医療業界に内定するための志望動機を書こう!【企業・職種別に例文紹介】

 

皆さんこんにちは!

CLUTCH TIMES編集長です!

 

 


就活生
  • 医療業界の志望動機ってどんなの?
  • 医療業界の例文が知りたい!

 

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな皆さんに向けて医療業界の志望動機について解説していきます!

文系学生も活躍できる!医療業界の仕事

医療系の業界というと、理系出身の学生が目指すイメージが強いかもしれませんが、文系学生でも医療業界を十分目指すことが可能です。
医療業界では、理系の学生だけでなく、文系学生も必要としています。
文系学生は、以下のような職種で活躍することができます。

医療業界で文系学生が関われる職種

  • 医療事務
  • 医療機器メーカー
  • MR(医療情報担当)

上記の職種は、文系が求められる職種でもあります。
特に、医薬品を取り扱う営業職であるMRは、文系でも医療業界への貢献度を大きく感じることができる職種です。

医療機関を訪問し、医薬品を販売していくことで、人々の健康に貢献できます。
医療業界で営業として働きたいと考えている人にはおすすめの職種です。

2017年に行われた医療機器センターの調査では、医療機器の分野に興味を持っている文系学生が少ないというデータもあります。(参考:公益財団法人医療機器センター http://www.jaame.or.jp/mdsi/activity/snapshot.html
このように、文系学生が興味を持っていない一方で、医療業界では、文系学生の採用も力を入れています。

そのため、医療業界を目指す学生は貴重な存在として、求められているのです。
少しでも医療業界に興味がある学生は挑戦してみましょう!

ここで紹介している以外にも、医療業界の職種は幅広くあります。
以下の記事では、医療業界の職種を29種紹介しています。
理系・文系問わず、医療業界を考えている人は、職種の視野を広げるためにも確認しましょう!

医療業界の職種29種を大公開!医療業界を知り尽くそう

また、医療業界は病院での勤務だけでなく、内科・美容外科といった専門分野に特化したクリニックや医薬品の開発や製造を行っている製薬会社などがあります。
職種だけでなく、どのような業種で働くのかも見ておきましょう。

医療業界の職種別志望動機

医療業界と言っても、その職種は様々あります。

今回はその中でも、医師・医療事務・理学療法士の例を用いて医療業界での志望動機のポイントを見ていきましょう。

医療業界の志望動機例文①:医師

私は幼少時代に体が弱く、医師の世話になることが多くありました。
その中で毎回的確な治療を施してくれる医師に憧れを持ったのが、目指すきっかけです。もともと人と触れ合うのが好きな性格であり、社会に貢献したいという気持ちもあります。
貴院の求人を見た時、医療機器も充実しており通院患者もおおいため、医師として多くのことを学べる場所だと思いました。
これが、私が医者を目指し、貴院を志望した理由です。

こちらの例文は193文字です。

400時など字数が多い場合は、「社会に貢献したい」などの思いの根拠となるエピソードを加筆してみましょう。

医師は人の命を扱う代表的な仕事です。

そのため、責任感や精神力はもちろん、長時間のオペにも耐えられる集中力も必要です。

そのような状況にも耐えられるだけの思いや熱量が伝えられるよう、具体的なエピソードを入れながら書きましょう。

医療業界の志望動機例文②:医療事務

私はドラマの影響により、幼い頃から医療業界で働きたいと思っていました。
その中でも医療事務は、病院に入って最初に接するスタッフとして大きな役割を持っていると感じたのがきっかけです。
不安を抱えて来院した患者さまに対して落ち着いた対応と的確な指示を出すことで、安心させられる医療事務者になりたいと考えています。
そのためにも、患者層が幅広く多くの方と接することができる貴院を志望いたしました。

この例文は192文字です。

医療事務は受付と医療費算定が主な仕事です。

企業と同じように、凝胤においても受付は顔となる重要な役割を担います。

また、医療費算定は多くのルールを覚える必要があります。

このようなことを踏まえて、コミュニケーション能力または計算や暗記に長けていることを伝えるようにしましょう。

医療業界の志望動機例文③:理学療法士

私は中学時代に運動部へ所属しており、一度だけリハビリが必要となる程の怪我を負ったことがあります。
その際に病院で医学療法士の方にリハビリを受けたのが、目指すきっかけとなりました。
優しく指導をしたうえに家でできるリハビリも教えてくれた理学療法士の方は、今でも私の憧れです。
整形外科の中でも有名な貴院で理学療法士として働くことで、患者に夢を与えられるような医療スタッフになりたいと思い、志望いたしました。

