人材業界の志望動機のポイントを抑えよう!【人気記事の例文、ポイントまとめ】

 

皆さんこんにちは!

CLUTCH TIMES編集長です!

 

 


就活生
  • 人材業界はどんな志望動機を書いたらいいの?
  • 人気の業界で、記事が多くてどれを見たらいいのか分からない!

 

と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな皆さんに向けて人材業界の志望動機について解説していきます!

(1)人材業界とは

人材業界とは、一言で表すと企業と人を繋ぐ業界です。

世の中のどのようなビジネスにおいても、人がいなければ成立することはありません。そのため、ビジネスを発展、展開させるために企業にとって「人を採用する」ことは必要不可欠です。  

しかし、企業にとって自社に適した優秀な人間を、自社だけの力で探し出し採用することが難しいように、求職者にとっても、自分で自分似合った仕事をゼロから探し出すということは難しいです。

このような、企業と求職者のニーズを合致させることが、人材業界の役割です。

(2)志望動機を書く際に意識すべき3項目(各人気記事から)

志望動機に入れた方がいい5つの要素(就活の未来)

1. なぜ人材業界なのか

2. その中でもなぜこの企業なのか

3. 志望職種

4. どのように貢献するのか

5. 入社後の展望

就活の未来では、志望動機に記載した方がいい5つの要素と、その要素を踏まえた例文を紹介しています。

特に、以下を考える際について

1. なぜ人材業界なのか

→人材業界について知ることから始め、なぜ人と企業を繋げる仕事がしたいか、人ありきの業界ならではの理由を押さえる

2. その中でもなぜこの企業なのか

→その企業がどのサービスを強みにしており、その企業に勤めることで自身にどのような利点があるのか

競合と比べ、なぜこの企業に勤めたいのか

このようなポイントを意識して書いてみましょう!

先程のトピックで紹介した要素を押さえて書いた志望動機が以下になります。(就活の未来)

(例文)  

 私はコンサル業務を志望しています。現在、私は大学で経済学を専攻し勉強しています。また、毎日新聞やテレビはかかさず見ており、日々の経済の流れも把握しております。経済の流れや仕組みに関する知識を活かし、お客様に多くの情報を与えることができます。御社へ入社できた場合は、コンサルティング事業部において1人でも多くのお客様とコミュニケーションを取りながら経験を積んでいきたいと思っております。                                   

192字   

この例では、自分を採用した際に企業側にどのようなメリットがあるのかを志望動機に挙げています。このように、採用した場合のメリットをアピールすることで、企業側も採用後のイメージを描きやすくなります。

(例文)

 私は相手の話に耳を傾け、相手が本当に求めているものを見つけ出すことで、最高のマッチングを生み出したいと考えています。私は大学時代に御社の人材派遣のサービスを利用してアルバイトをしていました。 アルバイトでも熱心に話を聞いて頂き、嬉しく感じました。また紹介されたアルバイトはどれも良いものばかりで、お金では買えない素晴らしい経験をすることが出来ました。 私は大学時代に様々な業界でアルバイトを行うことで、業界ごとに必要な能力などを知りました。実体験で培った知識を活かして人材のマッチングを行い、企業と労働者の双方が本当に満足出来るサービスを提供したいと考えています。                                           

280字  

学生時代のアルバイトからの経験を基に、上記で記した5つの要素がうまく嵌め込まれており、好印象を与えることができる内容となっています。 

志望動機の構成(就活市場)

・結論:私は○○という点で貴社を志望しました

・理由:なぜならば、○○という経験で○○と考えたためです

・エピソード:私は○○で○○ということをしていました

・問題:その経験で○○という問題に直面しました

・行動:そのため、私は○○を行いました。

・結果:その結果、○○になりました

・結論:その経験を活かして貴社では○○で貢献していきたいと考えております。

就活市場も、就活の未来の記事同様、志望動機に書く5つの要素が取り上げられ、志望動機が簡単に完成する構文について紹介されています。また、人材業界の中でも職種別に特化した例文(求人広告事業、人材紹介事業、人材派遣事業)についても掲載されています。  

企業が選考時、最も知りたいのは自社の志望理由とのこと。そのため、結論を始めに明確にしてから理由を述べていくと良いでしょう。また、エピソードや問題、行動はアピールしたい能力で解決した経験から述べることが求められます。

各構成の○○の内容でインパクトや、志望企業からの興味も変わってくることを意識して構成を考えましょう!

以上の点を踏まえた例文が以下の通りになります。  

 私は、貴社の求人広告事業を志望しております。現在、求人広告を掲載しても名前の知れた企業しか求職者が集まらないという問題を知り、求職者に対してより有益な情報が提供できていないのではないかと考えております。私自身、学生時代にサークルの立ち上げを行いましたが、立ち上げたばかりのため認知度もなく、メンバーを集めることに苦労しました。そのため、メンバーを集めるためにサークルの紹介をしているメディアを探し、そこでメンバーを募ることにしました。はじめはやはりサークルの紹介ページ自体が埋もれてしまい、メンバーも集まりませんでした。ただ、サークル自体に魅力はあることは革新していたので、メディアへの掲載だけでなくSNSでの拡散、様々なサークルの集まりに参加し宣伝していくなど掲載だけでなく様々な方法を活用しました。その結果、立ち上げたサークルは翌年には100人規模のサークルになり、人数が増えた分、活動の幅も広げることができました。この経験から、1つのことにこだわるのではなく様々な角度から問題を解決する方法を考え、行動していき成果につなげることができると学びました。貴社に入社後、私はこの経験を活かし、求人広告の売上トップだけでなく一番のお客様満足度をいただくことができる営業になりたいと考えております。

547字

就活市場の記事では、それぞれ一行程度で具体的かつ簡潔に書くことがポイントとされています。上記構文を参考にすると、具体的かつ簡潔に志望動機を書く手助けになるのではないのでしょうか。

自身の適正に基づいて志望動機を書く方法(unistyle)

ここまでのポイントを抑えて、もう少し他の就活生と差別化を図りたい!という方は、自身の適正に基づいて、志望動機を書いてみてはどうでしょうか?

