新卒でエンジニアになれる?必要な言語や学習方法は?

 

皆さんこんにちは!

CLUTCH TIMES編集長です!

 

 


就活生
  • エンジニアって新卒でなれるの?
  • どうやって就活を進めればいいの?

 

エンジニアを新卒で目指すにあたってこのように迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな皆さんに向けて新卒のエンジニアについて解説していきます!

目次

(1)エンジニアの仕事内容とは?

(2)新卒でエンジニアになるために知っておきたいポイント

▶新卒エンジニアのポイント①:学歴・文理は関係ない

▶新卒エンジニアのポイント②:中途と扱いは変わらない

▶新卒エンジニアのポイント③:経験があると得をする

▶新卒エンジニアのポイント④:プロダクトを作れないと評価されない

(3)新卒でエンジニアになるために必要なスキル

▶Web制作エンジニアに必要なスキル

▶サーバーサイドエンジニアに必要なスキル

(4)新卒でエンジニアになるための学習ステップ

(5)新卒エンジニアのための就活ポイント

▶新卒エンジニアの就活ポイント①:自己PRは具体的に書く

▶新卒エンジニアの就活ポイント②:経験者向けの募集はポートフォリオが重要

▶新卒エンジニアの就活ポイント③:就活サイトはたくさん登録する

▶新卒エンジニアの就活ポイント④:就活イベントには積極的に参加する

▶新卒エンジニアの就活ポイント⑤:資格取得に挑戦する

(6)まとめ

エンジニアの仕事内容とは?

一言でエンジニアといっても、その種類は豊富にあります。

その一例は、以下の通りです。

  • フロントエンドエンジニア(Web制作): Webサイトの見た目の部分を実装するエンジニア
  • サーバーサイドエンジニア: データベースと画面の処理をつなげるコードを書くエンジニア
  • インフラエンジニア: Webアプリが動作する環境を整備するエンジニア。いわゆるコードはあまり書かない
  • テストエンジニア: 作ったアプリをテストするエンジニア。ほとんどコードは書かない。
  • ITコンサル(導入):顧客に導入するシステムを顧客と話しながら要件定義をするようなエンジニア
  • ITコンサル(保守):顧客に導入した後のシステムをメンテナンスするエンジニア

このようにたくさん種類がありますが、一般的に新卒で就活生が目指す「コードを書くエンジニア」は以下のどちらかの可能性が高いです。

  • Web制作系エンジニア:WordPressなどの、HP制作を行うエンジニア
  • サーバーサイドエンジニア:Ruby,PHP、JavaScriptなどの言語を用いて、Webアプリケーションを開発するエンジニア

では、そんな「エンジニア」になるために知っておきたいポイントからチェックしていきましょう!

新卒でエンジニアになるために知っておきたいポイント

新卒エンジニアのポイント①:学歴・文理は関係ない

エンジニアになるために、どの大学にいるか、文系理系かどうかは関係ありません。

もちろん、理系の大学にいたほうが、コンピューターの知識をつけるための授業は充実していますが、現在はWeb上に多くのプログラミング学習教材があります。

プログラミングスクールに通って勉強することもできます。

そのため昔とは違って、どこの大学で何を勉強したかはエンジニアになるためにはそこまで影響しないようになっています。

文系でも独自にしっかり専門知識をつければエンジニアの採用で引けを取ることはありません。

新卒エンジニアのポイント②:中途と扱いは変わらない

普通の新卒採用は、就職した先の時間でいかに活躍できそうかというポテンシャルに注目されます。

しかし、エンジニアのように採用基準が技術となると話が違います。

未経験で技術もないけどやる気があります!では就職できません。

このような点で、エンジニアの新卒は、中途採用と扱いは大きく変わりません。

新卒だから勝負どころは技術ではないと考えていると、採用をゲットするのは難しくなります。

新卒エンジニアのポイント③:経験があると得をする

②で説明したように、技術勝負であることから、経験があると得をします。

大きな違いとしては、「どの工程に関われるか」という部分です。

プロダクトを作りたいなどのより技術的な開発に携わりたいのであれば、未経験という選択肢は適切ではありません。

未経験でもエンジニアになることはできますが、開発などの専門的なことには関われず、そこまでスキルがなくてもできるような内容ばかりになってしまいます。

このようなことから、経験があるかどうかはかなり大きなポイントです。

新卒エンジニアのポイント④:プロダクトを作れないと評価されない

エンジニアの新卒採用で評価されるのは、プログラミングの文法がわかるだけでなく、何かプロジェクトを作れる人です。

文法だけを知っていても、実際に使えなければ意味がありません。

プロダクトを作れることに意味があるので、知識をつけるだけでなく実際のプロダクトを作れるようにしておきましょう!