 理学療法士は、主に患者へのリハビリテーションを行うのが仕事です。

リハビリは患者の心身をサポートする仕事なので、そのような仕事を苦に感じない人に向いています。

また、リハビリは期間を要するので、継続力も必要です。

このようなことから、根気強さや思いやりの気持ちがあることを伝えましょう。

例のように、憧れを持ったエピソードなど、理学療法士への強い思いが伝わる動機も非常に有効です。

実際に医療業界の志望動機例を活用しよう

志望動機の例文をいくつか確認できたら、次に実際の志望動機を見てみましょう。

今回は、医療機器企業の実際の志望動機を4つご紹介します。

皆さんも聞き馴染みのある企業もあると思うので、メーカを志望している人も要チェックです。

医療業界の志望動機①:オリンパス

私は、医療機器を通じて多くの人を健康にしていきたいと考えています。
幼少期に祖父を病気で亡くして以降、医療分野に関わりたいと思うようになりました。
また、最先端技術で新たな可能性を生み出すという点でテクノロジーへの強い興味を持っています。
そこで、医療機器のモノづくりを行っている貴社を志望しました。
内視鏡などの医療製品を制作する事で世界の医療に貢献する貴社に魅力を感じました。
祖父が亡くなってしまった原因の1つに、癌を早期に発見できなかったということがあります。
この経験から、病気を初期段階で発見し、食い止める必要がある感じました。
そのために、早期診断、治療が初期段階で食い止めるために非常に重要であると考えています。
貴社の癌を早期に診断する内視鏡的超早期光診断技術は、これらを可能にすると考えています。
私がこれまで学んできた工学の知識を活かし、より多くの人の健康をささえるために貴社で活躍したいです。

こちらは技術職の志望動機で、文字数は399文字です。

こちらの志望動機ではなぜ医療という業界を選んだのか、その上でなぜオリンパスなのかが明記されています。

このように具体的なエピソードを用いて、「どうして」選んだのかという根拠の部分に説得力を持たせましょう。

この例文では、研究内容について面接で聞かれる可能性が高いので、別途経験談などの回答を用意しておく必要があります。

医療業界の志望動機②:テルモ

私は、社会を支える縁の下の力持ちのような仕事をしたいと考えています。
貴社は「医療を通して社会貢献をする」という理念を掲げ、医療分野の事業を展開しているという点に魅力を感じました。
特に、コロナ禍の社会を支えるために、注射器の開発からECMOの生産などの取り組みを行っており、社会に対して与えるインパクトが大きいと感じました。
私の家族もコロナウィルスに感染してしまったのですが、医療技術のおかげで無事に回復することができました。
この経験から、私自身も人々の健康や生活を支えるために貢献したいと思っています。
医療や健康は、1人1人が日常の生活を送っていくために重要なものだと実感しました。
健康でなければ幸福や楽しさも感じることが難しいため、物質的な豊かさよりも大切だと考えるようになりました。
貴社は「がん就労制度」を設けており、患者様だけでなく、働く社員の健康や生活も大切にする点も魅力に感じました。
私自身も人々の日常生活を支える貴社で、働きたいと思い、志望いたしました。

こちらの志望動機は、430文字です。

この志望動機のポイントは、自分の経験を元に書いている点がポイントです。
ただし、志望動機において自身の経験を記述する際は、できるだけ簡潔に必要な部分を端的に伝えられるようにしましょう。

経験談やそこからの学びは志望動機において重要ですが、あまり長くなりすぎると、企業の志望度をアピールする部分が少なくなってしまいます。
上記の志望動機では、企業の取り組みについて言及されているので、志望度のアピールになっています。

自身の経験と、その企業ならではの強みとのバランスを上手く紐付けて伝えられるようにしましょう。

医療業界の志望動機③:ニプロ

私は、医療を通して、より多くの人々を助けるために貢献できる仕事がしたいという目標を持っています。
その中で、医療機器から再生医療、医薬品まで幅広く製品を開発している貴社の研究開発力・技術力に興味を持ちました。
加えて、貴社が力を入れている再生治療において、新たな開発を行っていると伺い、新たな事に挑戦していくという点に魅力を感じました。幅広い領域で、開発を行っており、新たな挑戦にも取り組んで行く貴社であれば、私自身の目標が達成できると思いました。
「その技術を人のために」という経営理念を掲げている、貴社で新たな製品開発に携わりたいです。

こちらの志望動機は267文字です。

200時のように短い志望動機ではその企業の事業内容や理念などを軸にまとめてみましょう。

志望動機の字数制限が短い場合、「なぜそう思ったのか」という根拠まで書けないのでその根拠を面接で聞かれる可能性が高くなります。
この例文の場合、「なぜ、より多くの人々を助けるために貢献したいのか」を話せるようにしておく必要があります。

自分自身が志望動機にどのような事を書いたのか忘れないように、履歴書やエントリーシートの内容をコピーしておくと安心です!
面接前には、志望動機をしっかりと振り返り、答えられるようにしましょう。

