七大商社を知ろう!特徴や内定確率アップ法を教えます

 

皆さんこんにちは!

CLUTCH TIMES編集長です!

 

 


就活生
  • 七大商社ってどこなの?
  • どんなことをやっているの?

 

七大商社と言われても、あまりピンとこない人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな皆さんに向けて七大商社の特徴や内定確率アップ法について解説していきます!

七大商社売り上げランキング

  • 1位:三菱商事
  • 2位:伊藤忠商事
  • 3位:丸紅
  • 4位:三井物産
  • 5位:豊田通商
  • 6位:住友商事
  • 7位:双日

このランキングで1位だったのが、三菱商事です。

豊田通商と双日は5大商社とビジネスモデルの規模が違います。

それにもかかわらず豊田通商が5位になったのは、世界経済が回復基調にあるからという点と、自動車生産関連の取り扱い製品が増加した点が理由としてあります。

世界経済の回復は、総合商社にとってよい兆しということができます。

総合商社は世界をまたにかけて仕事をしなければならないので、世界経済と仕事が密着しているということがわかります。

七大商社平均年収ランキング

  • 1位:三菱商事
  • 2位:伊藤忠商事
  • 3位:三井物産
  • 4位:丸紅
  • 5位:住友商事
  • 6位:双日
  • 7位:豊田通商

1位の三菱商事は、安定の地位を築いています。

具体的には、平均年収約1,300万円です。

しかし平均年齢が約40歳であることから、本当に年収が1,000万円貰えるようになるには勤続年数を重ねてからということになります。

2位の伊藤忠商事も、平均年収は約1,300万円です。

こちらも平均年齢が約40歳なので、実際に1,000万円以上の年収をもらうには時間が必要です。

総合商社=高年収というイメージが強いですが、本当の高年収になるためには、数々の仕事をこなして勤続年数を重ねていかなくてはなりません。

七大商社それぞれの特徴

七大商社の中でも特に規模の大きい五大商社についての特徴や選考のポイントはこちらに詳しく記載しているので、是非こちらも参考にしてください。

七大商社①:三菱商事

財閥系三菱グループの1つが三菱商事です。

石炭やLNGなどのエネルギー分野を得意としていますが、資源分野・非資源分野に関係なく基盤のバランスが良く、7大商社のトップを走り続けている実績があります。

手掛ける分野は、エネルギー以外に生活産業や機械、化学品、地球環境及びインフラ事業、新産業金融事業、金属があります。子会社には、三菱食品やローソンなどが含まれています。

七大商社②:三井物産

三井財閥の流れを汲んでおり、日本で初めての商社として長い歴史があるのが三井物産です。

「人の三井」と言われることがあるほど、ヒューマンスキルの高い会社です。

鉄鉱石、原油やガス、LNGなど資源分野に圧倒的に強い面がありますが、それゆえ資源価格が業績に大きく影響することは否めません。

同時に、資源価格の影響を最小限に抑えるためにも、機械インフラ事業や生活産業などにも力を入れています。

エネルギー、機械インフラ、生活産業のほかに、金属、化学品、ICTなどの次世代・機能推進などの事業展開を行なっています

七大商社③:住友商事

財閥グループの住友に源流をおく住友商事ですが、商社として事業をスタートさせたのは 戦後で、7大商社の中でも若い会社だと言えます。

関西圏で地盤が強いのも特徴のひとつです。

住友グループとして事業展開している金属事業や輸送機・建機のリース事業、インフラ、生活不動産、資源化学品などを強みとしています。

7大商社のなかでメディア・デジタル事業を展開している唯一の商社です。

七大商社④:伊藤忠商事

近江商人の「三方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし)という経営哲学を基に、自社と取引先だけでなく、日本社会に貢献することを大切にしています。

事業の興りが麻布の販売であったこともあり、繊維関係や食料品分野に強みがあります。

繊維・食料品・機械・金属・情報金融・エネルギー化学品・住生活を事業展開しており、なかには、Doleやプリマハム、不二製油、ファミリーマートの運営など、私たちの暮らしに馴染みのある企業やビジネスも保有しています。

