電話での内定辞退の方法【会話・理由別の例文あり】
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!
- 内定辞退はどうやって伝えたらいい?
- 例文が知りたい!
と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんに向けて電話での内定辞退について解説していきます!
目次
(1)電話で内定辞退をするときのポイント
内定辞退の連絡は、遅くても入社の二週間前までに行いましょう。
内定辞退を決めた時点で、早めに電話かメールで連絡をしましょう。
新卒採用には膨大なコストがかかっており、企業には迷惑をかけてしまいます。
連絡方法は、電話が基本と言われていますが、メールでも構いません。
電話で内定辞退をするときのポイント①連絡先
基本的には、採用担当者の名前と部署を伝え、繋いでもらいます。
選考結果の連絡などで担当者の携帯電話番号が分かっているときは、携帯電話に電話をかけても問題ありません。
電話で内定辞退をするときのポイント②時間帯
電話で内定辞退をする場合、時間帯には気を付けなければなりません。
始業後すぐや終業間際、昼休憩の時間は避けましょう。
営業時間が9時~18時であれば、10時~12時、14時~17時の間に電話をかけるようにしましょう。
電話で内定辞退をするときのポイント③伝え方
以下の3つの伝え方を意識しましょう。
①内定への感謝を伝える
②内定を辞退したい意志を伝える
③内定辞退へのお詫びをする
④辞退理由は聞かれた場合に答える
電話で内定辞退をするときのポイント④メールを送る
電話のみで十分ですが、メールを送るとより誠意を伝えることができます。
何度も電話をかけると、担当者に迷惑がかかってしまうため、二回電話をかけても担当者が不在で連絡が繋がらなかった場合には、メールで内定辞退の連絡をしましょう。
メールで内定辞退をするときの例文はこちらです。
本文:
株式会社▢▢ 人事部
〇〇様
お世話になっております。
〇〇と申します。
先ほどお電話いたしましたが、ご多忙のようでしたので、メールにて失礼いたします。
この度は、採用内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
このような大変光栄なお知らせをいただきながら、誠に恐縮なのですが、貴院の内定を辞退させていただきたく、ご連絡を差し上げました。
自身の適性を鑑みた結果、このような決断となりました。
貴重なお時間をいただいたにも関わらずこのようなお返事となり、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げる次第です。
メールでのご連絡となりましたこと、何卒ご了承いただきたくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々の発展をお祈り申し上げます。
▢▢大学▢▢学部
〇〇〇〇(氏名)
メールアドレス
電話番号
(2)【例文あり】電話で内定辞退をするときの会話例
内定辞退の会話例①企業に電話後繋いでもらう
受付「変わりますので、少々お待ちください」
人事「お電話変わりました。〇〇です」
学生「お世話になっております。▢▢大学の〇〇と申します。先日いただいた内定通知の件でご連絡させていただいたのですが、今お時間よろしいでしょうか」
人事「はい。大丈夫です」
学生「ありがとうございます。先日は内定のご通知をいただき、心より感謝しております。身勝手なお願いで申しあげにくいのですが、この度、御社の内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました」
人事「そうなんですね。差し支えなければ、辞退理由を伺ってもよろしいでしょうか」
学生「御社と並行して選考が進んでいた企業があり、そちらからも内定をいただきました。最後まで悩みましたが、自分の適性や今後のキャリアについて検討した結果、そちらの企業にご縁を感じ、入社を決めました」
人事「承知しました」
学生「本来ならば直接伺ってお伝えするべきなところ、お電話での連絡となり申し訳ございません」
人事「他社での活躍を期待しています」
学生「ありがとうございます。改めて、内定をいただいたにも関わらず辞退する結果となり、大変申し訳ございません。それでは、失礼致します」
受付の方が繋いでくれるので、心を落ち着かせて待ちましょう。
辞退理由は、聞かれた場合に答えるという認識で大丈夫ですが、大抵の場合聞かれます。
給料や企業の規模を理由として伝えるのではなく、「ご縁を感じた」や「やりたかったことに近い」と伝えましょう。
また、「失礼致します」と言った後、2~3秒置いて電話を切りましょう。
内定辞退の会話例②採用担当の携帯電話に電話をする
人事「はい。大丈夫です」
学生「ありがとうございます。先日は内定のご通知をいただき、心より感謝しております。身勝手なお願いで申しあげにくいのですが、この度、御社の内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました」
人事「そうなんですね。差し支えなければ、辞退理由を伺ってもよろしいでしょうか」
学生「御社の他に応募していた企業からも内定を頂き、検討の末、御社を辞退させていただくことになりました」
人事「承知しました。どちらの会社に行かれるのか伺ってもよろしいでしょうか」
学生「申し訳ございませんが、お答えすることができません」
人事「分かりました」
学生「本来ならば直接伺ってお伝えするべきなところ、お電話での連絡となり申し訳ございません」
人事「他社での活躍を期待しています」
学生「ありがとうございます。改めて、内定をいただいたにも関わらず辞退する結果となり、大変申し訳ございません。それでは、失礼致します」
携帯電話にかける場合も、受付に繋いでもらうときと、ほぼ同じ手順です。
入社先の企業名は答えなくても良いです。
内定辞退の会話例③担当者不在
受付「変わりますので、少々お待ちください」
受付「申し訳ございません。あいにく〇〇は外出しております。△△時頃、帰社予定でございます」
学生「かしこまりました。それでは、私から再度、△△時ころにお電話させていただきます」
受付「かしこまりました」
学生「ありがとうございます。それでは、失礼致します」
担当者が戻る時間が不明の場合も、同じように、再度電話する旨を伝えましょう。
折り返しの電話を提案されることもあると思いますが、断り、「再度、こちらからお電話させていただきます」と伝えましょう。
(3)【例文あり】理由別内定辞退の伝え方
理由①他企業への就職
▢▢大学の〇〇と申します。
先日は内定のご通知をいただき、心より感謝しております。
身勝手なお願いで申しあげにくいのですが、この度、御社の内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。
御社と並行して選考が進んでいた企業があり、そちらの企業にご縁を感じ、入社を決めたためです。
内定をいただいたにも関わらず辞退する結果となり、大変申し訳ございません。
それでは、失礼致します。
理由②体調不良
▢▢大学の〇〇と申します。
先日は内定のご通知をいただき、心より感謝しております。
身勝手なお願いで申しあげにくいのですが、この度、御社の内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。
体調不良により、就業できないため、内定を辞退させていただくことを決めました。
内定をいただいたにも関わらず辞退する結果となり、大変申し訳ございません。
それでは、失礼致します。
理由③大学院進学
▢▢大学の〇〇と申します。
先日は内定のご通知をいただき、心より感謝しております。
身勝手なお願いで申しあげにくいのですが、この度、御社の内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。
大学院に進学するため、内定を辞退させていただく決断に至りました。
内定をいただいたにも関わらず辞退する結果となり、大変申し訳ございません。
それでは、失礼致します。
理由④留年
▢▢大学の〇〇と申します。
先日は内定のご通知をいただき、心より感謝しております。
身勝手なお願いで申しあげにくいのですが、この度、御社の内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。
単位の修得がままならず留年する運びとなってしまいました。
そのため、内定辞退を決意いたしました。
内定をいただいたにも関わらず辞退する結果となり、大変申し訳ございません。
それでは、失礼致します。
まとめ
今回は電話での内定辞退について解説しました。
マナーを意識して連絡しましょう!
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