承諾後の内定辞退は可能?内定辞退の伝え方解説!
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!
- 承諾後に内定辞退はできる?
- 一度承諾した企業の内定を辞退したら企業と揉める?
と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんに向けて内定承諾後の内定辞退について解説していきます!
目次
(1)内定承諾後の内定辞退は可能
内定を承諾したり、内定承諾書を提出したりした後でも、内定辞退をすることができます。
内定承諾書には法的な拘束力はなく、あくまでも学生の意志を確認するための書類です。
ですが、企業には多大な迷惑をかけることになります。
承諾する際、軽い気持ちでとりあえず承諾をするのではなく、よく考えた上で承諾しましょう。
企業に内定を承諾するか辞退するかの判断を待ってもらう内定キープ(保留)というものもあるので、悩む時間が欲しいときには、時間をいただけるか企業に伺いましょう。
できるだけ早く連絡をする
内定辞退を決めたら、できるだけ早く電話かメールで連絡しましょう。
内定辞退の連絡が遅れれば遅れるほど、企業に迷惑がかかります。
怒られることを恐れて連絡を後回しにするのではなく、すぐに連絡しましょう。
入社の二週間前までに連絡をする
どれだけ遅くても、入社の二週間前までに連絡をしましょう。
民法上、雇用契約が解除されるのは、解約通知二週間後だからです。
二週間以上前に連絡をすれば、違法にはならず、内定辞退できます。
入社直前の内定辞退は、企業とのトラブルになり、訴えられ、損害賠償を請求される可能性があります。
マナーだけでなく、法律の面からも、早めの内定辞退が良いと言えます。
内定辞退の期限については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶内定辞退はいつまでに伝える?内定キープについても解説します!
(2)内定承諾後に辞退を伝える例文
電話・メール・手紙で内定辞退を伝える例文をご紹介します。
例文では、内定辞退の理由は「適性」としています。
内定辞退の理由は、正直に詳しく伝えるべきなので、理由はそれぞれの辞退理由に合わせて変更してください。
こちらでは、業界や家族からの反対など、代表的な内定辞退理由6つと、それぞれの例文を紹介しています。
内定辞退の例文①電話
▢▢大学の〇〇と申します。
先日は内定のご通知をいただき、心より感謝しております。
身勝手なお願いで申しあげにくいのですが、この度、御社の内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。
御社と並行して選考が進んでいた企業があり、自身の適性を鑑みた結果、そちらの企業にご縁を感じ、入社を決めたためです。
内定をいただいたにも関わらず辞退する結果となり、大変申し訳ございません。
それでは、失礼致します。
内定辞退の例文②メール
本文:
▢▢株式会社 人事部
〇〇様
お世話になっております。
先日、貴社より内定のご連絡を賜りました▢▢大学の〇〇〇〇です。
この度は、採用内定の通知を頂き、誠にありがとうございました。
このような大変光栄なお知らせをいただきながら、誠に恐縮なのですが、貴社の内定を辞退させていただきたく、ご連絡を差し上げました。
自身の適性をあらためて鑑みた結果、別の会社とのご縁を感じ、誠に心苦しい限りですが、貴社の内定を辞退させていただきたく存じます。
貴重なお時間をいただいたにも関わらずこのようなお返事となり、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げる次第です。
メールでのご連絡となりましたこと、何卒ご了承いただきたくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々の発展をお祈り申し上げます。
▢▢大学▢▢学部
〇〇〇〇(氏名)
メールアドレス
電話番号
内定辞退の例文③手紙
貴社益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度は、貴社の採用内定を頂き、誠にありがとうございました。
大変光栄なお知らせをいただきながら、誠に恐縮なのですが、今回の内定については辞退させて頂きたいと考えております。
自身の適性をあらためて鑑みた結果、別の会社とのご縁を感じ、誠に心苦しい限りですが、貴社の内定を辞退させていただきたく存じます。
貴社の皆様には、お時間を割いて選考をして頂いたにも関わらず、期待にお答えすることができず申し訳ありません。
誠に無礼とは存じますが、どうかご容赦くださいませ。
今後とも、貴社のご発展を、心よりお祈り申し上げております。
敬具
(3)就活エージェントを利用している場合
就活エージェント経由の内定を辞退するときは、企業に直接伝えるのではなく、エージェントに内定辞退の意志を伝えます。
内定辞退をエージェントに伝える例文①電話
▢▢大学の〇〇と申します。
▢▢社から就活エージェント経由で内定を頂いたのですが、▢▢社の内定を辞退したく、お電話致しました。
別の企業から内定を頂き、自身の適性を鑑みた結果、そちらの企業にご縁を感じ、入社を決めたためです。
支援いただいたにも関わらず辞退する結果となり、大変申し訳ございません。
それでは、失礼致します。
内定辞退をエージェントに伝える例文②メール
本文:
▢▢株式会社
〇〇様
お世話になっております。
▢▢大学の〇〇〇〇です。
この度は、採用内定の通知を頂き、誠にありがとうございました。
このような大変光栄なお知らせをいただきながら、誠に恐縮なのですが、▢▢社の内定を辞退させていただきたく、ご連絡を差し上げました。
自身の適性をあらためて鑑みた結果、別の会社とのご縁を感じ、誠に心苦しい限りですが、▢▢社の内定を辞退させていただきたく存じます。
支援いただいたにも関わらずこのようなお返事となり、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げる次第です。
メールでのご連絡となりましたこと、何卒ご了承いただきたくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々の発展をお祈り申し上げます。
▢▢大学▢▢学部
〇〇〇〇(氏名)
メールアドレス
電話番号
(4)内定辞退をする割合
2020年、マイナビが新卒採用した企業を対象に行った調査では、「内定辞退者が3割以上いる」と答えた会社の割合は全体の53.1%でした。
半数以上の会社で、内定辞退者が3割以上います。
これは内定辞退者数なので、内定承諾後に内定辞退した人数は、この数よりは少ないと考えられます。
まとめ
内定承諾書を提出する前に内定を辞退できれば良いですが、後から辞退したいと感じたときにも内定辞退は可能です。
ポイントをおさえて内定辞退をしましょう!
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