【就活生必見!】自己分析するならまずはSWOT分析から!具体例付きでご紹介!
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!

自己分析の種類に関する情報がたくさん手に入る今、何から手をつければいいか分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は、その中でもマーケティングに使われるSWOT分析(スウォット分析)のやり方をご紹介したいと思います。
SWOT分析を使って向いている職種や業界まで徹底解明することができるので、自己分析に直接役立てることができます!
では早速SWOT分析のやり方を見ていきましょう!
目次
(1)swot分析って何?
「大学で聞いたことある気もするけど一体何?」
SWOT分析と聞いて、専門外の学生がまず初めに思うことはこれは何かというものでしょう。
そもそも、SWOT分析は経営学者 ヘンリー・ミンツバーグが開発したマーケティングの手法の一つ。
SWOT分析は、主に経営者が市場や環境から売れ筋を考えるための手法のこと。
つまり、マーケティングは、 簡単に言ってしまえば会社の商品が売れるかを考えることです。
ですから、自己分析の分野では自分をどう売れるかを考えるのに役立ちます。
自分を知るために役立つSWOT分析、実はそれぞれの要素の頭文字をとって名称化したものです。
Sは、Strength(強み)Wは、Weekness(弱み)Oは、Opportunity(機会)Tは、Thread(脅威)のそれぞれの頭文字を取っています。
また、普通に自己分析することとどんな点で違ってお得なのか?
続いて、SWOT分析のメリット・デメリットを見ていきます。
(2)どんなことがお得?swot分析のメリット・デメリット
SWOT分析のメリット・デメリットはまとめると次のようなものです。
メリット
・自分の強み弱みを理解できる
・業界を探すとき強みから機会を学べる
・弱点から今後突かれるであろう脅威がわかる
デメリット
・自己分析としては不十分な部分がある
・自己分析のドツボにはまり、やりたいことが見えなくなる
それでは、詳しい中身を見ていきましょう。
SWOT分析のメリット
自分の強み弱みを理解できる
SWOT分析のメリットとはいったい何なのでしょうか?
メリットとして、大きく上がるのは強み弱みがわかる点。
自己分析は、そもそも己とは何かを考えていくための作業です。
ですから、自分らしさを知ることにはSWOT分析はピッタリ。
もともと経営学の手法ですから、きちんと使いこなせれば将来的に会社の運営でも間違いなしなのがSWOT分析です。
業界を探すとき強みから機会を学べる
SWOT分析を行うと、自分の強みを知ることことが出来ます。
でも、強みだけ知っていてもそれだけじゃお金に換えられません。
強みの活かせる場所はどこかを考える。
これが強みを活かす機会となります。
例えば、法学部の学生で司法試験をクリアしているのなら、法律に疎い経営者にアドバイスすることが出来るなどが上がるでしょう。
特に、近年は星の数ほど企業された会社があります。
この手法を用い、副業サイトなどで契約として働いてから専属契約をもらうといった方法も考えられます。
他にも、英文学科なら英語は当然得意でしょう。
翻訳やCAだけでなく、英語の音声を文字起こししたり、営業のスキルとしても役立てられることが分かってきます。
弱点から今後突かれるであろう脅威がわかる
逆に、弱点からは今後企業が突いてくるであろう脅威が発見できます。
例えば、医学部卒の学生が法学部卒ばりに法律に詳しいかと言われれば答えはNOです。
同じように、経営学部の人間にライティングスキルを要求したとして、全員が該当者とはなりえないでしょう。
このように、強みも裏を返せば弱点になりえることがわかり、専門性が仇になることが見えてくることに。
他にも、単純に弱点が脅威になることもあります。
例えば、字が汚い、時間にルーズ、勉強が嫌いといった弱点。
これらは、手書きのメモを回したけど他の人が読めない、会議が時間通りできない、会社がうまく回らないなどあなた自身だけでなく、全体のメリットを損ねる恐れも。
全体のメリットを損ねるような人材は、企業はたとえどんなに優秀でも欲しくありません。
企業的には、一人で出来なくても全体で利益を2倍、3倍に変えれる方がずっといいのですから。
ですから、あなたが自分を振り返ってみた時、全体としてのメリットはどれ位かを考えることが重要となってきます。
SWOT分析のデメリット
続いては、デメリットについてです。
詳しく見ていきますね。
自己分析としては不十分な部分がある
実は、自己分析に不十分な部分もあります。
ある程度ポジティブである程度ネガティブな考えの人でないと自分をしっかり見れないということ。
ぼんやりとしか自分を見つけられないのです。
もし、企業が欲しがる自分がまだまだ思い描けないなら自己分析の手法として、SWOT分析はあなたに 合っていなかった証拠。
自己分析をしたいけどSWOT分析があっていなかったなら、他の方法を試してみてください。
他にも、たくさんの手法があるので、あなたにピッタリな方法でピッタリな業界を調べられるようになります。
ちなみに、他の自己分析方法は以下の記事をご覧ください。
(【自己分析の最強ツール】自己分析でマンダラチャートを活用してみよう!)
