自己分析に自分史って必要?書き方・注意点と共に解説|フォーマットあり

- 自己分析に自分史って書く必要あるの?
- 自分史を書きたいけど書き方が分からない
こんな方に向けて自分史の書き方をフォーマット付きで解説していきます。
まず、自己分析って何?
就職活動をしている皆さん、自己分析はやっていますか?
自己分析は就職活動をする上で避けては通れないものです。
「自己分析ってガクチカ、自己PRなどを作るためのものですか?」
もちろん自己分析をすれば、そのようなものは完成するでしょう。
しかし、それだけで終わるのはもったいないです。自己分析に正解はありません。
うまく活用できれば現在の価値観につながる原体験、自分が活躍できる場所、自分がどのような環境へ進むべきなのかなどを見つけることが出来ます。
「自己分析をしても行きたい会社が見つからない」と言った意見をよく聞きます。
それは方法や自己分析の使い方が間違っているのかもしれません。
方法や使い方はまた、後ほど述べます。
なんで自分史を書くの?
まずは自己分析をする時大きく分けると二つ行っていただきます。
1.【過去】を掘る作業
2.【未来】を考える作業
今回はこの【過去】を掘る作業『自分史』について解説をしていきます。
【過去】掘る理由は簡単に言えば「自己理解」のためです。就職活動は企業と学生のマッチングとも言えるので、パーソナリティについて質問されます。
その際「自己理解」ができていなければ価値観・強み・経験などを話すことはできず、企業は皆さんと自社がマッチしているのかがわかりません。
かつ、皆さんも自分自身とマッチしている企業がわからないという状況に陥ります。したがって、自分史によって人生20〜22年間ほどを全て振り返り、「自己理解」を深めましょう。
「自己理解」を深めるための自己分析方法は他にもありますが、『自分史』はエピソードを全て書き出す方法になるので、最も深掘りが可能となっています。
一度自分なりに自分史を書きだしてみましょう。
自分史の書き方は?
では、実際に『自分史』の書き方について解説していきます。
手順はこちらです。
1.『自分史』を書き込む表やフォーマットを作成する
2.各年代ごとに少しでも印象に残っているエピソードを記載していく
3.それぞれのエピソードに対して深掘りを行っていく
4.何度も登場している価値観や力発揮できている環境などを洗い出してまとめていく
それぞれについて詳しく説明していきます。
1.『自分史』を書き込む表やフォーマットを作成する
→こちらは年表のようなものを作る必要があります。お手本はこちらですね。
こういった風にプラスの感情のエピソードとマイナスの感情のエピソードの項目を作成すると非常に進めやすいかつ、最後のまとめる作業もスムーズに行えます。
とは言っても上記のようなフォーマットを自分で作成するのは少し面倒ですよね。
そこでCLUTCHで作成したこちらのフォーマットを希望者に配布します。
『自分史』フォーマットはこちらからLINE@を追加して、『自分史』希望とメッセージを送ってください!
※LINE@限定で配布をさせていただいています。
2.各年代ごとに少しでも印象に残っているエピソードを記載していく
表を用意したら、実際に書き込んでいきます。
その際乱雑に全てを同じ項目に書き込んでいくよりも、上述したような分け方などで記述していくと綺麗にまとめやすいです。
なかなかエピソードが思い出せない場合は昔からの友達であったり家族にインタビューしてもいいでしょう。アルバムなどを見返してヒントを探すのもいいかもしれません。
3.それぞれのエピソードに対して深掘りを行っていく
深掘りは、「なぜそのような行動をしたのか」「どのような感情になったのか」「なぜそのように思ったのか」といったように
「なぜ?」「どうなった?」といったことを問いかけていくと進めやすいです。
理想はそれぞれのエピソードにつき最低5回は問いかけて深掘りするようにしましょう。
深層の動機にたどり着くために何度も深堀することが大切です。
4.何度も登場している価値観や力発揮できている環境などを洗い出してまとめていく
ポイントは共通点を探すことです。
印象の強いエピソードに共通して現れている価値観であったり、環境などを洗い出すと言うことです。
それによって行動源泉や、原体験を見出すことが出来ます。
以上が『自分史』の作成手順です。
自分史を書く時の注意点

注意点は2つ
1.妥協しない
2.誰かに協力してもらう
こちらになります。
1.妥協しない
『自分史』の作成はかなり時間がかかります。
たまに自己分析を3日ほどで終える方もいますが、『自分史』を完璧に作成しようと思ったら1ヶ月かかってもおかしくないです。
なぜなら皆さんに今までの人生20〜22年間ほどを振り返るんです。1ヶ月でも短いくらいですよね。
妥協して早く終わらせようということはオススメしません。
何も自己分析だけをし続けようといっている訳ではないので、他に就活でやらなければいけないことも同時進行しましょう。
2.一人で完結させようとしない
自分で思い出せる範囲また深掘りできる範囲には限界があるため、家族や友人に協力してもらいましょう。
第3者視点で質問を投げかけてもらうことにより、最大限に記憶を呼び戻し、自分では気づけなかったところまで深掘りを行うことができます。
友達などに「この自分史を見て質問はない?」と問いかけてみましょう!
以上のことには注意しながら書き進めていってください!
まとめ
改めて皆さんが想像する自己分析はかなり浅く終わっていることが多いです。それは就職活動を進めていく上でマイナスでしかありません。
せっかく自己分析をするのであれば、『自分史』などを使用して徹底的に「自己理解」を深めて欲しいなと思います!
徹底的に「自己理解」が進めば、就職活動だけでなく、社会に出てからも役立つはずです!
ぜひ実践してみてください。
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