ESを突破する自己PRの書き方【強み別例文付き】

 

皆さんこんにちは!

CLUTCH TIMES編集長です!

 

 


就活生
  • ESの自己PRってどう書けばいい?
  • そもそも自己PRってなんのためにあるの?

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そもそも、企業が自己PRを聞く理由として、学生の「能力・人間性」が

自社とマッチするか見極めようとしているという点が挙げられます。

その為、自己PRではまずその企業が求めている能力や、人間性を把握した上で、自己PRを書いていきましょう!

(1)ESの自己PRを書くにあたっての流れ

ESの自己PRを書くにあたって、以下のステップを参考にしてみてください。

ステップ➊:自分の強みを端的に述べる。

ステップ➋:強みを裏付けるエピソードを添える。

ステップ➌:会社でどう活かすか述べる(再現性

基本的にはこのステップを踏んで、自己PRを書いていきましょう。

ここからは、例文とともに、文字数ごとの自己PRの書き方を解説していきます!

(2)ESの自己PRを400字で書こう!【例文付き】

まずは平均的な文字数である、300字~400字で自己PRを考えていきましょう。

ポイントとしては以下の通りです。

ポイント①:強みを一つに絞り、書いてみる。

ポイント②:文字数は気にせずとにかく書いてみる。

ポイント③:最後に文字数を調整する。

では以上のポイントを念頭に置き、強み別に自己PR例文を見ていきましょう!

自己PR例文①:協調性

私には、相手の考えを尊重しながら同じ目標を目指すために行動できる「協調性」があります。私は大学の学生団体に所属しており、そこでは主にオープンキャンパスなどの運営を行っています。しかし、コロナ禍で会う機会が限られ、メンバーのスケジュール調整や温度感の違いに苦労していました。そこで、メンバー30人それぞれに大学の授業やアルバイトなど、団体活動以外の優先順位をヒアリングし、無理しない範囲内でできる業務の分担を提案しました。また、週に1回、オンライン会議を開き近況報告をすることで時間の効率化も図り、メンバーが自分のやりたいことをあきらめずに活動を続けられる方法を実践しました。結果、全員が協力する形でオープンキャンパスを開催することができました。私はこの協調性という強みと学生団体で培った企画力も生かし、貴社の企画部門でチームの誰一人欠くことなく、全員で目標達成に向かっていけるよう精進して参ります。(398字)

こちらは協調性を強みとした自己PRの例文です。

協調性というと同調のイメージが強いですが、このように自らチームのために働きかけた経験を添えることで、リーダーシップのアピールにもなります。

最後には入社後どのようにこの強みを生かすかも記されており、良い自己PR例文です。

自己PR例文②:継続力

私の強みは、自分の課題を明確にし、それに対して愚直に積み重ねができることです。私は、小学生の頃から12年間テニスを続けています。大学でも体育会硬式庭球部に所属し、所属リーグでの優勝を目指し、日々練習に打ち込んでいます。ただ、大学では特に上手な選手が多く、なかなか団体戦メンバーの座を勝ち取ることができずにいました。そこで、レギュラーになっている先輩の2年分の動画と自分のプレーを比較し、自分には何が足りていないのか徹底的に分析しました。その結果、疲れるとフォームが乱れてミスを連発していることが判明しました。そこで、練習終わりには基礎的な素振りなどを含む個人練習を2時間行い、それを2年間毎日行い続けました。その結果、同期の中で初めて団体戦のメンバーに選ばれ、試合に出ることができました。‌入社後も、自らが抱える課題を分析し、地道に努力し続ける力を生かして、貴社の利益に貢献できるよう精進して参ります。(399字)