「自身の適正に基づいて書く方法」

・自分自身が向いている事

・向いている事の具体的な体験

・向いていることを活かして、人材業界で取り組みたい仕事

・他に受けている企業と、他業界ではダメな理由

・志望業界の中でも、なぜこの企業なのか

以上の点を踏まえた例文が以下の通りになります。

私は人材派遣のサービスを通じて企業と人との架け橋のような存在となって活躍したいと考えています。御社は様々な業界、分野に精通しており、仕事を幅広く紹介することが出来ます。より多くの人に、幅広い可能性を提供したいと考え、御社を志望しました。 私は聞き役に徹することが得意で、傾聴力には自信があります。傾聴力を活かして企業が求める人材像を把握し、また登録スタッフの話もしっかりと聞くことで仕事に求めるものを聞き出し、お互いのメリットを創出したいと考えています。(就活の未来)

226字

unistyleでは、志望動機を書くにあたって、「成し遂げたいことに基づいて書く方法」と「自身の適正に基づいて書く方法」の2つの方法について解説しています。

自身の適正に基づいて書く方法は、志望する企業で自身がどのように貢献するのか、イメージが湧かない方にはおススメですが、自身の強みを理解している必要があります。

志望動機を書くにあたって必要な5つの要素、志望動機の構成を押えたところで、自身の適正に基づいて志望動機を書いて一つランクアップした、志望動機を書いてみましょう!

(3)NG例の特徴まとめ

人材業界は、人が直接かかわる仕事でもあるため、企業に入社してどのように人と関わっていきたいかをアピールする必要があります。アピールが不足すると、志望企業から適切な評価を得られない場合も考えられるでしょう。

適切な評価を得られない志望動機のポイントとして、

・その企業でないといけない理由が明確でない

・最初に結論が入っていない

・自分の内容を語りすぎている

の3つが考えられます。

この3つのポイントが含まれたNG例を人気記事の例文から紹介します。早速見ていきましょう!

その企業ではないといけない理由が明確でない(就活の未来)

就活の未来では、優れた志望動機を完成させるには、あえてNG例文を見ておくことも大切だと考えられています。では実際に見てみましょう!

(例文)

私は人材業界で活躍し、企業と人を繋ぐ架け橋として成長していきたいと考えています。仕事をする上では仕事との相性だけではなく、企業との相性が大切だと考えています。たとえ自身のやりたい仕事であっても企業との相性が悪ければやりがいを感じられない場合もありますし、続けるのが難しくなってしまうこともあります。仕事にやりがいを感じ、長く続けるためには、企業との相性を欠かすことはできません。私は登録スタッフに対して相性の良い企業を紹介することで、企業と人双方の満足を実現させたいと考えています。

241字

こちらの例文では、人材業界を志望する理由についてしっかり書かれてはいるものの、企業を志望する理由が一切書かれていないため、人材業界に興味があることは伝わっても、企業へのアピールにはなっていません。

最初に結論が入っていない(就活マン)

(例文)

「私は学生時代に、人の悩みに上手に応えられるようになりたいと思い人間心理学を学びました。そして貴社の説明会で、求職者の潜在ニーズを引き出すお話を聞き、共感する部分が多く魅力を感じました。私も貴社に入社し、利益貢献のために働きたいと思い志望させていただきました。」

129字

こちらの例文では、会社について触れられてはいるものの、結論が冒頭にないため抽象的になってしまっています。

企業の思いとどの点が一致したのか、自身がどのような考えを持っているのかを具体的に掘り下げると良かったですね。

自分の内容を語りすぎている(就活マン)

(例文)

「貴社を志望した理由は、私のスキルを磨いていける仕事だからです。私は学生時代、上下関係を問わず多くの人の相談に乗ってきました。「話しやすくて相談しやすい」とも言われたことがあり自信があります。貴社では「顧客ひとりひとりに合わせた提案とソリューション」に注力しているので、私が成長できる環境が整っているものだと確信しております。」

162字

自身をアピールしようという思いが前面に出過ぎたあまり、終始自分のことを語った例文ですね。

志望動機に自分の成長や能力のことについて触れること自体は問題ありません。

ですが、会社にどのように貢献できるのかまで書くと良いアピールになるでしょう。

まとめ

本記事では、人材業界への志望動機のポイントを、人気の記事を参考に紹介してきました。

人材業界の志望理由についても、各記事において何を重要視しているか、何をNGとしているかなど色々違いが出て、様々なポイントを知ることができたように思います!

是非これからの就職活動の参考にしていただければ幸いです!

他にも、違う業界についての記事も多数取り上げているので、ぜひ覗いてみてください!

また、無料のキャリア面談も行っているので、少しでも興味を持たれた方は、ぜひ友達追加をしてみてください!

 

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