ESの趣味・特技欄で自分の個性をアピールしよう!【例文つき】
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!

- ESの趣味・特技欄って何書けばいいの?
- 趣味も特技も見つけられない!
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんに向けてESに書ける特技について、解説していきます。
例文もご紹介しているため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それではいきましょう!
(1)ESで特技を聞かれる理由って?
主にESで趣味や特技を聞かれるのには3つの理由があります。
➊就活生の人間性を知りたい
ESの他の項目にある、志望動機や自己PRではわからない就活生の個性を
プライベート面から知りたいというのも意図の1つです。
就活生の着飾らない「人となり」を見たいがために、設けているケースが多いです。
➋面接の時の話題にしたい
理由の一つ2つ目としては、面接の時の話題作りのためです。
就活生が緊張している時に、特技について聞くことで、
就活生の緊張を解きほぐそうとしてくれます。
その為、自分が話しやすいことを特技に記入するのがベストと言えます。
➌自社とのマッチングを図りたい
就活生の人柄・性格などが自社に合うのか?という視点でも見られています。
例えば、体力勝負の会社で「記憶力がいいことが特技です!」と言われても、
「それ、もっと他に活かせるところあるんじゃないの?」と思われる可能性もあります。
自分が志望する企業の社風なども知っておき、ミスマッチでない特技をアピールできるようにしましょう。
(2)ESに書く特技がない?特技になり得る基準3つ
そもそも、ESに書けるような特技なんてない!と思っていませんか?
次は特技と言っても差し支えない基準について、解説していきます。
ESに書ける特技の基準①:他人より少し得意なもの
特技だからといって、他人より圧倒的に優れているものである必要はありません。
他人より少し得意なこと、また上手なものであれば特技と言えます。
特技を通して、「自分はこんな人間です!」「○○が得意です!」とあなたの個性が伝わるものであったり、
「こんなことを学びました。」など、考え方・姿勢が伝わる特技であれば尚良しです。
まずは「自分はこれが得意かもしれない」というものを、一通り洗い出してみましょう。
ESに書ける特技の基準②:継続していること
特技はある程度継続しているものであることが望ましいです。
何故なら、継続している分特技として説得力を持たせられるからです。
例を参考に見ていきましょう。
△「特技は楽器演奏です。最近ピアノを始め、毎日練習しています。」
◎「特技は楽器演奏です。ピアノを10年続けており、有名な曲は暗譜で弾くことができます。」
あくまで簡単な文ですが、後者のほうが説得力があると感じませんか?
逆に前者だと、特技ではなく、趣味や最近はまっていることのニュアンスが強くなっています。
毎日やっていなくても、月や年単位で取り組んでいることを思い出してみてください。
ESに書ける特技の基準③:最近もしていること
最近も取り組んでいることであれば、それは趣味や特技と言えます。
また例を参考に見ていきましょう。
△「趣味はサッカーです。中学校の時にサッカーをやっていました。」
◎「趣味はサッカーです。中学から始め、大学生となった今でも続けています。」
前者だと中学校の時の話であるため、今と関連性があるかわかりかねます。
今も続けていることであれば、継続力があると見なされるため、ぜひ以上の基準を参考に特技を見つけてみてください。
(3)ESに書ける趣味・特技の一覧大公開!
次に、就活で使える趣味・特技の一覧をご紹介します。
特技がないと感じている方はもちろん、すでに特技があるという方も他のアピールポイントを見つけるという点でぜひ参考にしてください。
また、アピールポイントと仕事での役立て方も記載しているので、自己アピールなどの場面でも有効活用してくださいね!
このように、趣味・特技によってアピールポイントなども変わってきます。
特技がある方は、アピールポイントや仕事への役立て方も参考にしてみてください。
また、特技がないと思っている方も、この中からあてはまるものがあれば、ぜひ特技としてアピールしてみてくださいね。
以下の記事でも、ここでは紹介し切れていない趣味や特技を紹介しています。
就活のESにはふさわしくないNGな趣味についても解説しています。
これらの記事も合わせてご覧ください!
(4)【ES対策】特技について120字で書いてみよう!-例文つき-
それでは次は実際に特技について書いていきましょう!