こちらは継続力を強みとした自己PRの例文です。

自己PRを書く際には、「継続力」と一言で言うのではなく、

「自分の課題を明確にし、それに対して愚直に積み重ねができること」

といったように自分の言葉で強みを言い表すことでオリジナリティを持たせることができます。

自己PR例文③:コミュニケーション能力

私の強みは、課題に対し解決方法を考え、実行のために周りの人とコミュニケーションをとれることです。所属している経済学のゼミで、若者のSNSの利用状況について200人にヒアリングをした内容を基に検証するという課題が出されました。ゼミ生8人で知人にヒアリングできないか声がけをしたものの、人集めに苦戦していました。そこで、人が集まらない理由を特定するために、ゼミ生一人ひとりにそれぞれがどのようにヒアリングを断られたのか聞きました。すると、ヒアリングの目的がきちんと相手に伝わっていないことわかりました。そこで、目的を明記したヒアリング協力のお願いの文面を共有し、知人やゼミ生にグループLINEに投稿してもらうように提案しました。その結果、200人のヒアリング内容を得ることができ、課題提出に間に合わせることができました。入社後は、強みであるコミュニケーション能力を生かし、課題解決を円滑に進めるべく精進して参ります。(397字)

こちらはコミュニケーション能力を強みとした例文になります。

上記に加え、「自分が周りと話すときに心がけていること」

なども内容に盛り込むと、より魅力的な自己PR文となります。

自己PR例文④:縁の下の力持ち

私の強みは、誰かをサポートするために努力できることです。家庭教師のアルバイトをしていた際、勉強のやり方がわからず、テストの点数が伸び悩んでいる生徒がいました。そこで、私は得意のイラストを描いて説明したり、歴史上の人物の面白いエピソードを教えたりと、まずは少しでも勉強が楽しいと思ってもらえるように、授業があるたびに様々な工夫をしました。これらの試みを半年続けた結果、テストの平均点がいつも70点代だったのが84点に上がることができました。そして、ご両親からも「勉強を進んでするようになった」と評価をいただきました。誰かの成功を支援する立場で味わえる喜びを知り、社会に出ても「誰かのためになりたい」と思うようになりました。貴社に入社した際には、自分の業務をこなすだけでなく周囲の社員のサポートもおこない、個人だけでなく全体でも業績を伸ばしていけるように努めたいと思います。(385字)

こちらは縁の下の力持ちを強みとした自己PR例文です。

強みはありきたりだとしても、自分のオリジナル体験を自分の言葉で述べることで唯一無二の自己PR文となります。

ぜひ参考にしてみてください。

(2)ESの自己PRを200字で書こう!【例文付き】

200文字の自己PRでは、要点を簡潔にまとめることが重要です。

その為、文の骨格となる最も主張したい自らの強みを選びましょう。

ポイントは以下の3つです。

ポイント①:一文は50字前後でまとめる

ポイント②:重要な部分は残しつつも情報を削っていく

ポイント③:面接ではこの200字自己PRを30秒~1分で話せるように練習

→面接対策はこちら

では200字の自己PR例文を見ていきましょう!

自己PR例文①:リーダーシップ

私の強みは、リーダーシップが取れることです。 大きな目標を掲げ、チームを統率して目標達成に導くことが得意です。 大学時代は、サッカー部の主将として約50名の部員を率いていました。県大会優勝のために、今までの練習を刷新してチームに新しい体制を取り入れた結果、優勝することができました。貴社では、私の強みであるリーダーシップを生かし、チーム全体で目標達成に向かっていけるよう、組織に貢献して参ります。(195字)

こちらはリーダーシップを強みとした自己PR例文です。

200字ながらも、「強み→裏付けるエピソード→入社後」

の3段階で綺麗にまとまっている例文です。

ぜひ参考にしてみてください。

自己PR例文②:責任感

私の強みは、何があっても最後まで責任を持って取り組めることです。例え失敗しても、アプローチの角度を変え、目標を達成することを常に意識しています。 アルバイトで時間帯責任者を務めていた時には、3ヶ月間売り上げが改善できず苦労していました。しかし、試行錯誤を重ね、売り上げを以前より30%伸ばすことができました。 貴社でも、私の強みである責任感を活かし、自分に与えられた仕事は必ず達成し貢献して参ります。(197字)

