就活での業界研究のやり方を徹底解説!
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!
皆さんは業界研究のやり方を知っていますか?

- 業界研究ってどうやってやればいいの?
- 業界研究の手順や必要な項目は?
このように迷っている人も多いのではないでしょうか。
まず、業界研究とは様々な業界に関する情報を集め、その業界に備わっている特徴を理解することです。
業界研究を行うことで幅広い業界を知った上で目指す業界を絞ることができるほか、業界について深い知識をつけることができます。
今回はそんな業界研究について解説していきます!
目次
業界研究の手順を5ステップでご紹介!
業界研究は、5つのステップに沿って進めると効率的に行うことができます。
具体的な手順は以下の5つです。
ステップ①:業界全体を把握する
ステップ②:興味のある業界から研究を始める
ステップ③:業界内のトップおよびライバル企業を研究する
ステップ④:関連のある別業界について研究を広げる
ステップ⑤:業界研究ノートを作成する
ではさっそくステップ①から順に詳しく説明していきます。
ステップ①:業界全体を把握する
まずは幅広く業界を把握することから始めましょう。
業界に役立つ業界地図や会社四季報の情報の端から端までを飛ばし読みする位でも良いです。
業界全体の構造を把握しすること、またその業界に起きているプラスの要素、マイナスの要素を今の景気や今後の世界情勢から把握することを意識しましょう。
ステップ②:興味のある業界から研究を始める
業界全体を把握できたら興味のある企業が属する業界から始めましょう。
少しでも興味がある業界は企業に対しての知識があるため研究を進めやすく、業界の全体像をすばやく理解できます。
「なんとなく進んでみたいと思う」「よく知らないけど面白そう」程度でも良いので、興味を持った業界から進めてみましょう。
ステップ③:業界内のトップおよびライバル企業を研究する
興味のある業界について調べることができたら、その業界内のトップ企業と対抗するライバル企業を中心に業界の動向を把握します。
トップ企業がトップである理由や、上位企業間の共通点を探っていくと、業界の動向や流れが理解できます。
また、興味のある企業のライバル企業を調べて順番に辿っていくことでだんだん業界全体を捉えることができるので、ライバル企業を調べるのも有効な方法です。
ステップ④:関連のある別業界について研究を広げる
ある程度業界研究が進んできた後は、他に興味のある業界や、研究した業界が関連する業界へと対象を広げていきましょう。
関連業界を順に調べることで業界同士の関係が把握できます。
今まで志望していなかった業界でも、業界研究をすることで自分を活かせるポイントを見つけることができるかもしれません。
現状の志望業界にとらわれず、範囲を広げて考えることが大切です。
ステップ⑤:業界研究ノートを作成する
業界研究は、研究ノートを作成してまとめるようにするとわかりやすくなります。
各業界で同じように記入することで、業界の特徴の比較や共通点の把握が簡単になります。
その結果は、志望動機作成に役立ちます。
では、そんな業界研究ノートの作り方をみていきましょう。
業界研究ノートの作り方
業界研究ノートの作り方その①:項目を決める
まずは、業界研究ノートに何を記載するのかを決めましょう。
おすすめは「基本情報+自分が知りたい情報」という構成にすることです。
今回はその基本情報で何を書けばいいかをご紹介します。
・業界の市場規模
・業務内容
・業界の特徴や魅力
・業界の課題
・業界トップ10の企業
・関連業界
・気づいたことや思ったこと
業界研究ノートの作り方その②:項目ごとに記載する
項目が決まったら、その項目に沿って記入していきましょう。
【業界名】
業界名は正式名称で書きます。
このノートをESの参考にしたりする際に間違えないようにするためにも正確性にはこだわりましょう。
【業界の市場規模】
業界・市場規模はの調べ方は、新聞を読んだり業界地図で確認することもできますが、市場規模マップを見れば簡単に市場規模が分かります。
前年比や市場規模、出所の記載もあるのでぜひ活用してみてください。
【業務内容】
