすめ本③

【戦略コンサルティング・ファームの面接試験ー難関突破のための傾向と対策】

アメリカでは、コンサルに就職する際や転職する際に多くの人に読まれているというバイブル的な一冊です!

一流コンサル企業を目指す人向けの内容となっているので、ケース面接の対策をある程度進めている人におすすめです。

問題のレベルも内容も高めになっているので、実力を上げたい人や大手のコンサル企業を志望する人は対策として読んでおくと実力アップに繋がります!

ケース面接対策|おすすめ本④

【ロジカル・シンキング】

マッキンゼーの社員の方が、ロジカル・シンキング(論理的思考法)について説明をしている本です。

面接対策というよりも、面接のための思考力の基礎を学ぶための本となっています。

ロジカル・シンキングとは何か、なぜ必要なのかという点から解説されているので、ケース面接の対策をし始める初心者におすすめの一冊です!

また、ケース面接対策中に思考力や考え方に悩んだら人にも読んでみて欲しい本です。

(6)就活のケース面接で求められる能力とは?

最後に、ケース面接で求められる能力について紹介していきます!

普通の面接では、自分についてどこまで理解・分析ができているか、どれだけ自分と向き合うことができているかという点が問われます。

一方、ケース面接では、解決すべき課題に対する論理的な思考力が問われます。

提案を導き出すまでの思考の過程や、説得力のある仮説を立てることができているかなどが見られ、実際に働く際に活躍できるかどうかが評価されます。

それでは、ケース面接を行う際に必要な能力について見ていきましょう!

就活のケース面接で求められる能力①論理的思考力

「論理的思考力」は、コンサルタントとして働く上で欠かせない問題解決能力です。

先ほど紹介した現状分析、ボトルネックの特定、戦略的な施策の提案などで総合的に判断されます。

いかに様々な角度や視点から物事を考えられるかが問われてきます。

また、面接官からは”なぜそう考えたのか?、具体的なアイデアは?、反対意見は考えられるか?”といった質問がされます。

このような質問からは、”どこまで考えているのか、考える事が好きか、考え続けることができるか”などが見られているといえます。

この点で評価されるためにも、思考力を鍛えることが必要なのです。

就活のケース面接で求められる能力②コミュニケーション力

ただ、問題についての解決策を導き出すだけでなく、そこまでのやりとりの中で面接官と適切なコミュニケーションをとる事ができるかどうかも重要となってきます。

実際の仕事では、1人で課題解決を行うのではなく、クライアントと話し合ったり、チームとして連携したりしながら進める必要があります。

そのため、一方的な意見や提案の押しつけではなく、相手との認識のすりあわせや、わかりやすく伝え、分からない部分は質問することができるかといった点で「コミュニケーション能力」見られています。

就活のケース面接で求められる能力③対応力

ケース面接では、面接官から前提条件や議論にたいしての質問や間違いを指摘されることがあります。

その際に、いかに議論を修正できるか、より良い提案を生み出すことができるかといった点で「対応力」が見られています。

実際の仕事現場では、クライアントの願望によって、前提条件を見直したり、提案内容の変更を行わなければならない場面が出てきます。

そのためにも、指摘を踏まえた議論の修正、再提案といった対応力が問われるのです。

就活のケース面接で求められる能力④プレゼン力

最後に紹介するのが、「プレゼン力」です。

自分の考えた提案を相手にわかりやすく伝えるためにプレゼン力が求められます。

どれだけ良い案を考えたとしても、プレゼン力がなれけば相手にうまく伝えることができません。

クライアントに説明を行う際にも、提案の魅力を伝えることができるか、相手の視点に立ったわかりやすい説明ができるかが大切になります。

プレゼン力は、場数をこなし、離れすることで上達するので、ケース面接の対策だけでなく、大学などの発表の機会も活用し、意識して取り組むことが上達のための第一歩です。

まとめ

最後に、今回のポイントをまとめていきます!

ケース面接での考え方

  • 前提条件の確認
  • 現状分析・問題の構造化
  • ボトルネックの特定
  • 課題への施策提案

就活エージェントの利用

  • ツイング就活エージェント
  • キャリアチケット
  • digmee

就活コミュニティの利用

  • 外資就活ドットコム
  • FactLogic Executive
  • YC塾

求められる能力

  • 論理的思考力
  • コミュニケーション能力
  • 対応力
  • プレゼン力

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