120字で書く時の書き方は以下の通りです。
【趣味・特技を120字で書くポイント】
ステップ①:一言で特技について言及
ステップ②:特技を始めたきっかけ・理由
ステップ③:数字を使ったエピソード
ステップ④:特技を通して得た学び→どう活かすか
「特技を始めたきっかけ・理由」を述べることで、エピソードへの理解がスムーズになります。
また、文字数の目安としては、ステップ①で10字~15字、 ステップ②~④を100字程度でまとめるイメージを持ってください。
文字数に余裕があれば、今後仕事にどう活きてくるのかも書いてみましょう。
それでは例文をご紹介していきます!
ES特技①:スポーツ
特技は、小学校から高校卒業まで10年間続けたサッカーです。人よりも多く走るポジションだったため、毎日5kmのジョギングを行い、持久力をつける努力をしました。現在行っているフットサルでも持久力が必要であり、毎日5kmのジョギングを継続しています。(117字)
スポーツの中でもサッカーを特技とした人の例文になります。
取り組んでいる対象がサッカーからフットサルに変わったものの、
5kmのジョギングを継続しているという点で継続力がある、努力家であるという印象が見受けられます。
プラスして仕事にどのように活かせるかも書けると、完成度の高いものとなります。
ES特技②:書道
特技は7歳から15年間継続している書道です。厳しい先生の指導を受け、15年間で約1万作品を書きました。書道を通して、努力継続の姿勢、本番でミスしない集中力を培いました。貴社の事務仕事では、集中力を活かして仕事に取り組んでいきたいと思います。(118字)
こちらは書道を特技とする人の例文です。
書いた作品の数を具体的に書くのは、どれくらい頑張ってきたのかが読み手に伝わりやすいのでおすすめポイントです。
書道という経験から、努力家・高い集中力が見受けられます。
作品数や集中力は、他のものづくり系の特技でもアピールできる点になります。
書道や美術などものづくり系の特技がある方は、ぜひアピールする際の参考にしてみてください。
また、上記の例文は、仕事での活かし方への繋ぎも綺麗な例文なので、この点も参考に特技を書いてみましょう。
ES特技③:記憶力
私の特技はお客様の名前と顔をすぐ覚えられることです。大学からアパレルのアルバイトを始め、よりお客様に寄り添った接客がしたいと思い、記憶力を磨きました。貴社の仕事でもお客様の名前と顔を即座に記憶し、1人1人に寄り添った営業をして参ります。(118字)
こちらは記憶力を特技とした人の例文です。
記憶力を鍛えた背景に自分の気持ちが書かれており、人間性のアピールにも繋がっています。
また、仕事でどのように活かしていくのかについても言及されており、お手本のような例文となっています。
ES特技④:読書
私の趣味は読書です。毎月4冊読むことを目標にしています。読んだ本は、全て内容と感想を記録しています。読書を通じて、目標設定力と情報をアウトプットする力を養うことができています。この力は、貴社の仕事でも学び続ける姿勢として活かしていきます。(119字)
こちらは読書を趣味とした人の例文です。
具体的な数値として毎月の目標数が示されている点が、高評価のポイントです。
読書であれば、毎月の目標冊数以外にも、1ヶ月の最高冊数や1年間で読んだ本の冊数などが分かれば、アピールポイントになるでしょう!
読書はアピールの仕方によって、継続力・目標達成力・学習意欲などをアピールできます。
読書が趣味だという人は多いです。
ただ読書が趣味だと記載するのではなく、上記の点を意識することで、他の人と差を付けた趣味のアピールができます。
趣味・特技の欄は、50~150字程度が一般的です。
以下の記事では、50字・100字・120字でより詳細にESの趣味欄の書き方を紹介しています。
こちらも合わせてご覧ください!
まとめ
今回は趣味・特技の基準、そして例文とともに書き方について解説しました。
自己PRや志望動機、ガクチカと比べると比較的自由度の高い項目です。
ぜひ、自分の個性や人間性をアピールできるように意識してみてください。
また、CLUTCHではキャリアアドバイザーが就活相談を承っています。
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