就活軸の決め方・見つけ方を大紹介【企業選びの軸30選】

 

皆さんこんにちは!

CLUTCH TIMES編集長です!

 

 


就活生
  • ESの就活の軸のところ、なにを書けばいい?
  • 他の就活生はどんな就活の軸を持っているのだろう?
  • 就活の軸ってどうやって見つけたら良いの?

 

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今回はESの就活の軸の項目に書く内容に迷っている方に向けて、書き方から一覧まで大紹介します。

もちろん、ESだけでなく、面接の対策にもなるので、最後までご覧くださいね。

それではいきましょう!

(1)就活の軸とは?

そもそも、就活の軸とは就活において仕事や企業を選ぶ基準のことです。

「なんとなくこういう企業がいいな」というような曖昧な表現から抜け出し、働き方や仕事内容、環境や転勤の有無など自分が譲れないものを具体的に言語化したものです。
この就活の軸があると、沢山ある企業から自分に合う企業を探すことができます。

注意点として、企業に就活の軸を寄せる必要はありません!
企業とのミスマッチを減らしたり、効率よく就活を進める為にも、自分自身の軸をしっかりと持つことが大切です。

就活を通しての企業選びの軸は、きちんと決めておきましょう。

(2)ESや面接で就活の軸を聞いてくる意図を知ろう!

では、なぜ企業はESや面接で就活の軸を聞いてくるのでしょうか。
考えられる意図としては以下の2つがあります。

➊学生の企業選びの基準を知ることで、志望度を推し量る

企業が就活の軸を聞く1つの理由は、学生がきちんとした仕事選びの軸を持っているかを確認したいためです。

企業・仕事選びの基準があれば、ある程度志望している企業や仕事内容への理解があると見なされます。

逆に、就活の軸が明確でないと、企業からすると一貫性がないとみなされ、イメージや知名度など表面的な部分しか見ていないのではないかと思われてしまいます。

企業は、その学生の企業選びへの真剣度、また自社を志望する本気度を、就活の軸を通して知りたいのです。

➋自社に合う人材であるか知りたい

その学生の就活の軸と、自社がマッチしているのかを知りたいという意図もあります。

働き方に求めること、そして仕事を通して成し遂げたいキャリアビジョンなどが自社でできることとずれていては、学生にとっても、企業にとってもいいことがありません。

企業が今後目指していく方向性と、学生の求める働き方の軸が合っているかは、重要になってきます。

ミスマッチを防ぐためにも、企業は就活の軸から自社と合うのかという点を読み取ろうとするのです。

(3)参考にしたい!ESや面接での就活の軸一覧

参考として、ES→面接で使える就活の軸一覧をご紹介します。

まだ就活の軸が決まっていない方は、一覧を見ながら

「自分はこの軸にあてはまるかもしれない」と考えてみてください。

【就活の軸30選】

◯業界・職種編【12選】

  • 人の成長や転機に携わりたい(人材・教育・ブライダル業界)
  • 生活を支える仕事(インフラ・建築・不動産・アパレル・金融業界)
  • 喜びや感動を提供したい(エンタメ・ブライダル業界)
  • 健康に関わる仕事がしたい(医療業界)
  • 社会に新たな価値を提供できる仕事(IT業界)
  • 社会に広くインパクトを与えたい(IT・広告業界)
  • グローバルに活躍できる仕事(商社・IT業界)
  • 0→1を生み出すようなものづくりの仕事に関わりたい(メーカー・建築業界、エンジニア職)
  • 顧客の課題を解決したい(コンサル業界)
  • 変化の激しい環境で、学び続けていきたい(IT業界・マーケティング・エンジニア職)
  • 多くの人に関わる仕事(人材・教育業界、接客業)
  • 数字で成果を実感する仕事がしたい(営業・マーケティング職)

◯社風・成長編【18選】

  • 社会貢献度が高い
  • 地域に寄り添える仕事
  • 多くの事業に携わりたい
  • 経営者の近くで働きたい(マネジメント能力を身に付けたい)
  • 成長スピードが速い環境
  • 若いうちから裁量権がある
  • 実力主義の環境で働きたい
  • 高い目標を持った仲間がいる環境
  • 自身の専門性を活かしたい(語学やインターンでの経験など)
  • 幅広い経験を積んでゼネラリストになりたい
  • 成果主義の中で実力を付けていける環境
  • 幅広いキャリアプランが描ける
  • 尊敬できる仲間がいる環境
  • 企業理念に共感できること
  • チームで協力しながら仕事をしたい
  • 人間関係が良好で居心地がいい職場
  • 社員を大切にしてくれる企業
  • 社内で多様な人と交流がある環境

就活の軸はこれが全てではありませんが、あくまで一例として参考にしてみてください。

また、業界ごとに特化した就活の軸もあります。

メーカー系の企業では、モノを作ることに関する軸、IT系の企業では、ITを用いて利便性を上げていくこと、広告業界では、広く伝えていくといった軸が考えられます。

それぞれの、業界の特徴を把握して、自分自身の軸に合うかどうかを考えて決めていきましょう!