七大商社⑤:丸紅

伊藤忠商事と同じ会社でしたが、戦後の財閥解体の際に別会社としてスタートしたのが丸紅です。

伊藤忠同様に食料品事業に強みがあるほか、穀物の取り扱い料№1、Independent Power Producer(独立系発電事業)分野でも高い実績を誇ります。

事業展開では、食料品、エネルギー・金属、紙・パルプに強いほか、生活産業や輸送機分野も手掛けています。

七大商社⑥:豊田通商

名前からも分かるように、トヨタグループの商社である豊田商事は、自動車産業に関連する分野で特に強い力を発揮しています。

海外での事業展開としては、アフリカの経済発展や医療分野に注力していることが特徴です。

自動車、金属、グローバル部品やそのロジスティック、機械・エネルギープラントプロジェクト、化学品・エレクトロニクス、食料・生活産業などを事業展開していますが、そのほとんどがトヨタグループに関連しています。

七大商社⑦:双日

かつての10大商社時代に活躍してたニチメンと日商岩井が合併してできたのが双日です。

自動車産業に力を入れており、国内外で事業展開しています。

最近で目立つのは宇宙関連事業で、その実績は国内トップを誇り、今後の事業展開が注目されるところです。

エネルギーや社会、医療、機械などのインフラ事業を幅広く展開している点も特徴的で、ほかにも、国内外で土地開発分野で力を発揮しています。

七大商社の選考で有利になるポイント

七大商社選考ポイント①:簿記2級の取得

7大商社への就職を有利にすることの1つが、簿記検定2級を取得していることです。

商社の事業の1つに投資がありますので、投資を行う場合に決算内容の評価を理解するために、簿記や会計の知識が必要となっています。

そのため商社を希望している学生は、就業試験前にできれば簿記検定2級を取得しておく方が良いでしょう。

入社後に資格を取得しても大丈夫なのですが、時間的に余裕のある学生のうちに資格取得をしておく方が楽と言えます。

簿記検定は2級以上が株式会社を想定しているので、取得は2級を目指すことになります。

七大商社選考ポイント②:TOEIC 750~900の取得

7大商社への就職を有利にすることの1つが、TOEICの取得スコアが750~900点あることです。

7大商社の取引先は海外企業であることが多いので、7大商社を目指す学生は、語学、特に英語に強い方が有利です。

ビジネスレベルの英語を使いこなすにはTOEIC800点前後が必要とされていますので、TOEICの取得スコアが750~900点あれば評価が高くなります。

英語圏以外でも事業展開しているのが7大商社ですので、さらに多言語習得を目指すのも良いでしょう。

七大商社選考ポイント③:七大商社のインターンシップに参加する

7大商社への就職を有利にすることの1つに、7大商社のインターンシップに参加することがあります。

7大商社では、就職を希望する学生へ向けたインターンシップを毎年行っています。

インターンシップに参加することで、商社で働く社員の様子を実際に知ることができ、さらに、商社のビジネスモデルについての詳しい説明を受けることができます。

実際の現場の様子を体感できるインターンシップは、7大商社への就職を希望している学生ならば、できるだけ参加するのがおすすめです。

七大商社選考ポイント④:OB訪問をする

7大商社への就職を有利にすることの最後の1つが、OB訪問をすることです。

OB訪問とは、就職活動の際に情報収集の一環として行う方法で、その会社にいる自分の大学のOBを訪問していくことです。

このOB訪問の良さは、企業側から学生に自社のことをよく知って貰うことができるところです。

また、学生側もその企業についての理解をより深めることができます。

そのため、7大商社の各会社は公式にOB訪問を認めています。

OB訪問のマナーやメールなどをこちらでまとめて紹介しているので、OB訪問の際は是非役立ててください。

まとめ

今回は、七大商社についてご紹介しました!

こちらでは五大商社について、またこちらでは五大商社と七大商社の違いなどについても記載しているので、是非参考にしてください。

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