医薬品業界の志望動機どう書くの?【職種別例文あり】受かる志望動機の書き方徹底解説!!

 

皆さんこんにちは!

CLUTCH TIMES編集長です!

 

 


就活生
  • 製薬会社の志望動機ってどう書いたらいいのだろう?
  • 受かる志望動機ってどんなことを書けばいいのだろう?

 

と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな皆さんに向けて医薬品業界における志望動機の書き方について解説していきます!

目次

(1)医薬品業界について知ろう

(2)医薬品業界の志望動機のポイント

▶医薬品業界の志望動機のポイント①:なぜ医薬品業界なのか

▶医薬品業界の志望動機のポイント②:なぜその企業なのか

▶医薬品業界の志望動機のポイント③:なぜその職種なのか

▶医薬品業界の志望動機のポイント④:職務に対応できるスキルを中心に志望動機をまとめる

(3)医薬品業界の職種と業務内容

▶医薬品業界の職種と業務内容①:営業職

▷MR

▷MS

▶医薬品医薬品業界の職種と業務内容②:研究、開発職

▷研究職

▷開発職

▶医薬品業界の職種と業務内容③:管理薬剤師

▷製薬会社に勤める場合

▷製造工場に勤める場合

▶医薬品業界の職種と業務内容④:総合職

(4)薬品業界の志望動機例文【職種別】

▶薬品業界の志望動機例文①:営業職

▷MR

▷MS

▶薬品業界の志望動機例文②:研究、開発職

▷研究職

▷開発職

▶薬品業界の志望動機例文③:管理薬剤師

▶薬品業界の志望動機例文④:総合職

(5)まとめ

(1)医薬品業界について知ろう

医薬品業界は、福利厚生が手厚く、様々な働き方あるため就職先として人気です

製薬業界はまさに医薬品を製造・販売する企業です。

薬を自ら研究・開発して、製造・販売する企業を新薬メーカーと呼びます。

また新薬の特許が切れた医薬品を、同じ成分で製造・販売する企業がジェネリック医薬品メーカーです。

医薬品の種類としては

  • 処方箋薬(医師が処方する医科向け医薬品)
  • OTC薬(一般の薬局やドラッグストアで処方箋なしで購入できる一般医薬品)

があります。製薬企業によってその比率、強みは異なります。

国内市場全般では、10兆円規模の巨大な業界です。

(2)医薬品業界の志望動機のポイント

医薬品業界における志望動機はどのようにかけばいいのでしょうか?

「学んできた知識や習得したスキルを活かしたい」といった理由では他の就活生と差別化をはかることができません。

以下の4つの手順を踏むことで、より説得力のある志望動機を書くことができます。

医薬品業界の志望動機のポイント①:なぜ医薬品業界なのか

医薬品業界は人気な業界のため、「よりよい新薬を開発して多くの人を救いたい」といった想いだけでなく、

独自のエピソードが大切になってきます。例えば、自分自身の経験や、家族・友人との過去の交流、

研究室や実習での経験などを振りかえり、より想いの伝わるエピソードを探しましょう。

医薬品業界の志望動機のポイント②:なぜその企業なのか

志望する企業の製品や、開発パイプライン、企業理念における魅力的な部分を探しましょう。

主力となる領域・製品や、製品数、経営方針、社風に対して「なぜ自分は魅力的だと感じるのか」

「自分の持つスキルとどうマッチさせることができるのか」を考え、言語化しましょう。

医薬品業界の志望動機のポイント③:なぜその職種なのか

医薬品業界には様々な職種が存在します。職種によって求められる能力が異なるため、

志望する職種を絞り業務内容を確認しましょう。(職種と業務内容は次の項で詳しく紹介します。)

医薬品業界の志望動機のポイント④:職務に対応できるスキルを中心に志望動機をまとめる

志望する職種に求められる能力を把握したのち、

自分がそのスキルを持っていることをアピールできる具体的なエピソードを探しましょう。

ここまでの手順を踏めば

  1. 医薬品業界を志望する理由
  2. その企業を志望する理由
  3. その職種を志望する理由 

がそろいます。これを志望動機の軸とし、求められる能力と自分の持つスキルに沿って志望動機を書きましょう!

