【自己分析のやり方3選&実践例】簡単&完璧な方法とその後の就活を徹底解説!



こんにちは。

就活をスタートしている皆さんは、耳にタコができるほど「自己分析」という言葉を聞いていることでしょう。

実際にやったことがある人、これから始めるつもりの人、ハナからする気がない人など自己分析の認識は人それぞれです。

しかし、共通して言えるのは
『自己分析は必ず行うべき』
ということです。

とは言っても、そう簡単に実践できるものではありませんよね。

この記事では、必ず効果が得られる自己分析のシートと分析結果の役立て方を紹介していきます!

なぜ自己分析するのか


まずこの章では自己分析について簡単におさらいしておきましょう。

痛いほど耳にする「自己分析」その定義はコチラです。

『自分の心理を自分で分析してみること』
『自己解剖』
____引用:精選版・日本国語大辞典

少し難しい表現ですが、要は
「自分の性格や向き不向き、思考傾向を自覚した状態」
を目指すのが自己分析です。

______では、なぜそれを就活を前にして行うのか。

たしかに自己分析をせずとも、就活は乗り切れます。
ですが、この先、40年以上続く社会人生活。
1日8時間は仕事をするのです。

その仕事が自分に向いていなかったら、やりがいを感じなかったらどんなに辛いことでしょう。
毎日の3分の1を費やす仕事が充実していなければ、人生そのものの充実はあり得ません。

だからこそ、社会に出る前に自分に適性がある、もしくは楽しいと思える仕事を見極めておかなければならないのです。

あなただけの判断軸を自己分析によって明らかにしましょう。

シンプルかつ効果的な自己分析法3選


この章では数多くの就活生が実践している、代表的な自己分析方法を紹介します。

どの方法も手軽に実践できて効果は絶大です。
自分に合った手法で実際にやってみましょう!

自分史&モチベーショングラフ


自分史は今後の人生でも活躍する場面が多々あることでしょう。

つまり、人生のターニングポイントで何度も見返すことで、選択する際の自信と根拠を得られるはずです。

幼いころから今に至るまでを紐解くことで、自己分析の結果に説得力が増すという利点もあります。

マンダラチャート


この手法は手軽さと汎用性に長けています。

どんなテーマでも広く展開することができるため、学生のうちに身に着けておきたい思考法の1つです。

就活を含めた今後の人生の道標になります。
次に何をすれば良いか明確になり、自ずとモチベーションも上昇します。

行動分析法


紹介する方法の中で最も即効性があり、今すぐ自己分析に取り組みたい人におすすめです。

自分の行動軸を見つける方法で、就職活動のための自己分析に適しています。
面接等で問われやすい、過去の成功体験自分の強みを洗い出して整理できるため一石二鳥でもあります。

自己分析3種のやり方とその結果!

これからで3つの方法で、実際に自己分析を行った結果を過程と共にお見せします。

どれも効果は絶大です。
それぞれ得られるものが微妙に違っているので、その差をご覧ください!

自分史&モチベーショングラフ

実践方法3step解説!


[1]幼少期から今に至るまでの主要な出来事を書き出す
簡単な事実の掘り下げと当時の自分の感情を率直に書く

幼稚園/保育園→小学校(1~6年)→中学(1~3年)→高校(1~3年)→大学(1~3年)

※各年齢で2~3つエピソードを厳選しましょう。

[2]各エピソードについて、当時のモチベーションを0~100%で書き出す
モチベーションが難しい場合、良い思い出であるほど高い数値にすればOK
各エピソードに色分け(系統ごとに分ける→4つの感情ベース)

[3]成長段階ごとのモチベーションを数値化しをグラフにプロット
どんな感情の時にモチベーションが上がるのか分かる
モチベーションが高い状況はあなたがやりがいを感じる瞬間→得意・適性がある
低い状況は向いていない可能性が高い

自己分析の結果


幼い頃に好きだった物事は私が純粋に好きなものだと思います。この”好き”という感情が職種選びに役立ちました。

なんとなく営業は向いていないと思っていたけど、自分の今までを振り返った時に適正を裏付けるエピソードが多かったです。

その行動の結果、モチベーションが高くなることも明らかになったので自信のある判断基準になります。

おかげで志望動機もスラスラと書くことができ、面接時の深掘りにもブレることなく答えられました!

マンダラチャート

実践方法3step解説!


[1]3×3のマスに区切られたシートを9つ用意する
中央のシートの真ん中のマスに今の あなたの目標を書く
この時の目標は漠然としていてもかまいません(例_お金持ちになる、幸せな家庭を築くなど)
その目標を実現させるためにあなたが必要だと思う要素を周囲の8マスに書き込む

[2]書き込まれた言葉を残り8枚のシートの中心に書く
ここでも同様に、残りのシートについて中心の言葉を実現するために必要だと思う要素で周囲のマスを埋めていきます

[3]完成したシート1枚1枚、これらが意識的に行っていくべきこと
自分がすぐにこなせるマスから達成しましょう
次第に達成できる(できた)マスが増え、理想の自分に近づきます

自己分析の結果


マンダラチャートで”これから何をすればよいのか”が分かりました。
今の自分には足りないモノだらけですが、だからこそ努力したいと思います。

就職活動だけでなく、その先も踏まえた将来設計に大きく役立てています!

行動分析法

実践方法3step解説!


[1]中学生から現在までの中で印象深いエピソードを5つ以上用意します
現在に近い時期ほど、エピソード数が多いと理想的です。
[2]フレームワークに沿って深掘りしていきましょう。
当時の自分を思い返す必要はありません。
今のあなたがその出来事をどのように捉えているのか、どんな影響を受けたと考えているのか など現在視点で過去に意味づけを施しましょう。

[3]全ての物事に共通する判断軸や行動のキッカケが見えます。
掘り下げる順番に指定はありませんが、過去から現在にかけて記憶を手繰るのが理想的です。
どんな時(どんな目的やきっかけなど)にパフォーマンスを発揮できるのか自ずと見えてきます。

自己分析の結果

行動源泉を知ることで、社会に対してどのように貢献していきたいのか明確になりました。
おかげで数多ある企業の中から、社風や企業理念が自分の働く目的と合致している企業を選び抜くができました。

 
 

~自己分析を終えたあなたが次にすること~


自己分析を行うことで就活への意欲は大きく増すことでしょう。

自分の判断軸や得意分野、モチベーション源泉が明確な状態で、イベントへ参加するとそれまでとは見え方が全く違うのです。

まとめ


いかがだったでしょうか?
自己分析に対する向き合い方が少し変わったのではないでしょうか?

非常に奥深く、多様性に富んだ自己分析。
どんな手法で行い、何を見出すのか、どのように活かすのか人それぞれです。

自分と向き合い深部まで探ることで得られるもの、それこそがあなたの本質です。

揺るぎない”核”を1つ心に持てると社会に出てから数十年、一貫性のある人生を歩めます!

それらを踏まえた上で、冒頭でも述べたこの言葉を贈ります。
『自己分析は必ず行うべきです』

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