【例文あり】ベンチャー企業面接での「逆質問」を徹底解説!
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!
皆さんは面接で「何か聞きたいことはありますか?」と聞かれた時、なんと答えますか?

- 何を聞いたらいいんだろう
- 的外れなことを言ってしまったら嫌だな
と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんに向けてベンチャー企業の面接における逆質問について解説していきます!
目次
(1)ベンチャー企業の面接での「逆質問」で見られているポイント
企業の面接官から高評価を得られる鋭い逆質問は、企業への入社熱意を示し、自分の印象を残させるチャンスです。そんな逆質問で面接官はどのようなポイントをみているのでしょうか。代表的な2つを覚えておきましょう!
逆質問チェックポイント①:志望度
企業の面接担当者が逆質問を課す最大の理由は、志望度を測りたいからという点がまず考えられます。面接で企業や業界に対する知識の豊富さや関心の高さ、筋の良い質問ができるかで入社熱意を評価します。
逆質問チェックポイント②:コミュニケーション能力
学生の優秀さは、自己PRやガクチカなどから既に判断されている場合が多いため、逆質問の場では「コミュニケーション能力」に注目されています。緊張感のある場での相手に対する堂々とした態度やハキハキと会話を進める力は入社後にも不可欠であるため、コミュニケーション能力も注目されているポイントです。
逆質問チェックポイント③:論理的思考力
逆質問に置いて面接官は、学生が「どのような意図を持って」質問をしたのかを見ています。例えば、「初任給はいくらですか?」などの質問は、何か意図を持ったものとは思えません。「御社の理念である〇〇という部分に共感したのですが、△△という部分について詳しくお聞かせ願えますか?」など、事前に自分の中で面接官の答えを仮説立てた質問をするようにしましょう。自ら考え行動することができる即戦力を求めているベンチャー企業に置いて、論理的思考力は重要なポイントです。
(2)役職別!覚えておきたい逆質問
面接官が採用担当者(人事)の場合の逆質問
ベンチャー企業の面接において採用担当者が面接官の一次面接などでは、学生のコミュニケーションスキルや、会社の社内文化との相性を主に注視されています。そんな採用担当者との面接で覚えておきたい逆質問は以下の3つです。
❶「御社で活躍している方に共通する特徴はありますか?」
活躍している人の特徴は会社のカルチャーや雰囲気を反映しています。社員について、特定の部署だけでなく、会社全体について語れる採用担当者が面接官ならではの逆質問です。この質問をすることで、入社に向けての向上心や、会社の雰囲気を知ろうという姿勢をアピールすることができます。
❷「採用する就活生を決める際に最も重視する点はなんですか?」
企業は自社で活躍できる人材を探しています。そのため企業によって求める人材の人物像は変わってきます。そしてその人物像を一番把握しているのは採用担当者です。
そんな採用担当者に対する逆質問という、最もリアルな情報を知ることができるチャンスを最大限活かすためにも就活生に対して何を求めているのかを質問してみましょう。また、ここで得た情報は後の二次面接や最終面接の対策にも役立てることができます。
❸「社内の雰囲気はどのようなものですか?」
逆質問は、社風や社内の雰囲気を知ることができる機会でもあります。この質問をすることで、採用担当者からよりリアルな社内の雰囲気を聞くことができます。実際の声を聞くことができるので、自分の認識と合っていたかどうかを確認することができ、実際に会社に入社した時のギャップを防ぐことができます。また、ベンチャー企業は社内環境としてコミュニケーションが盛んな場合がほとんどなので、採用担当者が注視している社内文化との相性に対してもアピールすることができ、効果的です。
面接官が中堅社員(課長や部長)の場合の逆質問
二次面接などで面接官が課長や部長などの中堅社員だった場合、任せたい業務に必要な知識やスキルがあるか、即戦力として活躍できるか、またチームメンバーとの相性などが注視されているポイントです。そんな中堅社員との面接で覚えておきたい逆質問は以下の3つです。
❶「社員として求められる資質はなんですか?」
面接官は中堅以上の社員であることが多く、現場と管理の両方の立場を経験し、会社内に先輩も後輩もいる立場です。そのため、どのような社員が活躍しているか仕事を通してある程度目の当たりにしてきています。面接においてこの逆質問を相手にすることで、よりリアルな「会社の仕事を行う上で活躍できる人材の要素」が分かります。