(3)医薬品業界の職種と業務内容

医薬品業界にはどのような職種があるのでしょうか?

職種と業務内容を、専門知識以外で求められる能力とともに紹介します。

医薬品業界の職種と業務内容①:営業職

・MR(Medical Representative)

MRとは製薬企業の営業担当者のことです。

Medicalの観点から医薬情報の提供に携わります。

主な仕事は、医療機関や調剤薬局を訪問し、自社の医薬品の品質・有効性などの情報や、適正な使用方法の伝達です。

近年は減少傾向にあるものの、求人が多く、文系から志望する人も少なくないことが特徴です。

また、日本国内に進出している外資系企業では、海外情報を扱うため、語学力が優遇される傾向もあります。

▽求められる能力▽

  • 医療従事者との関わりにおけるコミュニケーション能力
  • 病院回りなどのスケジュール管理における自己管理能

・MS(Marketing Specialist)

MSとは医薬品卸売会社の営業担当者のことです。

Marketingの観点から医薬品の流通に携わります。

主な仕事は、医薬品・医療用材料・医療機器の、医療機関や調剤薬局への販売です。

MSは実際に価格交渉する立場でもあるため、経営知識も必要となることが特徴です。

また、医薬品を中心に扱う企業では薬剤師の在籍が必要なため、薬剤師資格保有者は優遇される傾向にあります。

▽求められる能力▽

  • 利害調整能力価格交渉における利害調整能力
  • 病院回りなどのスケジュール管理における自己管理能力

医薬品業界の職種と業務内容②:研究、開発職

・研究職

主な仕事は、新しい医薬品の探索や、そのための基礎研究です。

医薬品業界の中でも特に就職難易度が高いことが特徴です。

そのため、薬剤師としてのスキルだけでなく、プラスアルファとなるアピールポイントが必要となります。

▽求められる能力▽

  • 好奇心、問題探索能力
  • 1つのプログラムを継続する持続力

・開発職

主な仕事は、研究によって生まれた新薬を、臨床試験(治験)にかけて安全性の確認をすることです。

基本的にチームで臨床実験を行うことが特徴です。

研究職と似ているようで全く異なる職種であるため要注意です。

▽求められる能力▽

  • 膨大なデータを扱う能力
  • 大規模なプロジェクトを管理できる能力

医薬品業界の職種と業務内容③:管理薬剤師

・製薬会社に勤める場合

主な仕事は、医薬品の管理です。

本社や支部に勤務する場合は、医薬品の情報管理や学術、MRや医師への問い合わせ対応などと兼務することもあります。

▽求められる能力▽

  • 新しい知識を常に吸収する向上心
  • 膨大な情報を正確に伝える細やかさ
  • 臨機応変な対応能力

・製造工場に勤める場合

主な仕事は、製品の製造工程の監督や、品質管理です。

他のスタッフの監督や、製造にかかわる許可申請などの事務業務もあることが多いです。

▽求められる能力▽

  • 製造工程に問題がないか探索する注意力
  • 問題解決能力
  • チームを円滑に動かすコミュニケーション能力

医薬品業界の職種と業務内容④:総合職

製薬会社にも、人事や総務などの間接部門があります。

一般的な事務作業は派遣社員を雇っていることも多いですが、より専門性の高い職種では、薬剤師のスキルを活かすことができます。

たとえばマーケティング職は、薬剤師としての医薬品の知識をベースとして、広告宣伝や経営などの別の専門的な知識・スキルもあわせて磨いていくことが大切になってきます。

▽求められる能力▽

  • 別の業界・職種の専門知識・スキル

(4)薬品業界の志望動機例文【職種別】

以下に職種別で例文を載せました。

実際に志望動機を書く際に例文を参考にしてみてください。

薬品業界の志望動機例文①:営業職

・MR