自己分析のドツボにはまり、やりたいことが見えなくなる
自己分析をやりすぎると問題になってくるのが、やりたいことがわからなくなってしまうという点です。
例えば、ぼんやりとではあるけれど公務員になりたいと思っていたとします。
けれど、自分の弱みが時間にルーズであるとかマニュアル通りが苦手で合わないとなってしまったらどんな仕事が合うのかと途方に暮れる羽目に。
あくまで自己分析は、就きたい職業がぼんやりとも思いつかないときに、自分の売れる要素を探して企業の欲しいに合うかを考えるためのもの。
ですから、あくま自己分析は参考程度と考えるのが正しい使い方です。
(3)具体例付き!SWOT分析のハウツー
SWOT分析のハウツーを知る前に、見やすくできるよう表を準備してみました。
今回は、表を使ってご紹介していきます。
SWOT分析のS!(強み)とは?
まずは、(強み)についてです。
長年の経験や専門知識が生かせるものなどをさします。
例えば、テニス歴が長いなら体が丈夫だとか、試合で活躍していたならメンタル面や試合を研究する力に長けているなどが長所に上がります。
他にも、以下のような項目が強みの候補です。
>・コミュニケーション力が高い
・フットワークが軽い
・ガンガン意見を言っていける
・慎重に物事を考えられる
・もしものことを想定して考えられる
・メンタルが強い
・粘り強い
・集中力がある
・ポジティブに考えられる
「自分じゃ自分の良さがわからない」
そんな時は、友達や家族に聞いてみることもオススメです。
SWOT分析のW!Weekness(弱み)とは?
Weekness(弱み)は、強みの正反対。
専門性が仇になるときや単純に、苦手なことが入ってきます。
例えば、心理学専攻にゾウの生き方を聞いたところで、テレビで知っている程度の知識なのは自明です。
他にも、次のようなものが弱点となります。
・引っ込み思案
・ネガティブ思考
・時間にルーズ
・計画性なし
・自分に自信がない
・マニュアル通りができない
・やってあげてると考えるお客様の思考回路
それぞれ直せるもの、直しにくいものはあります。
肝心なのは、弱みを活かせるかどうかです。
弱さも武器にできる。
これを学べるのが、SWOT分析なのです。
SWOT分析のO!Opportunity(機会)とは?
強みや弱みがわかったら、活かせる機会が欲しいものです。
ですが、学校選びと違って山のようにある企業すべてを比較検討することは不可能。
大学を決めるときに、就活までの大まかな道筋を立てられているなら別ですが、どんな業種があるかもよくわからない。
そんな時に、自己分析は大いに役立ちます。
まずは、弱み、強みが分かったら仕事のジャンルについてのぞいてみるのがオススメです。
「どんな業種があるの?」
思ったなら、下の記事を確認してみてください。