新卒でエンジニアになるために必要なスキル

エンジニアにはそれぞれ身につけるべき必要なスキルがあります。

始めに紹介したように、一般的なエンジニア職のWeb制作エンジニアとサーバーサイドエンジニアでもそのスキルが違ってくるので、それぞれの難易度とともにご紹介します。

Web制作エンジニアに必要なスキル

難易度:中
学ぶべき言語:HTML, CSS, JavaScript, PHP
学ぶべきフレームワーク:jQuery, Bootstrap
学ぶべきツール:WordPress

Web制作系エンジニアの難易度は「中」程度です。

Web制作系エンジニアは、扱う言語も直接ユーザーの目に触れる部分を扱うフロントエンド系がメインになります。

そのため、サーバーサイド系のエンジニアに比較すると難易度は低いといえます。

また、Web制作系の案件は、クラウドソーシングにも多く募集があるため、副業としてる人も多くいるなど、比較的取り組みやすいスキルです。

サーバーサイドエンジニアに必要なスキル

難易度:高
学ぶべき言語:HTML, CSS, JavaScript, Ruby, PHP, Java
学ぶべきフレームワーク:jQuery, Ruby on Rails(RoR), Laravel, Spring
学ぶべきツール:SQL, Git, Linux

サーバーサイドのエンジニアはその名の通りサーバーサイドの担当をするエンジニアのことです。

データの保存・呼び出しを行ったり、ログインしていない人が不正にアクセスできないようにしたりする仕組みをRubyやPHPといった言語で構築します。

そのためサーバーサイド言語の知識に加えて、フロントエンド言語、フレームワーク(Ruby on Rails、Laravel)、SQLなどのデータベースなどの知識が必要です。

エラー処理などの技術も必要になるため、難易度はかなり高くなります。

新卒でエンジニアになるための学習ステップ

エンジニアに新卒で採用されるために必要な学習ステップを解説します。

  1. どの職種のエンジニアになりたいか決める
  2. 必要なプログラミングスキルを身に付ける
  3. ポートフォリオを作成する
  4. IT起業でインターンする