製薬業界を志望した理由は2つあります。 1つ目は、人の豊かな生活には身体の健康が必要であり、予防から治療までの全てに関われる業界だと考えるからです。 2つ目は、薬の可能性の大きさに惹かれたからです。薬が人の命を救うだけではなく、まちづくりのきっかけにもなると聞き、私も製薬の仕事を通して多くの人々に幸せを届けたいと思いました。 その中で、貴社を第一に志望する理由はがお客様を1人1人大切にしている姿勢に惹かれたからです。私はアパレルの販売員の経験から、自分たちの商品を売ることだけを考えていては利益は出ないと学びました。 信頼関係を構築し、相手のニーズを引き出すことで本当の結果につながります。社員さまがおっしゃっていた「第一に大切なのは患者さまの目線。これを大切にすることで信頼を得て、持続的な結果につながる」という意見に強く共感しました。 私も、患者さまとその家族のことを考え続け、真摯に向き合っている先輩のもとで働きたいと感じました。また、説明会の際に「まちづくり」というキーワードを多くの社員さまが口にしており、地域にも貢献できる環境が貴社にはあると実感しました。(481字)

・MS

調剤薬局での実習をしていた時に頻繁にMSの方がいらしていました。その際、MSの方が病院や患者さまにとってのよりよい選択は何なのかを考えながら提案しておられる様子に感銘を受けました。幅広い製品の中から偏ることなく、最良の選択肢を提案していけるため、貴社のさまざまな製薬会社の製品を扱っているところに魅力を感じました。薬剤師として学んだ専門性を活かし、医療従事者や製薬会社、患者さまの立場になり、真摯に向き合っていくことでそれぞれの懸け橋になりたいと考えています。(228字)

薬品業界の志望動機例文②:研究、開発職

・研究職

私は抗がん剤治療で日々苦しみと闘う母と過ごした経験から、これまで以上に特異性・信頼性の高い新たな医薬品の必要性を強く感じています。私は自身の研究で出来る限り多くの患者さんの健康に貢献したいと考えています。その中で、貴社のモダリティ研究分野に最も強い興味を抱いています。 新たなモダリティ(治療手段)の確立は1つの疾患に対してのみではなく、複数の疾患に対する画期的な新薬創出に繋がると考えているためです。また、私は博士課程において「炎症を誘起する新規分子の同定」という研究成果を報告するなど新たな創薬標的探索への関心を強く持っています。以上の理由から、薬理研究分野に対してもより高い魅力を感じています。(299字)

・開発職

私は新薬開発の加速化に尽力したいと考えています。自分自身が幼少時につらい喘息が薬で治った経験や、祖母が抗がん剤の副作用に苦しむ姿を見た経験から、画期的な新薬を創出し、患者さまに早く届けたいと考えるようになりました。その中でも、開発職を志望する理由は、 患者カルテや医師からの情報といった「使用者の声」を製品に最も反映させ、多くの人の健康に寄与できる職種であると考えたからです。入社当初は医療機関に赴き、治験が行われている臨床現場のことを知りたいです。(224字)

薬品業界の志望動機例文③:管理薬剤師

調剤薬局での実習をしていた時、服薬指導では、同じ薬剤でも剤形やメーカーにより使用感や効果が異なるとの声を患者さまから聞くことがあり、その違いを常に意識して学んできました。そうした中で、医薬品の製造に関わりたいと考えるようになり、貴社を志望しました。積極的な設備投資や、厳格なスタッフ教育を行い、高品質の医薬品を製造することに注力しておられる貴社の工場において、私も薬剤師として実地で学んできた鋭敏な感覚を活かし、さらなる品質向上に貢献したいと考えています。(228字)

薬品業界の志望動機例文④:総合職

私は貴社の「信念は力なり」という理念に強く共感して、貴社を志望しました。私は大学時代、チームプレーで結果を出すバレーボールを通して、「勝つ」という信念を支えるものは、相手チームをしっかり「観察」し「分析」することであると、チームメイトと共に学びました。 その経験や医薬品のにおける専門知識と、長期インターンシップで得た経営の知識を裏付けに、入社の暁には、競合店の動向調査とマーケティングの分析で貴社収益に貢献し、営業チームを牽引する人材を目指して働いてまいります。(231字)

まとめ

医薬品業界の志望動機を書く上でのポイントは

  • なぜその会社なのか、なぜその職種なのかを明確にすること
  • 自分が会社にどのように貢献できるか考えること

この2つを大切に企業分析や自己分析をしっかり行うことです。

また、digmeeでは就活相談も承っています。

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