内定辞退はいつまでに伝える?内定キープについても解説します!
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!

- 内定辞退っていつまでならできる?
- 内定のキープはどのくらいの期間ならいい?
と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんに向けて内定辞退が可能な期間について解説していきます!
目次
(1)内定辞退の法的な期限は入社の二週間前
内定辞退は、遅くても入社の二週間前までに伝えましょう。
これは法的な観点から定められています。
退職の自由について記載された民法627条1項に「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する」とあります。
二週間以上前までの連絡であれば、法律的に問題がなく、企業から訴えられることもありません。
4月1日入社の場合、二週間前である3月18日までに内定辞退の連絡をします。
内定承諾後の内定辞退
内定承諾書に法的な拘束力はないため、内定承諾書を提出した後に内定辞退をすることは可能です。
内定承諾書は、あくまでも学生の意志を確認するための書類です。
内定式後の内定辞退
内定式後の内定辞退は可能です。
参加したからと言って必ず入社しなければならないという決まりはありません。
雰囲気が合わないと感じた場合には、入社を考え直すことができます。
内定式は10月以降に開催されるため、入社までは二週間以上あり、秋冬採用を狙ったり、内定をいただいている他の企業を選んだりといった理由で、内定を辞退することが多いです。
内定辞退を決めたら早めに伝えよう
理由やタイミングは様々だと思いますが、内定辞退を決めた時点で、早めに電話かメールで連絡をしましょう。
また、内定辞退をするときには、企業に迷惑をかける行為であり、新卒採用にはお金や時間、手間がかかっているということを理解しておきましょう。
(2)内定のキープ(保留)について
内定のキープ(保留)とは、企業に内定承諾か内定辞退かの判断を待ってもらうことです。
とりあえず承諾するのではなく、時間をもらってじっくりと考えます。
複数の内定をキープしながら改めて考えることができます。
内定キープのポイント①企業に伝える
「いつまでに回答できるか」(内定保留の期限)、「なぜ保留したいか」(内定保留の理由)、この二つを必ず企業に伝えましょう。
期限は、一週間前後が基本です。
企業に内定キープをしたい旨を伝えるときには、この二つの情報を入れ、「内定保留は可能か」を聞きましょう。
内定キープのポイント②辞退するときは謝罪
内定をキープしていた企業の内定を辞退するときには、内定辞退の意志を謝罪と共に伝えましょう。
通常の内定辞退での謝罪に加え、「時間をいただいたこと」に対する感謝と謝罪を述べましょう。
内定キープの例文①他社の選考待ち
本文:
▢▢株式会社 人事部
〇〇様
お世話になっております。
▢▢大学の〇〇と申します。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
入社承諾のお返事につきまして、一点お願いがございます。
現在他企業様の選考も一社進んでおり、そちらの選考が終わるまで、正式な回答を保留とさせていただくことは可能でしょうか。
選考結果の発表が△月予定とのこと、△月△日までには、回答の有無に関わらず一度ご連絡させていただきます。
貴社からのお話を是非お受けしたいと考えておりますが、就職活動において後悔の無いよう、全ての選考を終えてから決断したいと考えております。
勝手なお願いにて誠に恐縮ですが、ご容赦いただけましたら幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
▢▢大学▢▢部
〇〇〇〇(氏名)
(携帯番号)
(メールアドレス)
内定キープの例文②公務員試験の結果待ち
本文:
▢▢株式会社 人事部
〇〇様
お世話になっております。
▢▢大学の〇〇と申します。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
入社承諾のお返事につきまして、一点お願いがございます。
現在公務員試験を受けており、そちらの結果が分かるまで、正式な回答を保留とさせていただくことは可能でしょうか。
試験結果の発表が△月予定とのこと、△月△日までには、回答の有無に関わらず一度ご連絡させていただきます。
貴社からのお話を是非お受けしたいと考えておりますが、就職活動において後悔の無いよう、試験結果を受けてから決断したいと考えております。
勝手なお願いにて誠に恐縮ですが、ご容赦いただけましたら幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
▢▢大学▢▢部
〇〇〇〇(氏名)
(携帯番号)
(メールアドレス)
内定キープの例文③内定辞退
本文:
〇〇株式会社 人事部
〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。
この度は、内定の承諾にお時間を頂いており誠に申し訳ございません。
数日熟考した結果、他の企業様とのご縁を強く感じたため、御社の内定を辞退させて頂きたくご連絡をいたしました。
貴重なお時間を割いて選考をして頂いたにも関わらず、このようなお返事となってしまった事、心よりお詫び申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
▢▢大学▢▢部
〇〇〇〇(氏名)
(携帯番号)
(メールアドレス)
(3)内定辞退の伝え方
内定辞退は、電話もしくはメールで伝えましょう。
内定辞退の伝え方①電話
電話は、確実に相手に伝えられます。
メールよりも丁寧な印象を与えることもでき、内定辞退で最も多く使用されている方法です。
電話で内定辞退を伝えるときの例文はこちらです。
▢▢大学の〇〇と申します。
先日は内定のご通知をいただき、心より感謝しております。
身勝手なお願いで申しあげにくいのですが、この度、御社の内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。
御社と並行して選考が進んでいた企業があり、そちらの企業にご縁を感じ、入社を決めたためです。
内定をいただいたにも関わらず辞退する結果となり、大変申し訳ございません。
それでは、失礼致します。
内定辞退の伝え方②メール
メールは、相手に好きなときに読んでもらうことができ、企業への負担が少ないです。
文面という形で残るため、安心感があります。
メールで内定辞退を伝えるときの例文はこちらです。
本文:
▢▢株式会社 人事部
〇〇様
お世話になっております。
先日、貴社より内定のご連絡を賜りました▢▢大学の〇〇〇〇です。
この度は、採用内定の通知を頂き、誠にありがとうございました。
このような大変光栄なお知らせをいただきながら、誠に恐縮なのですが、貴社の内定を辞退させていただきたく、ご連絡を差し上げました。
貴社と並行して選考が進んでいた企業があり、そちらの企業にご縁を感じ、入社を決めたためです。
貴重なお時間をいただいたにも関わらずこのようなお返事となり、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げる次第です。
メールでのご連絡となりましたこと、何卒ご了承いただきたくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々の発展をお祈り申し上げます。
▢▢大学▢▢学部
〇〇〇〇(氏名)
メールアドレス
電話番号
まとめ
内定辞退は入社の二週間前であれば可能です。
ですが、早めの連絡を心がけ、メールや電話で伝えましょう!
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