就活生のみなさん、こんにちは!
この記事をご覧の方は「面接で失敗するのが怖いから対策したい」「合否にどのぐらい影響するのか知りたい」という方たちではないでしょうか?
私自身も面接に失敗して落ち込んだ経験があります。ですが、気持ちを引きずっていては次の選考も上手くいきません。
下記の失敗談や対策を参考にして、事前準備を怠らずにやりましょう。
面接での失敗談
どんな場面でも、緊張は解けないものですよね。みなさんの失敗談はいったいどこから生まれているのかを調べてみました。
まず、こちらのグラフをご覧ください。
(2019/12/07 集計)
やはり、みなさんの緊張がピークに達する面接中が1番多いようです。面接で失敗する前に予習しておきましょう!
入室時
ノックするとき、2回にしてしまった
マナーとして正しいのは、
3回ノックすることです。日本のビジネスマナーでは3回が基本です。2回はトイレのノックを連想させてしまうため、しない方が賢明です。ノックは3回してから5秒ほど間をあけてから入りましょう。ちなみに、欧米では、面接時にノックを4回することが奨励されているので、外資系の企業は4回ノックをしましょう。
挨拶しながらドアを開けてしまった
対策として正しいのは、
ドアを開ける動作と挨拶はバラバラにすることです。ドアを開けてから「失礼いたします!」と大きな声でハキハキと挨拶しましょう。笑顔も忘れずに。
ドアの閉め方を誤った
対策として正しいのは、
ドアはゆっくり静かに閉めることです。たまに閉め忘れる人がいますが、閉め忘れがないように注意しましょう。
そして、挨拶を言い終えた後、ドアを後ろ手で閉めずに、ドアの斜め前に立って閉めましょう。ここでの注意点は面接官にお尻は向けないようにすることです。
黙ってつかつか入ってしまった
マナーとして正しいのは、
ドアを閉めた後は面接官の方を向いて、「よろしくお願いします!」と挨拶してから一礼することです。角度は45度でも60度でもさほど変わりませんので、美しい所作になるように何回も練習しましょう。
面接官の許可無く座ってしまった
マナーとして正しいのは、
「どうぞお掛け下さい」と一言待ってから座ることです。お声をかけてくださる前に座ってしまったからといって、落とされることはありません。ですが、勝手に座るのは相手に失礼ですし、相手をびっくりさせてしまいますのでやめましょう。
面接時
頭が真っ白になってしまった
面接で緊張をしない就活生なんてほとんどいません。面接採用者もそれを分かってくれていますので、うまく話せなかったからといって、落とされることはありません。大事なのは、話す内容とコミュニケーションを取れているかどうかです。
前者は矛盾なく、ロジカルをしっかり組み立てて会話しましょう。後者は一方的に話したり、的外れな回答をしたりせずに、笑顔でハキハキと相手と会話することを意識すれば、落ちる心配をする必要はありません。
逆質問でやらかした
逆質問がないと、その企業に興味がないものだと捉えられてしまうため、逆質問はしなければならないと考えている就活生も多いかと思われます。確かに、的確な逆質問は高く評価されます。しかし、必ずしもしなければならないことではありません。下手に質問するぐらいならしない方がましなこともあります。
対策・・・一緒に働きたいと思わせられるような質問や、志望動機、ガクチカ、自己PRと一貫性のある質問をすると、好印象を与えることができるので考えておきましょう。
逆質問ってどんなことを聞けばいいかわからない方はこちらの記事を参考にしてみてください。
マナーモードにし忘れてた
時間ギリギリで面接会場に着き、マナーモードにし忘れたまま面接。面接中に急に大音量のPOPな着信音が流れてしまい、静かな空間がより静かになって気まずいことになったという経験をした方がいらっしゃいます。
対策・・・みなさんはそうならないように、余裕を持って面接会場に着き、携帯電話の電源を切っておきましょう。
笑顔を忘れていた
緊張しすぎてうまく笑えない方も多いかと思われます。しかし、笑顔がないと、コミュニケーション能力がないものとして捉えられます。
対策・・・できるだけ面接官の目と目の間を見て話したり、口が笑えないなら目元だけでも笑えるようにしましょう。
失言
既に複数の内定をもらっていて、「この企業に受かったら、ここにしよ」という気持ちで受けた際、ある拍子に「他が決まっていますが、念の為受けに来ました」と本音をポロリ。明らかに面接官の顔が曇って、一気に険悪な雰囲気になったりします。
対策・・・例えば、「すでに内定をいただいている企業がありますが、御社が第一志望ですので、御社から内定をいただけましたら、そちらの企業は断ります。」と伝えるなど、どんなときも気を抜かずに、本音と建て前を大切にしましょう。
退室時
ドアの開けるタイミング
ドアの前で一礼せずにドアを開け、ドアノブを持ったままで「失礼しました」と言ってしまったという方がいらっしゃいます。焦らず、ゆっくり退出しましょう。
ちょっとした失敗が原因で即不採用になることはまず無いです。しかし、企業によっては多少の影響が出ることもありますので念の為しっかり準備していきましょう。
面接外での失敗談
面接時が一番の難所だと思われる方が多いと思いますが、実は、面接外も色々気を付けなければいけません。
実際にあった失敗体験談から教訓を学びましょう!