こちらは責任感を強みとした自己PR例文です。

面接では具体的にどんなことをして売上を伸ばしたのか、という点が聞かれると思いますので、答えられるようにしておきましょう。

自己PR例文③:挑戦心

私の強みは、何事にも挑戦し、責任を持って最後までやり遂げられることです。学生時代はサークル代表やゼミリーダーに抜擢され、メンバーを率いる為に自らが率先して様々なことに挑戦してきました。その結果、ゼミでは初のコンペ出場ながらも、優勝を勝ち取ることができました。貴社では、私の強みである挑戦心を活かし、幅広く業務に携わりながらも、最後まで責任を持って業務に取り組んで参ります。(186字)

こちらは挑戦心を強みとした自己PR例文です。

むやみやたらに挑戦するだけでなく、きちんと最後までやり切ることもアピールできています。

コンペ優勝など、短いからこそ内容の濃いエピソードを選ぶことを意識してみてください。

自己PR例文④:笑顔

私の強みは、どのような人に対しても笑顔で対応が出来ることです。大学生の時に接客業のアルバイトを行ったことで、対応力と笑顔が身につきました。皆が苦手としていたお客様に対しても明るい笑顔で接客を行いました。その結果、スタッフの中で一番対応が良いとお褒めの言葉をいただくことができました。この笑顔を生かして、貴社でも明るく接客をし、気持ちの良いサービスを提供できるよう精進して参ります。(190字)

こちらは笑顔を強みとした自己PR例文です。

ただ、コロナ禍でマスク越しに笑顔が伝わっているか微妙な部分ではありますので、

上記の例文であれば笑顔の他にも対応力柔軟性などの強みにも置き換えることも可能です。

ぜひ参考にしてみてください。

(3)ESの自己PRでの写真の選び方

よくESを提出するにあたって、証明写真以外に

「あなたらしい写真を一枚貼ってください」のような項目を見かけませんか?

その際に、どのような写真を選んだら効果的にアピールできるのかについて

解説していきます!

自己PR写真の選び方①:自分がはっきりわかる

まず、自分の存在がしっかり認識できる写真を選びましょう。

例えば集合写真などを選んでしまうと、採用担当者はどれが貴方かわかりません。

拡大したとしても画素数が荒くなってしまうため、なるべく1人で映っているピン写真が望ましいです。

また、この写真を通じて自分の強みをアピールするということを忘れないようにして写真を選ぶようにしましょう。

自己PR写真の選び方②:自己PRに基づく写真

自分が企業に自己PRする内容と矛盾がない写真を選びましょう。

例えば、行動力をアピールしているのに、物静かげに読書をしている写真を選んでは少々イメージがずれてしまうのではないでしょうか。

改めて「自分のどんな強みを企業にアピールしたいのか」を踏まえた上で、

自分の自己PR・人間性に基づいた写真を選んでみてください。

写真に関して説明を促された際にも、きちんと自分の強みをアピールできるように準備しておきましょう!

自己PR写真の選び方③:オリジナリティがある

自己PR写真は、証明写真以外のものであなたの人間性を伝えるチャンスです。

必ずしも奇抜な写真を選ばなくてはならないという訳ではありませんが、

その写真に関するエピソードを説明できるものを選ぶようにしましょう。

他の設問と比べて自由度が高い設問であるため、

自分の個性をアピールできるよう普段から写真を撮ってストックしておくようにしましょう!

まとめ

今回はESに書く自己PRについて解説しました!
400字と200字それぞれの例文を参考にしつつ、自分の言葉で強みを伝えられるよう書いてみてください。

もし、ESの完成度などで不安なことがあれば、digmeeではES添削など就活相談を承っているため、

ぜひこちらから相談してみてくださいね。お待ちしています!

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