医療業界の志望動機④:シメックス

私は人々の健康に関わる仕事の中で私自身の経験を活かしたいと考え、貴社の総合コースを志望しました。
私は介護のアルバイトをしている中で、働けず、収入が足りないために十分なサービスを受けられない要介護者、仕事の厳しさに対し薄給で離職してしまう介護者など、介護の現場の厳しい実態を体感しました。
そこで、多くの人に、より効率的に健康を提供できるような仕事がしたいと考えました。
貴社では、特に力を入れている
検体検査の分野で、高い技術力が世界的に認められています。
その検査機器を普及させ、人々の病気の早期発見、予防に貢献することで人々の健康をより効率的に守れると考えました。
また、仕事をする際には多くの人々との協力が必要です。
バスケ部の主将を務めた経験から養った「周囲への配慮」を、自らが主体的に動くだけでなく、周囲の人間が仕事をしやすい環境を作るために協力していくという点で活かせると考えています。
これらの経験を活かし、貴社で、人々の健康を支えていきたいと思っています。

この志望動機は429文字です。

こちらのポイントは、なぜシメックスなのかを自分の経験を理由に挙げている点です。
そのため、その人らしさやオリジナリティが出ています。

後半の強みも経験を根拠に書いているので説得力があります。
このように、オリジナリティやその人ならではの経験を基にした強みは、根拠としてより伝わりやすくなるのでオススメです。

以下の記事では、医薬品業界の志望動機を紹介しています。
薬学生はもちろん、医療だけでなく医薬品に関わる仕事がしたいと考えている方は、ぜひ、こちらもチェックしてくださいね!

医薬品業界の志望動機どう書くの?【食傷別例文あり】受かる志望動機の書き方徹底解説!!

医薬品ルート配送の志望動機の書き方徹底解説【例文付き】

知っておきたい医療業界の魅力

医療業界の魅力①:人の役に立っていることを実感できる

医療業界はどんな業種や職種でも「人の役に立っている」ことを実感できる仕事です。

医者や看護士など病院に勤務して直接患者と接する機会があるというイメージを持っている人が多くいるかもしれません。

しかし、患者を救うには医師などの技術だけでなく薬や医療機器が必要不可欠です。
薬や医療機器も、患者を助ける直接的な役割を果たします。

このように、病院勤務でなくても1人1人の仕事全てが人の役に立つ業界です。
そして、実際に人の役に立つ実感を感じることができるという点が、医療業界の大きな魅力です。

医療業界の魅力②:安定している

今後の医療業界でも述べたように、医療業界は安定しています。

そして安定しているということで、給料も高い傾向です。
医療業界は高齢化社会によってますます需要が上がり、成長も続けています。

また、昨今の新型コロナウイルスの流行で医療従事者の需要はますます高まっています。
さらに、医療業界は流行りや景気などに左右されず、業界としても常に需要があるので、今後の安定も見込めます。

ただ、「人の命を預かる」という責任の元にある安定や給与なので、そういった志望理由で目指すのはやめましょう。
医療業界で重要視されるのは安定志向ではなく責任感や熱意です。

志望動機を書く際には、「高齢化という今後の社会で、より必要とされる」「医療の発展によって、将来的に救える人を増やしたい」といった熱意と成長志向を伝えましょう。

医療業界の魅力③:同業界であれば転職しやすい

医療業界は国家資格や専門的な知識が必要となる仕事のため、一度スキルを身につけてしまえば同業界での転職がしやすくなります。
近年ではメガバンクが大型リストラ計画などをはじめとして、多くの業界・企業において「一生安心」ができない状態とされていることから、「スキル」が重要視される傾向にあります。
そのため、転職をする上では資格や専門知識がないと新しい就職先を見つけるのは難しくなっています。

しかし、医療業界に一度就職すれば資格や専門知識を身につけることができるため、「手に職」を付けるということになり、同業界であれば就職することができる可能性が高くなります。

医療業界は人がいる限り一生なくなることのない業界であり、人手を欲しがる業種でもあるため、今後を見据えた際に「手に職」をつけられる点は大きな強みです。

まとめ

今回は医療業界の志望動機についてご紹介しました。

医療業界は責任感と専門知識が必要になる業界ですが、その分社会への貢献や達成感、自分にしか出来ないという自信を持って取り組める業界です。
明確な目標や熱意を伝え、医療業界の一員へ一方踏み出しましょう!

また、CLUTCHではES添削や就活相談がLINEでできる無料のキャリア面談も行っています。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ友達追加をしてみてください!

↓↓↓↓クリックする↓↓↓↓

友だち追加

関連記事

LINE@で『CLUTCH』限定情報配信中!

『CLUTCH』 の最新情報をお届けします。LINE@の友達になると配信が受け取れるだけでなく、就活相談ができます。

  • 早期選考に向けた面接対策!
  • 人事の裏話が聞ける!
  • 人気ベンチャーの特別選考ルート情報!
  • CLUTCHをもっと詳しく知りたい方はこちら
友だち追加