就活で特技をアピールしよう!見つけ方から書き方まで徹底解説!
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!
- 就活での特技って何を書いたらいいの?
- 自分の思っているものって書いて大丈夫なのかな?
就活で特技と聞かれてこのように迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんに向けて就活における特技について解説していきます!
目次
就活で使える特技一覧
特技 | アピールポイント | 仕事でどう役立つか |
---|---|---|
スポーツ(団体) | 組織として成果を挙げた経験や組織内の役割を全うした経験 | チームの一員として成果を挙げるために役割を全うできる |
スポーツ(個人) | 忍耐力や継続力、自分で自分を律して取り組む力 | 常に向上心を持ち、困難な課題に対しても粘り強く強く取り組むことができる |
英会話 | 知見や視野を広げるため海外に目を向け語学力を身に付けたこと | 好奇心旺盛で与えられた業務に限らず自己成長のために努力できる |
写真を撮る | 多くの人が目につかないようなものに対して気付きを持ってる | 周囲に対する気配りや配慮ができる |
歌を歌う | 自分の言いたいことや表現したいことを伝えることができる | 感情が豊かで表現力がある |
楽器演奏 | 個人のスキル、周囲とのチームワークの両方を身に付けることができる | 自己成長しつつ、周囲と協力して成果を挙げることができる |
絵を描く | 見たもの、イメージしたものを表現する力に長けている | 自分が持つイメージや経験などを共有することができる |
本を読む | 幅広い知見を持っている。文章把握能力や速読の能力に長けている。 | 幅広い情報収集が可能。自己成長にもつながる |
プログラミング | ネット上において自分がイメージした形を作り上げることができる | ネット上で提供可能なサービスを具体的にイメージしながら仕事ができる |
料理 | 完成したものをイメージしながらそれを表現できる | <商品やサービスの完成形をイメージしたうえで業務に取り組める |
掃除 | 人は嫌がるがやらなければならないことを率先して行う責任感がある | 人が嫌がる仕事に対しても責任感を持って積極的に取り組める |
早寝早起き | 規則正しい生活をおくるために自分自身を律する力がある | ブレることなく社会人として自分を律しながら成長できる |
SNS | 情報収集力、ブランディング能力、発信能力などを身に付けている | マーケティングに活かせる情報収集や企業PRのためのブランディング |
動画制作 | 動画を通じて自分が伝えたいことなどを表現できる | プレゼン資料などを従来のパワポではなく動画で作成するなど |
無遅刻無欠席 | 決められたルールの中で日々継続して物事に取り組める | 社内規則を遵守し、ミスなく淡々と日々の業務を遂行できる |
人とすぐに仲良くなる | 相手との距離感を把握しつつ、最適な方法で距離を縮められる | 上司や同僚などの社内、営業先や顧客など社外の両方で幅広い人脈形成 |
裁縫 | 目の前の物事に対して黙々と集中して取り組むことができる | 一つ一つの仕事に真摯に向き合い、妥協することなく取り組める |
人に物事を教える | 人にわかりやすく教えるために、まず自分自身で情報を整理できる | 情報を整理したうえで正確に伝えることで効率的な業務に貢献 |
記憶力 | 人よりも多くの情報を自分の中に入れることができる | 業務理解や現状把握など情報力で会社に貢献することができる |
暗算 | 数字に強い | 事務職、特に経理や財務に強みを生かすことができる。 |
整理整頓 | 周囲の環境を整えることで効率的に物事を進められる | 日々の業務におけるミスの軽減、効率的な業務把握ができる |
節約 | 物事の必要性に応じて優先順位をつけることができる | 事務職に強み。業務の優先順位や最低限の予算での職務遂行が可能 |
マジック | 周囲の人を驚かせることにやりがいを感じる、その準備が徹底できる | 企画や営業提案において相手の想像を超える提案のための準備に強み |
運転 | 集中力があり、緊張感のある中でも最大限のパフォーマンスが可能 | プレッシャーのかかる仕事や緊張感のある現場でこそ活躍できる |
旅行の計画 | 予算や行程など全体が上手く流れるための計画力 | 事業や企画を成功させるための道筋を考えた上で計画的に行動できる |
プレゼント選び | 好みや興味のあることをリサーチ、相手の立場に立って考える力 | 顧客や営業先の立場に立ち、相手の求めていることを把握できる |
モノマネ | 相手の特徴やクセなどを観察する力 | 上司や先輩のスキルを盗める、営業先の細かな把握ができる |
手話 | 語学同様、より多くの方とコミュニケーションを取ることができる | 自分にしかできないコミュニケーション能力がある |
将棋・囲碁 | 先を見据えた思考力、相手の考えを読む力 | 対企業、対顧客との駆け引きにおいて優位に立てる |
筋トレ | 目標を決めたうえで、自発的に行動することができる | 常に自己啓発を行い、自己成長に努めることができる |
(参考元:就活攻略論)
このように、特技は単に紹介するだけでなく、どのような強みにつながるのか、仕事にどう活きるのかが重要になります。
記事の後半でこの2点を活かしたESの書き方を紹介しているので、そちらも要チェックです!