それでは、実際にESで就活の軸をどのように書いていくか紹介します。

(4)ESで就活の軸を書いてみよう!【OK例文】

就活の軸で、問われる点は2つあります。

その軸を持つようになったきっかけ

❷その軸から、なぜ自社を志望するのか

❶では、この軸を持つようになったきっかけの出来事やエピソードを語れるように準備しましょう。

❷では、なぜこの業界なのか、他の企業ではなくて自社なのかという点が伝わることがポイントです。

上記が答えられるように軸を決めておけば、見ている業界の共通点や志望している企業の一貫性をアピールできます。

就活の軸OK例文①:チームワーク<社風>

就活の軸は、「チームワークを大切にして働けること」です。
以前参加した貴社のインターンで、社員の方々がチームの中で自分の役割を追及する姿勢に感銘を受けました。
私もそんなチームの一員として働きたいです。(99字)

こちらは100字制限の際に使える、就活の軸の例文となっています。

100字だと書ける内容は限られますが、なぜその就活の軸を設定したのかと、その企業と軸の共通点について言及できると説得力のある就活の軸設定になります。

就活の軸OK例文②:やりがい<仕事>

私の就活の軸は、「自分の言葉で人の心を動かす仕事であること」です。
私は高校・大学とディベート部に所属し、物事を論理的に考える力が身に付きました。
その中で、自分の考えを整理して、相手に対して分かりやすく伝えることに魅力を感じました。
法人向けの無形商材を扱う貴社では、私自身の経験を活かして、自分の言葉で商材の良さを伝え、人の心を動かすような営業をしていきたいです。(180字)

次は200字の際に使える例文です。

➊結論→➋自らの経験→➌志望する企業との共通点の流れで就活の軸について書けています。

字数に余裕がある場合には、ディベート部の経験から「人の心を動かす仕事がしたい」という考えに至った経緯も説明できるとよいでしょう。

自分の経験から、どのように活躍していきたいのかがイメージできる文章になっている点が好評価のポイントです!

(5)ESで就活の軸を書いてみよう!【NG例文】

就活の軸NG例文①:労働条件

私の企業選びの軸は、「残業が少なく、プライベートも重視できる企業であること」です。
オンとオフをしっかり切り替えることで、毎日モチベーション高く働きたいと考えています。(83字)

こちらがNG例文となっています。読んでいて「これは確かに良くない」と思われた方もいらっしゃるのでないでしょうか?

もちろん、労働条件や福利厚生面を企業選びにおいて重要視することは、なんの問題もありません。

しかし、建前の軸と、本音の軸というものが存在します。

この就活の軸は、本音の軸として心の中にしまっておきましょう。

就活の軸NG例文②:商品・サービスの好き嫌い

私の企業選びの軸は、「その企業の商品・サービスが好きであること」です。
昔からお菓子を食べることが好きで、特に貴社の○○が好きであるため、商品開発に携わりたいと考えています。(86字)

こちらもNG例文です。志望する企業の商品・サービスが好きであることに越したことはないですが、

それだけでは就活の軸には不十分です。

企業の商品が好き意外にも、軸を持つ必要があります。

また、企業側からすると「他にも好きなものがあるなら、別にうちである必要はなくない?」となってしまいます。

こちらも本音の軸としてしまっておきましょう。

(6)自己分析・業界研究・OB訪問を通して就活の軸の決め方を知ろう

就活の軸というのは上記でもご説明した通り、就活で重要となってきます。

ぜひ一度時間を取って、しっかりと就活の軸を決めてみてください。

それでは就活の軸の決め方を最後にお教えします!

➊自己分析をする

軸を決める前には、必ず自己分析をしてみてください。

自分はどんなことに価値を感じるのか、どんな環境ならば実力を発揮できるのかを知ることは、企業選びの軸の発見に繋がります。

以下の記事では、自己分析について紹介しています。

自分に合った自己分析法を見つけ、取り組んでみましょう!

➋業界・企業研究をする

業界によっても働き方や環境、社風などに違いがあるため、業界研究もしておきましょう。

また、同じ業界でも企業によって働き方が違ってくることも多いです。

その為、情報を調べるだけでなく、説明会やインターンシップに参加することも重要です。

実際に仕事を体験してみて、自分に合ってるかどうかの確認をしましょう。

➌OB・OG訪問をする

やはりOB・OG訪問では、ネットなど公なところには載っていないリアルな声を聞くことができるため、おすすめです。

多くの人から話を聞くことで視野を広げることができ、多角的な視点から就活の軸を決めることができます。

また、「この人みたいに働きたい!」と思えるロールモデルのような人に出会えたら、その人の就活の軸について聞いてみましょう。

きっと参考になるはずです。

今はオンラインでのOB訪問も主流になっているため、気軽にサービスを利用していきましょう。

まとめ

今回はESに書く、就活の軸について解説しました。

就活の軸をESの項目の1つとして捉えるのではなく、今後の自分の就活における、大切な視点であるということを覚えておいてください。

ぜひこの記事をきっかけにして、就活の軸を定めてみてください。

また、CLUTCHではキャリアアドバイザーが就活相談を承っています。

少しでも就活に対し悩みがある方は、ぜひこちらから相談してみてください。

お待ちしています!

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