会社のリクルートサイトや、ナビサイトで業務内容を調べて書き出しましょう。
このステップの目的は、その企業が自分の強みにマッチするか、求める人物像にマッチするかを調べることです。
大学のOBやOGがいれば、話を聞くと企業の雰囲気や、どんな人物が求められているかがより詳しく分かります。
【業界の特徴や魅力】
業界や企業の概要を理解したら、自分が考える業界の特徴や魅力を書いていきましょう。
それが入社熱意を伝える材料になります。
世間一般で言われていることと、自分が思う魅力を比べてみると、オリジナリティーのあるESの作成や質問の受け答えができるようになります。
【業界の課題】
企業によってはその企業の課題や、自社の成長の可能性に関する質問をされる時があります。
その際に自分なりの考えがあれば、きちんと研究してきたことをアピールできます。
面接で聞かれなくても応募企業の業界内での立ち位置や、将来性について考えておくのは大切なことです。
【業界トップ10の企業】
志望する業界や企業が決まっていても、それぞれの業界のトップ10を書き出しておくと日本経済の勢力分布が分かります。
志望企業の選択肢を広げる方法として確認しておくのがおすすめです。
【関連業界】
個別企業の概要をつかんだら、合わせて関連業界もチェックしてみてください。
関連する業界を理解することで、より広く世の中の動きをとらえることができます。
個別企業を見ているときには気づかなかったところに魅力を感じることもあります。
グループ企業なら、連結事業も見ておくのもおすすめです。
【気づいたことや思ったこと】
業界研究をするなかで気づいたことを書き出しましょう。
項目内では書ききれなかった情報を記載しても良いです。
説明会などに行った場合は、事前知識とのギャップや社員の印象も記載してみましょう。
業界研究に役立つツール5選
ツールその①:ナビサイト
さまざまな業界について、それぞれ特徴・仕組み・近年の動向を解説しています。
また、業界全体の平均年齢・平均勤続年数の基本データも紹介しています。
業界研究の最初の一歩として、まずはナビサイトでいくつかの業界について調べてみるのがオススメです。
おすすめの就活サイトやアプリはこちらで紹介しているのでぜひチェックしてください。
ツールその②:新聞・ニュース
新聞やニュースサイトでもタイムリーな情報を入手することができます。
面接で時事に関する質問をされることもあるので、社会情勢には常にアンテナを張っておきましょう。
ツールその③:業界全体のホームページ
業界団体のホームページを閲覧するのは便利な方法です。
各業界に属する企業が加盟している団体のホームページを探し、業界全体の動向に関する情報が載っているか調べてみましょう。
インターネットでは最新の情報が公開されるので、定期的にチェックすることをおすすめします。
ツールその④:本
書籍では、業界研究で必要な基本情報だけではなく、応募検討している場合の具体的な情報が載っている場合があります。
業界の全体像や現状、今後の展望や属する企業について細かく記載されています。
上記でも紹介した、業界地図や就活四季報はぜひ使用したい鉄板書籍です。
ツールその⑤:業界研究セミナー・合同説明会
大学の構内や、合同企業説明会の会場などで行われる「業界研究セミナー」に参加するのも1つの方法です。
各業界で働いている人の話を直接聞くことができるので、自分が就職した後のキャリア形成についてイメージしやすくなります。
まとめ
今回は企業研究のやり方についてご紹介しました。
①業界全体を把握する
②興味のある業界から研究を始める
③業界内のトップおよびライバル企業をターゲットに進める
④関連のある別業界について研究を始める
⑤業界研究ノートを作成する
この5ステップで企業研究を進めましょう!
業界研究と同様に、企業研究も進めましょう。
こちらで企業研究のやり方について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
また無料のキャリア面談も行っているので、気になる方はお気軽にLINE友達の追加をしてください!
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