就活で使える特技の見つけ方
特技の見つけ方①:趣味を考える
「特技が見つからない」という人は、まず趣味に近いことを思い浮かべてみましょう。
筋トレや登山、読書や映画鑑賞など、思いつくもので構いません。
特にこだわってきたこと、行動してきたことから特技が見つかるかもしれません。
例えば、「洋画に詳しい」という特技でも良いです。
洋画の魅力にはまり、さまざまな映画の内容や監督、俳優を覚えながら紹介を発信していたなどのエピソードがあるとより書きやすくなります。
このように特技は自己PRとは違う強みを企業にアピールできます。
特技の見つけ方②:日常からヒントを得る
趣味のようなものが見つからない場合は、日常生活を振り返り、特技を導いていきましょう。
多くの学生の日常は、「学業」「部活・サークル活動」「アルバイト」「プライベート」の4つに分けることができると思います。
以下の項目を参照しながら、行動を振り返ってみましょう。
当てはまることを1から順に書き出して掘り下げていくと、思わぬ特技が見つかるかもしれません。
- 「学業」「部活・サークル活動」「アルバイト」「自宅で過ごす」のうち、最も時間を費やしているものはどれか検討する
- 選んだ活動を振り返り、詳細を書き出す
- 2の中で、特に時間を費やしてきたことは何かを検討する (1日、1週間、1年間で最も時間を費やしていて、継続していること など)
3の内容について、始めた当初から現在までの変化(成長)した点を書き出す 「特技」を自己PRのエピソードにしたい場合、以下も一緒に考えてみましょう。
- 何を意識して続けてきたか
- 大変だったことは何か
- なぜ、続けることができたのか
- なぜその時間が好きなのか
- なぜそれが面白かったのか
この振り返りのポイントは、日常生活を細分化していきながら「費やした時間」という事実に着目して考えていくことです。
時間をかけたことで起こった「変化」が、「特技」になっている可能性があります。
例えば、学校に入学してから一番時間を費やしてきたのが「アルバイト」だったとします。
「お小遣いを稼ぐために、ただ淡々と4年間コンビニでアルバイトをこなしていただけ」という人でも、始めた当初と4年後とでは、なんらかの変化があったはずです。
「レジ打ちのスピードが上がった」「袋詰めの要領がよくなった」「人の顔をすぐに覚えられるようになった」など、自分の変化に注目してみましょう。
自分の得意なこととして「特技」が浮き彫りになってくるかもしれません。
「学業も部活・サークル活動もアルバイトもやらず、ほとんど自宅で過ごしていた」場合は、自宅での過ごし方がわかるように、朝起きてから寝るまでの自分の行動を振り返ってみましょう。/p>
例えば、「ゲームに一番時間を費やした」という人は、ゲームが特技でもよいでしょう。
夢中になっているゲームがあれば、さらに詳細を書き出して検討してもよいかもしれません。
ゲームを特技とする場合、パズルゲームなら論理的に考えることが得意、家を建てるゲームならゼロからモノを生み出すのが好き、対戦型ゲームなら人とのコミュニケーションや共同作業が得意、というような自分の強みも見えてくる可能性があります。
特技の見つけ方③:肯定してくれる人に相談する
「何もしてこなかった」「何も頑張ったことがない」と思っていても、さまざまな側面から行動を書き出してみると、案外いろいろなことをしてきた自分に気づくことができます。
中には、「それでも見つけられなかった」という人もいるかもしれません。
自分一人で行動を棚卸しすることに限界を感じたら、親しい友人や家族に聞いてみるのも一つの方法です。
自分では気がつかなかった特技が、周囲の人には見えているということも考えられるからです。
特技は、あなたの強みや長所につながっています。
相談するときはあなたを受け入れて肯定してくれる相手を選ぶとより効果的に特技を発見することができます。
「身近な人には相談しにくい」という方は、学校のキャリアセンターやリクナビ就職エージェントのキャリアアドバイザーなどに聞いてみるのもいいでしょう。
digmeeでもキャリア面談を行っています。(詳しくはこちら)
困った時は是非気軽に相談してください!