❷「仕事をされている中で大きな喜びを感じたエピソードはなんですか?」
仕事で感じた喜びは、その仕事を続けるために重要なモチベーションになります。面接官のやりがいが自分につながっているか、逆質問を通してしっかり確認しましょう。特に二次面接を担当する中堅社員の場合、勤続期間もある程度長く様々な経験を積んでいます。そんな経験に基づいたエピソードからはその部署の雰囲気などもわかります。例えば、「大きなプロジェクトをチーム全員でやり遂げた時が一番大きな喜びでした」というような解答からは、その面接官がチームメンバーを大切にしていることや、チーム全体の協調性の高さがわかります。このように逆質問を通してよりリアルな職場の雰囲気を感じることができます。
❸「一次面接で〇〇な社風と伺いましたが、△△部ではどのような面で表れていますか?」
一次面接で得た情報をもとにした質問の例です。前回と今回の面接での話を結びつけて理解していることをアピールできます。また、社風をきちんと理解していることや、実際に働くビジョンまでイメージして質問していることを伝えることができます。実際に働いた場合のチームメンバーとの相性などが注視されている二次面接では、このような先を見据えた質問が効果的です。
面接官が役員・社長の場合の逆質問
最終面接で役員や社長が面接官の場合は、入社意欲や会社の方向性とマッチしているかなどが注視されているポイントです。そんな最終面接で覚えておきたい逆質問は以下の3つです。
❶「この部門はこの先も増員していく計画がありますか?」
最終面接において、面接官は入社意欲、会社の将来性・方向性と合っているかなどを注視していることから、担当業務の組織や事業が成長・拡大していくかどうかを尋ねることでその成長に貢献する意欲があることを示すことができます。入社意欲に加えて、入社後の具体的な部分まで考えていることもアピールできるので、最終面接に臨む上で覚えておきたい質問です。
❷「長期的な戦略を踏まえて、御社は今どのような人材を求めていますか?」
会社全体で欲しいと考える人材について把握することができる逆質問です。もちろん、会社が欲しい人材についてはホームページなどで開示されていることもあるので、前もって把握しておき、記載がある場合は「御社のホームページでこのような人材が求められているのは理解しているのですが、特に重要視されている点はありますか?」などの質問をしてみましょう。
❸「将来的に身につけるべきスキルはなんですか?」
このような将来どんなスキルを身に着けるべきかという逆質問をするのも効果的です。このような逆質問をすることで未来に向けた向上心をアピールすることができます。さらに実際に身に着けておくべき能力を把握できるので、就職活動において時間をうまく使うこともできます。また、うまく入社できたとしても、この先役員の方たちと会話をする機会はないかもしれません。そのため、役員面接の逆質問という機会を利用して、しっかり意義のある質問をするというのは今後の就活に役立てるという意味でも効果的です。
(3)ベンチャー企業で気を付けたい逆質問の注意点
❶一回説明を受けたことをまた質問してしまう
❷事前に調べればわかることを質問してしまう
❸イエス、ノーで答えられるもの
❹面接官の役職を考慮していない質問
❶、❷、❸の質問はどれも、会社についての知識の浅さや、意欲を持って面接に挑んでいないと思われてしまうものです。逆質問で最も注目されている入社意欲に対してマイナスイメージを持たれてしまう質問は逆効果です。また、❹のように最終面接で社長や役員に対して給与の質問をしたりと役職を考慮していない質問をするのは好ましくありません。そのため、逆質問はその役職の人にしか聞けないものを用意する必要があります。このような失敗を招かないようにするためにも、逆質問はいくつかあらかじめ考えてから面接に臨むようにしましょう!
まとめ
・注意点を押さえながら事前に準備しておく
面接での逆質問は入社意欲を自分から発信できるチャンスの時間でもあります。ポイントを押さえた上で対策し、後悔のないものにできるようにしましょう!
また、無料のキャリア面談も行っているので、
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ友達追加をしてみてください!
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