こんにちは!
皆さん、IT業界に興味はありますでしょうか?
インターネットが蔓延るこの世の中、最もこれからの時代に必要とされる仕事とも言われています。
ですが、実際にIT業界についてはっきりとした情報を知っている方は少ないのではないでしょうか?
IT業界というものは名前だけ先行して知られていますが、現状についてあまり把握していない人が多いです。
今回の記事では、IT業界について徹底的に解説していきます!
先に言っておきますが、ITは必ずしも理系だけの職業ではありません。文系の方も必見です。
目次
IT業界の職種って?
近年のインフラ整備に欠かせない存在になったIT技術ですが、年々業態が複雑化しています。
本記事では、IT業界を大きく4つに分類し、それぞれの業種で代表的な職種をご紹介します。
インターネット業界・Web業界
代表的な職種として、WebデザイナーとWebディレクターがあります。
情報処理サービス業界
代表的な職種として、ITコンサルタントとセールスエンジニアがあります。
ソフトウェア業界
代表的な職種として、プログラマー、システムエンジニアとネットワークエンジニアがあります。
ハードウェア業界
代表的な職種として、組込みシステムエンジニアがあります。
本記事では4つに分類しましたが、実際にはまだ業種と職種があります。
ただIT業界を志望するだけではなく、その業態や職種までを考えられるかが、今後のキャリアにおいて重要になってきます。
また、繰り返しになりますが、新卒に求める能力は高いものではありません。IT技術よりもコミュニケーション能力などの一般スキルが重要になってきます。
需要が増していくIT業界
さて、上の章でIT業界における仕事を見てもらいましたが、どのようなイメージを持ちましたか?
「デスクワークばかりで体に負担がかかりそう」
「夜遅くまで残業しなければいけなさそう」
そういったイメージを持たれる方が多いと思います。
事実、IT業界の離職率というのは決して低くありません。
しかし、その離職率にはIT業界独自の理由があるのです。
IT業界での転職=ポジティブな理由が多い
そもそも、IT業界と他の業界で違う点として、平均年齢というのがあります。
IT業界の平均年齢は非常に低く、若いうちにキャリアアップを目指し転職するといったパターンがよく見られます。
特に、ITエンジニアとして働いていた場合、外部から業務を委託してもらい、フリーランスとして働くことも可能です。
そういった、プラス方向での転職、退職が多いのが現在のIT業界の実状です。
IT 業界が伸びる理由
IT業界は近年特に顕著に急成長を遂げています。
その理由ですが、一言で表すと「需要がありすぎる」からです。
経産省のデータによると、2030年には約60万人のIT人材が不足すると考えられています。
この理由に関しては大きく分けて二つあります。
- 少子高齢化により、IT業界の主体となっている若者の数が更に減少
- IT産業の成長により、IT業界の需要が更に増える
この二つが噛み合い、これまで以上にIT業界は伸び続けることは間違いありません。
ICT、IoTのこれからはどうなる?
ITといえばIoT、ICTといった文字が浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
ICT…「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。 情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称。
IoT…従来インターネットに接続されていなかった様々なモノ(センサー機器、駆動装置(アクチュエーター)、建物、車、電子機器など)が、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続され、相互に情報交換をする仕組み。
最近よくニュースでよく聞くこれらですが、将来性はあるかどうか疑問に思っている方も多いかと思います。
結論から言うと、将来性はあります。
というより、将来性しかありません。
理由として真っ先にあげられるのが、IoTやICTの普及ということそのものがネットワークに甚大な影響を及ぼしているからです。
時代の最先端を突き進んでいる今、他の業界と比べて頭一つ抜きんでているといっても過言ではありません。
IT業界で求められる人材
では、一体どのような人材がIT業界において重宝されるのでしょうか?
- チームワークが取れる人
- プログラミングスキルがある人
- 論理的思考ができる人
プログラミングスキルがある人
やはりITとプログラミングは切っても切り離せない存在です。
たとえ、エンジニアとして勤めていなくても、製品やサービスがどのような仕組みで動いているのかを簡単にでも理解しておく必要があります。
論理的思考ができる人
常にシステムに疑問を持つことが大切とされていて「なんでその方法がいいのか」、「どうしてこういう動作ができるのか」を考えられる人ほどより素晴らしい開発ができます。
チームワークが取れる人
開発を行うにあたって一人で行うということは少なく、基本的にはチームで一つの開発を行います。
そのため、互いの進捗状況や、プログラムの構築手順など共有する情報は膨大であり、開発を成功させるためには「協調性」、「迅速かつ正確な情報伝達」など高いチームワークが求められます。
開発にかかわらず論理的に話すことができれば、コミュニケーション能力も向上しチームワークにも影響していきます。論理的思考は、IT業界で生き残るための根幹の部分といえます。
文系のIT企業就職は可能?
さて、ここまで読んでいただけて文系の方でも十分にIT業界の魅力が伝わったかと思います。
では、文系で就職というのは可能でしょうか?
文系でも就職できるIT企業
文系がIT企業に就職。
実は、可能なのです。
理由としては、業務の専門性というものが挙げられます。
IT業界といっても、全員が画面とにらめっこしながらパソコンをたたいているわけではありません。
企業である以上、営業や経理などの学部不問の仕事は存在します。
更に、経理や営業以外のちゃんとした技術職へ就職が決まる文系の方も少なからず存在します。
それに関しては、下で詳しく説明していきます。
IT業界の文系出身者の割合
文系の割合というのは以下のようになります。
約三割の人が文系です。(出展:IT人材白書2017)
これから市場の規模が巨大化していくことを考えると、文系がIT企業に就職するのもそれほど珍しくなくなる日がくるかもしれません。
経験がなくても、プログラミングの知識をつけるには?
さて、ここで忘れてほしくないのは「営業や経理など以外の技術職に文系で入ることができる」ということです。
普段からプログラミングに慣れ親しんできた理系だけでなく、何故プログラミング経験がない文系も技術職として採用されることがあるのでしょうか。
入社後の研修です。
ITというのは、文系学生は勿論、理系学生でも全容を把握しきれていない人が大半です。
仮に入社してすぐに仕事を振られたとしても、いきなり業務をしっかりと遂行できるひとはそうそういないでしょう。
なので、IT業界の会社では入社後、知識を養うための研修が存在します。
文系だからといって理系と圧倒的な差がついてるということでは全くないのです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
IT業界程今後の伸びしろが図りしれない業界はありません。
少しでも興味を持ったら、早め早めに行動していきましょう!
それでは!