特技と趣味の違い
よく似たような項目として比較されるものに趣味があります。
特技と趣味の違いをお伝えすると、 特技は自分の得意なもので、特に自分の適性についてアピールするもの 趣味は自分の人となりについてアピールするもの と認識していただくとイメージしやすいかと思います。
ESで使える特技の書き方
ESで使える特技の書き方①:具体化した特技をかく
特技に限らず自己PRやガクチカ、志望動機などを書く上で必ず最初に書くべきは「結論」です。
特技の場合「私の特技は◯◯です」となります。 これだけでも問題ないのですが、他の就活生と差別化を図るために僕がやっていたのが「具体化した特技」を書くというテクニックです。
【一般的な冒頭分】 私の特技は節約です。
【具体化した冒頭分】 私の特技は1ヵ月に1万円程度の貯金を生むことのできる節約です。
例えばこんな感じで具体的な数字を出します。
そうすると採用側も「続きが気になるな」と興味を持ちます。
そこで具体的なエピソードを根拠に説明してあげれば説得力のある文章になります。
冒頭で相手の興味を引くというのは、エントリーシートや面接などで非常に有効なテクニックなので、ぜひ活用してみてください!
ESで使える特技の書き方②:根拠となるエピソードをかく
冒頭で説明した特技に説得力を持たせるために、根拠となるエピソードを書きましょう。
書く際に意識して欲しいのは「本当に経験した人にしかわからない気持ちを入れること」です。
企業の採用担当者は毎年多くのエントリーシートを目にしています。
それだけ経験豊富なので、嘘の記述などを見抜くポイントを知っていたりもします。
そこで実体験した人にしかわからないであろう部分を取り入れ嘘ではないことをアピールしておきましょう。
これだけでも嘘の特技を書いている人とは差別化ができます。
ESで使える特技の書き方③:そこから学んだことをかく
自分の特技を説明して、具体的なエピソードを伝えた段階で文章が終わってしまった場合、採用担当者は結局何が言いたかったのかわからなくなります。
そうならないために、その特技に関するエピソードを通じて学んだことを書きましょう。
ここで注意したいポイントは「学んだ内容が限定的なものにならないようにすること」です。
例えば特技として裁縫をアピールしたとします。
裁縫に関するエピソードを書いた後に、学んだこととして「マフラーが編めるようになりました」と書かれても、何のアピールにもなりません。
伝えるべきは裁縫技術の習得に関することではなく、裁縫という行為を継続した結果身に付いた「継続する力」や「一つの物事に集中する力」です。
技術ではなく、人としてどのような学びや成長があったのか、就活ではこの点が重要になります。
ESで使える特技の書き方④:仕事での活かし方をかく
最後に文章の締めとして書くべきなのが「仕事でどう活かせるか」という点です。
特技を通じて学んだことを御社に入ってどのように活かせるか、ここまで言及してはじめて特技がアピール要素になります。
ここで注意すべきは「業務との関連性があるか」という点です。
例えば、特技を通じて身に付けたことが「人と積極的に関わる力」なのに、選考を受けている職種が事務職では意味がありません。
事務職にも人と関わる力は必要ですが、せっかく人と関わるコミュニケーション能力という点をアピールしているのであれば、それをフル活用できる営業職などの選考を受けるべきです。
このように自分が受けている業種や職種との関連性についてしっかりと考えた上で、仕事に活かせる点を書くようにしましょう。
ESで使える特技の例文
【結論】
私の特技は1ヵ月に1万円程度の貯金を生むことのできる節約です。
【エピソード】
高校生の時から「貯金をして海外旅行に行きたい」と考え、節約生活を始めました。
具体的には、買い物した際に必ずレシートをもらい、ノートに毎月の収支をまとめるようにしました。
そのノートを見返して、本当に必要なもの以外にチェックを付け、同じ買い物をしないようにしました。
欲しいものが買えない辛さもありましたが、本当に欲しいものかどうか考える癖がつきました。
また念願の海外旅行にも行くことができました。
【学んだこと】
この経験を通して、計画的に物事を進めること、目標を設定し、それに向かってコツコツ努力や改善を繰り返すことの大切さを学びました。
【仕事での活かし方】御社に入社した際には、個人とチームの両方において常に目標を明確にし、その目標を達成していくことで御社に貢献していきたいと考えています。
まとめ
今回は、就活での特技についてご紹介しました。
「自分には特技がない」と諦めず、少しづつ振り返りながら考えてみましょう!
digmeeではそんなキャリア相談ができるオンライン面談を無料で行っています。
特技が見つからない、やり方がわからないという方は是非活用してください!
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