【面接対策】ベンチャー企業の面接合格可能性を底上げしよう!
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!
皆さんは「ベンチャー企業の面接」と聞いて何を対策すればいいかイメージできますか?
- べンチャー企業の面接は何をしたらいいのかな?
と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんに向けて新卒採用におけるベンチャー企業の面接対策について解説していきます!
目次
▶ベンチャー企業面接対策ステップ1:どれくらいの目標で頑張ったのかを明確にする
▶ベンチャー企業面接対策ステップ2:結果に向けた過程をどのように踏んだのかを言語化する
(1)ベンチャー企業はなぜ新卒採用をするのか
まず前提として、ベンチャー企業では新卒採用を行なっていない場合があります。
理由として、大手企業と比べて資金面に劣るベンチャー企業では、
人材を一から育てる必要のある新卒採用よりも、
すでにスキルのある中途採用などを行なった方が費用対効果が良いからです。
では新卒採用を行なっている企業の狙いは何でしょうか。
その理由は「企業文化の醸成」にあります。
企業文化はメンバーが同じ目線を保つために必要なものであり、この文化が企業としての基盤になります。
新卒という、スキルではなくポテンシャルでしか判断できない選考を行う上では、学生に対して多くを求めることはできません。
しかし、社内文化との相性や、求めるものに絞れば会社にとって本当に必要なものを持った人材を見つけることができます。
このような理由から、社会経験を積んでいない新卒は企業文化を醸成するにあたって必要な存在と考えられています。
(2)ベンチャー企業が求める人物像
企業文化を作る人材として、企業が求めるポイントは以下の四つです
❶自分で考えて行動できる人
❷変化に順応な人
❸向上心があり結果にこだわる人
❹常に前向きで好奇心旺盛な人
これらのポイントからは、「積極性」や「ポジティブさ」が重要視されていることがわかります。
前述の通り、企業文化を作る存在として求められていることから、
仕組みや制度に対して従順にこなす力ではなく、
仕組みそのものを作る力を持っている人材が求められています。
(3)ベンチャー企業に新卒で入社するメリット
❶新卒でも能力が評価されやすい
ベンチャー企業は、企業規模が比較的小さく、社員数もあまり多くないことが多いです。
そのため、社員1人1人の発言力が大きく、誰が何をしているのかもわかります。
また、年功序列のような古い制度に縛られることが少ないのでたとえ新卒でも結果さえ出せば、一般企業より成果が評価に直結しやすいです。
❷大きな仕事を任されやすい
多くのベンチャー企業は「少数精鋭」です。
つまり、新人でも能力さえあれば責任のあるポジション2月裁量権をもてるチャンスがあります。
大手企業なら何年もの下積みがなければ挑戦できないような仕事もベンチャー企業なら頑張り次第で挑戦できるかもしれません。
❸経営者からスキルを学びやすい
❷でも述べたように、ベンチャー企業は少数精鋭の場合が多いため、新入社員と経営者の距離感は近くなります。
時には経営者が現場で仕事も行うこともあります。
そのため、大手企業では社長や代表者は雲の上の存在ですが、ベンチャー企業では経営者が身近で仕事をする姿を見られる可能性が高くなります。
企業を立ち上げ、社員を引っ張る経営者の仕事ぶりや力量を直接見ることは貴重な社会勉強になります。
(4)ベンチャー企業面接対策3ステップ
ベンチャー企業の面接における考え方のポイントを3ステップに分けて紹介します。正しい順序で考えておくことで、その信憑性や説得力は大きく変わります。それではステップ1からチェックしていきましょう!