受付時
面接会場(本社)に着いて受付をすると、「技術系専門の方は本社ではありません」と言われてしまった。言わずもがな、面接に間に合わず、結局選考は流れてしまった。
教訓・・・あらかじめ、メールなどで面接会場の確認をしてから出発しましょう。
面接終わり
急いで会場に向かって、スーツなどを整えて面接した。しかし、寝癖がついていると知らなくて、面接が終わった後で他の就活生に指摘されて恥をかいた。
教訓・・・面接会場に着く前に、鏡やスマホの内カメで髪型や顔、スーツのしわなどを整えておきましょう。
面接前日
お酒を前日の夜に飲んで、次の日もお酒が抜けきれずに二日酔いのまま面接をした。お酒臭かったのか、そのことが面接官にばれて気まずい雰囲気になった。
教訓・・・タバコもそうですが、なかなか自分で自分のにおい気づくのは難しいです。就活をする日の前日は特に気を付けましょう。
当日までにすること
面接会場と時間の確認
面接の前後に予定があったりする場合は、面接会場や時間だけでなく、「予定と予定の間に余裕があるのか、ギリギリなのか」「遅れたらほんとにやばいデッドラインは何時か」などをしっかり把握しておきましょう。
前日と当日の朝のニュースの確認
面接の冒頭に、場の雰囲気を和らげるために、面接官が就活生に対して朝のニュースの話題を振ってくる場合があります。うまく答えられなかったり、知らなかったりするだけで落とされることはまずないですが、答えられなかったことが原因で自分が緊張してしまう可能性は十分にあります。なのでニュースを確認して、自分の意見をあらかじめ考えておきましょう。
前日までには当日の用意終わらしておく
当日は寝坊や忘れ物を取りに家にいったん帰るなど、どんなハプニングが起こるか分かりません。なので前日までにすべての用意を済ませておきましょう。
ネイルを取る
就活では無色透明ネイルだとしてもネイルをしない方が賢明です。書類を手渡しする際に見られたらバレますので、マニキュアはプライベートのみにしましょうにしましょう。
面接時の応答の準備
予想外の質問だけに怯えていては現状打破できません。よく聞かれる質問だけでもちゃんと 答えられるようにしましょう。
それについては、こちらの記事に詳しく載っていますので参照してみてください。
【学生時代に頑張ったこと】できるだけ定量的に述べる
【自己PR】強みの裏付けをしっかり述べる
【志望動機】原体験を述べる
面接時に必要な持ち物
「必須の10」チェックリスト
- 応募先(採用担当部署)の電話番号
- 腕時計
- スマホ
- 筆記用具
- メモ帳
- 履歴書などの応募書類のコピー
- 求人情報(募集要項)などの書類
- 現金
- ハンカチ・テッシュ
- 会場の地図
これらの10つは面接官に見せなくても、必ず持っていきましょう。
あると安心なもの
- 予備のストッキング(女性)
- 鏡(スマホの内カメでも可)
- モバイルバッテリー
- 折りたたみ傘
- 印鑑
取り除ける不安をできるだけ少なくして、万全の態勢で挑みたい方はこちらも持っていきましょう。
面接の練習の場
第一志望の企業を受ける前に面接は場数を踏んでおきましょう!
練習の場としてミーツカンパニーをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
面接時はみんな緊張します。あなただけではありません。「失敗してはいけない」って思うと余計に上手くいかないものです。なので、「失敗はするもの」と楽観的に捉えてみましょう。それだけで緊張がやわらぎます。皆さんの健闘を祈ります!