まずは、Web制作系のフロントエンジニアなのか、サーバーサイドエンジニアなのかを決めます。

もちろん、そのほかのエンジニアに決定する選択肢もあります。

それが決まったら必要なスキルを調べて習得し、ポートフォリオを作成してみましょう。

ポートフォリオが作れたら、実践を目的としたインターンをお勧めします。

IT企業でインターンをすることで、就活の際に実務の経験があることを話すことができ、その経験は有利に働きます。

新卒エンジニアのための就活ポイント

新卒エンジニアの就活ポイント①:自己PRは具体的に書く

ESなどの自己PRや志望動機で悩む人も多いでしょう。

自己分析の内容を確認し、どんなことに強く得意であるのかを記入していきます。

ただ単に「努力をしていきます。」といった内容ではなく、「こういった理由で困難に立ち向かい、こんな結果を出すことができました。

それにより、こんな気持ちを生み出し、こんな実践方法を身につけました。」などと細かくアピールしていくことが大切です。

エンジニアとしての開発経験だけでなく、コミュニケーション力、論理的思考能力、チームワーク力、計画性などもアピールできるとより良い自己PRになります。

新卒エンジニアの就活ポイント②:経験者向けの募集はポートフォリオが重要

採用してもらうためには①のようなESの書き方も大切ですが、ポートフォリオも大切です。

ポートフォリオとは、エンジニアとして働くために取得した実績や力量をまとめた資料のことで、企業に評価してもらうために作成します。

自分でつくったWebサイトやスマホアプリなどが代表的です。

開発実績があるのであれば、開発力だけでなく”どのような課題を解決するために作成したのか”などの目的意識や、ご自身の計画性もアピールしましょう。

仕事への取り組み姿勢をアピールすることで、成長をして企業側にとってプラスとなる人材なのか見極める材料にもなります。

新卒エンジニアの就活ポイント③:就活サイトはたくさん登録する

エンジニアの就活は自分に合った企業を見つけるためにも就職サイトを活用しましょう。

未経験エンジニアを募集している企業の情報を得られるだけではなく、中にはスキルアップのためのセミナーや講習会を開催しているサイトもあります。

また、大手のサイトだけではなく中小のサイトに登録をすることで、より多くの企業情報を掴むことができます。

認知度は低くくても、エンジニアが働きやすい受託制作の会社を紹介していることもたくさんあるからです。

新卒エンジニアの就活ポイント④:就活イベントには積極的に参加する

就活開始の時期と同時に始まる合同企業説明会だけでなく、できるだけ早い時期からイベントに参加しましょう。

未経験の学生向けの勉強会や、エンジニアを目指す学生と企業の交流会など、規模は小さくとも現役エンジニアや人事との接点を作ることができます。

エンジニアとして就職を成功させている方の多くはこのようなイベントに活発に参加しているので、受け身の姿勢ではなく積極的に情報収取していくことが有効です。

新卒エンジニアの就活ポイント⑤:資格取得に挑戦する

プログラミング技術をもっているという客観的な証拠になるため、資格習得をすることもおすすめです。

IT業界には様々な資格が存在していますが、自分が目指したいエンジニアの姿をもとに資格習得を目指すと良いでしょう。

下記にエンジニアに有利な国家資格をご紹介します。

国家資格①システムアーキテクト試験

上級エンジニアとしてのシステム開発の上流工程を主導することができるスキルや知識を証明することができる国家資格に『システムアーキテクト試験』というものがあります。

合格率が15%程度と難易度が高いものとなっていますが、その分システムアーキテクト試験に合格していることで特別手当を受けることができるなどメリットもあります。

国家資格②応用情報技術者試験

ITエンジニアとしてワンランクアップしたい人におすすめしたい国家資格が『応用情報技術者試験』です。

応用情報技術者試験を持っていると、ITエンジニアとして応用的な知識やスキルがあることを示すことができます。

受験には特別な資格はいらず誰でも受験することができますが、共通キャリア・スキルフレームワークの4段階ある中のレベル3に位置づけられていますので、合格するためには準備が必要です。

国家資格③ネットワークスペシャリスト試験

『ネットワークスペシャリスト試験』は、コンピュータネットワークに精通しており、ネットワークの構築などができる専門的な知識やスキルを証明することができる資格です。

ネットワークエンジニアを目指している人であれば取得しておきたい国家資格ですが、システムアーキテクト試験と同じようにIT系国家資格の中でも難易度の高いものとされています。

国家資格④基本情報技術者試験

ITエンジニアとして基礎知識やスキルがあるということを証明することができる国家資格に『基本情報技術者試験』があります。

共通キャリア・スキルフレームワークの4段階ある中のレベル2に位置付けられ、比較的簡単な資格だと言えるでしょう。

現在、エンジニアとして働いている人が取得してもいいですが、これからエンジニアとして働こうとしている人がIT業界へ入るためのテストとして事前に取得しておくのもおすすめです。

国家資格⑤ITパスポート試験

エンジニアに有利な国家資格として絶対に取得しておきたいという資格ではありませんが、IT業界への入門試験として捉えてほしい資格に『ITパスポート(iパス)』というものがあります。

ITに関する基礎的な知識を有することが証明できる資格で、エンジニアとして働くことを考えていない人や学生も取得しておいても損はない資格です。

国家資格⑥ITサービスマネージャ

『ITサービスマネージャ』は、ITサービスマネジメントに関する知識、実践能力を評価する試験です。

ITサービスマネージャは、IT系国家資格の最高峰である高度情報技術者試験の一つに数えられ、ITサービスのマネージメントを実行する人が対象です。

ITサービスマネージャとしての業務や役割を円滑に遂行するための知識やスキルを問う、情報処理技術者試験のスキルレベル4に相当する試験です。

国家資格⑦ITストラテジスト

『ITストラテジスト試験』は、情報技術を活用して基本戦略の策定や提案、推進を遂行するための知識や実践能力判定などを評価し基本的能力を証明できる国家試験です。

情報処理技術者試験の1つでスキルレベル4に相当する高度情報処理技術者試験です。IT化の戦略の策定・推進をしていきたい方におすすめの資格です。

まとめ

今回はエンジニアの新卒採用についてご紹介しました!

エンジニアの新卒採用は、企業への就職採用とは異なる点が多数あります。

実戦経験が重要視される点や、就活の進め方などが大きく異なるので重点的にチェックしてみてください!

digmeeでは、そんなこのような特殊な就活への対策や、ESの添削も受け付ける無料のキャリア面接を実施しています。

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