ベンチャー企業面接対策ステップ1:どれくらいの目標で頑張ったのかを明確にする
ベンチャー企業の新卒採用面接で、最も注目されているのは「ガクチカ」と「自己PR」の二点です。
そこで重要になるのが「頑張ったこと」についてどうアピールするかです。
頑張ったこととして、部活動やアルバイトの経験を話す人が多いと思いますが、
その際にどれくらいの目標を立てて、取り組んでいたのかを明確に言えるようにしておきましょう。
たとえば、「県で一位になることを目標にしていた」だけでは
どこがアピールポイントなのかが伝わりません。
「235校が出場する県大会で優勝することを目標にしていた」というように、
他の人と比べた時にどうすごいのかを数字を使って伝えるようにしましょう。
ベンチャー企業面接対策ステップ2:結果に向けた過程をどのように踏んだのかを伝える
ステップ1で明確にした目標に対して、その目標を達成するためにどのような過程を踏んだのかを説明できるようにしましょう。
ベンチャー企業では、様々な事業に取り組むことが多いことから、失敗と改善を繰り返す力が必要です。
このポイントを押さえることで、その力が自分にあることを示すことができます。
目標に対して発生する課題に対してどのように考え対処していったのか、
また失敗した際はどのように改善していったのかを言語化し、
失敗と改善の経験があることをアピールしましょう。
ベンチャー企業面接対策ステップ3:数字を用いて結果を伝える
目標とその過程を明確化できたら、最後はその結果を数字を用いて説明しましょう。
ここでも、ステップ1と同じようにどれくらいすごいのか、がわかるように数字を使いましょう。
ステップ1と同じ例で考えると、「県大会は準優勝でした」ではなく、
「235校が出場した県大会で、準優勝でした」と伝えることで、
どれくらいすごいことなのかはもちろん、
そのような結果を残すためにどれだけ頑張って行動したのかまで伝えることができます。
単純に数字を用いるだけでなく、伝わり方を意識した使い方をしましょう!
【テンプレ付き】ベンチャー企業面接で聞かれる質問例
ここでは新卒採用のベンチャー企業面接でよく聞かれる質問である、「ガクチカ」「志望動機」「自己PR」を解答例のテンプレを使用した紹介します。空欄に皆さんの答えを当てはめることで回答の骨組みを作ることができるので、ぜひ役立ててください。
ベンチャー企業面接で聞かれる質問:ガクチカ編
「学生時代最も頑張ったこと(力を入れたこと)を教えてください」
私が学生時代に頑張ったことは【 01 】です。そこでは、【 02 】という課題がありました。【 03 】に原因があると考えた私は、【 04 】の立場として【 05 】を目標に掲げました。そこで、目標達成のために、【 06 】にする施策を実行しました。なぜなら、【 07 】という背景があったからです。結果として、以前は【 08 】でしたが、【 09 】になりました。この経験から【 10 】の重要性を学びました。
01:頑張ったことの概要
02:そこでの課題
03:課題の原因
04:集団の中での立ち位置(具体的な役職があると伝わりやすい)
05:具体的な数字を用いた目標
06:具体的な施策
07:施策に至った背景
08:施策に至る前の状態
09:施策後の状態を書きます。
10:この経験から何を学んだか
ベンチャー企業面接で聞かれる質問:志望動機編
「どうして当社に応募したのですか?」
私は【 01 】という貴社の姿勢に共感したため志望しました。
私は【 02 】として、【 03 】という課題解決に取り組んだ経験があります。そこでは、【 04 】した結果、【 05 】という成果を出しました。この経験から、【 06 】の重要性を学びました。このことは、【 07 】においても同様だと考えており、【 08 】が必要不可欠と考えています。特に【 09 】している貴社であれば、私の【 10 】を最大限実現できると思い志望しました。
01:志望企業のミッションやビジョンなどで共感できたポイント
02:どの団体でどの立場として課題解決に取り組んだのか
03:取り組んだ具体的な課題解決の経験
04:具体的にどのような施策を行なったのか
05:施策の成果
06:経験から得た学び/p>
07:志望業界の仕事を書きます。
08:06の経験からの学びが、07の業界の仕事においても言えること
09:08のことを、志望企業がどのように実現しているのか
10:企業で実現したい思い
ベンチャー企業面接で聞かれる質問:自己PR編
「あなたの強みとそれを表す具体的なエピソードを教えて下さい。」
私の強みは【 01 】です。
なぜなら、【 02 】において、【 03 】という目標をたて、【 04 】という成果をあげたからです。
当初、【 05 】という課題がありました。そので私は原因が【 06 】であると考え、【 07 】といった改善策を実行しました。なぜなら、【 08 】という背景があったからです。その結果は【 09 】というものでした。
以上のことから、私の強みは【 10 】であると考えます。
01:一言で表した自分の強み
02:どの集団で強みを発揮されたか ex)部活、アルバイトなど
03:設定した目標
04:具体的な数字を用いた成果
05:感じていた課題
06:課題の要因
07:具体的な改善策
08:改善策を考えた背景
09:改善策の結果
10:自分の強み
・面接は具体的で頑張りが伝わりやすい数字の使い方を意識して話す
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