【一般職志望必見】一般職と総合職との違いを徹底解説

こんにちは!

皆さんは一般職と総合職の違いをご存知ですか?

一般職として働いている人の多くが女性という認識をしている方が多いと思います。しかし、具体的に仕事内容や年収、企業への入り方を知らない方も多いのではないでしょうか?

そこで、これらの詳細を順番に紹介していきます。

そもそも一般職って何?総合職との違い


一般職とは、転勤や残業などの負担が軽いのを代償に給与が低い職種です。営業事務、一般事務、秘書などといった職種が該当します。

一般職と総合職の違いは大きく分けて4つあります。それぞれ見ていきましょう。

責任の度合い

総合職の方が一般職に比べて責任度合いが高いです。総合職の方はなかなか休みが取れなかったり、サービス残業をしたりする方もいますが、一般職の方はマニュアル通りに業務を進めることが多いので、負担は少ないです。

給与面

転職会議というサイトよると、一般職の20代前半の平均年収は約287万円です。一般職の手取りで20万を越えないという人もかなり多く、一人暮らしなどで生活を維持するのは厳しいこともあります。
一方、総合職は一般職より給与の伸び率が高く、年齢や経験値増加に比例してもらえることが多いです。

出世の有無

一般職はほぼ昇進はないです。企業によって、ある一定の昇進は可能ですが、それ以上は総合職へコース変更しなければなりません。それに比べ、総合職は昇進の期待度が高く、転勤をして昇進することもしばしばあります。

転勤/異動の有無

一般職は転勤がなく、総合職は転勤が多いです。転勤が多い理由としてはお金を扱い、他人に損得させる仕事の際に、顧客と癒着させないようにするからです。それによって繰り返し転勤させられます。

仕事内容

一般職は事務職という名前で呼ばれたりするように、書類作りや事務手続きを中心に総合職の補助的な仕事をします。仕事は幅広く、雑務全般担当することが多いです。

一方、総合職は大きなプロジェクトを任されたり、決断力を必要とされる機会が多い仕事です。ゆくゆくは企業を支えられる人材にするために、企業活動の中心となる業務に携わります。

実際、内容を明確に分けてある企業は少なく、
「え、あの人って一般職だったの?!」
ということもしばしば。しっかりその企業を理解しておきましょう。

一般職、総合職、どこの企業に属していようと仕事のできる人に仕事は集中します。それによって、仕事内容に個人差が出てくるのは言うまでもないです。しかし、役職名だけで年収に差が出てしまうのも事実です。

どれぐらい年収の違いが出るのか見ていきましょう。

一般職と総合職の年収の違い

下記のグラフは総合職と一般職の給料の差です。
「総合職の給料を100とした時に、一般職の給料の何割なのか?」というアンケート。

(2013年:厚生労働省の企業アンケート:回答数792社)

これは統計データではなくアンケート結果です。あくまでも参考までに。
結果を見ると約3割の会社が「一般職の給料は総合職の80~90%」と回答しています。

一般職は残業がなく、9時17時勤務がほとんどです。なので、上のグラフの普通の給与に加え、総合職の残業手当てなどでかなりの差がつきます。その上、夏季や冬季の賞与や勤続年数による時給アップなどでも差がつきます。

大手企業であれば、入社から5年ほどで目に見えて差が出始めて、15年程度で総合職の年収は一般職の倍になることもあります。

企業によって年収やボーナスは変わってきますので、確認しておきましょう。

どういう人が一般職に向いているの?~5選~

プライベートを大切にしたい人

先ほど述べた通り、一般職は定時で上がれることがほとんどです。なので家族と過ごす時間や自分の趣味の時間を大事にしたい方は向いています。

細かい作業をコツコツこなせる人

一般職は正確に素早く仕事を片付ける能力が求められます。一般職の仕事は企業の基盤ですので、少しのミスでも企業に損害を与えることになります。なので、細かい作業が得意な人は企業からの需要は高いでしょう。

他人のサポートが好きな人

裏方で作業をすることが多い一般職は縁の下の力持ちとして働きます。社内外問わずサポートする側として働きたい方は向いています。

同じ地域に住み続けたい人

家族や親、恋人、夫婦、友人と離れたくない、この街が好きという理由で引っ越しをしたくない方にも向いています。

物事を客観的に見て、柔軟な対応ができる人

視野を広くもって、物事をスムーズに運べるような気遣いができたり、急な仕事にも臨機応変に対応できる方に適性があります。

一般職が取るべき資格

一般職は最近高学歴女性のみならず、男性にも人気で倍率が高いです。そこでほかの就活生と差をつけるために、資格の取得とSPIの高得点獲得をおすすめします。

取っておくと周りと差がつく資格は3つあります。

MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)

パソコンを使用する機会が多い一般職はMOSを取りましょう。MOSとはマイクロソフトが公式に発表している、WordやExcelなどのマイクロソフト・オフィス製品の利用スキルを客観的に証明することのできる資格です。
文書作成や管理は事務職の基本です。持っていると即戦力にもなるので、周りと差がつくアピールポイントになります。

秘書検定

一般職は社内外で人と関わることが多いです。なので、秘書検定を取る事によって、ビジネススキルを身につけているという証明ができます。
秘書検定は3級から履歴書に記載が可能で、準1級を取ると、どのような会社でも有利になります。

日商簿記

事務職の中でも専門職である経理でこの資格を必要とされます。経理関連の書類処理など初歩的な知識が身に付く3級、経営管理に欠かせない財務諸表の数字を読み解く力がつく2級があり、できるだけ2級を取りましょう。

しておいた方がいいこと

SPI

意外に思うかもしれませんが、某商社のSPIは総合職よりも一般職の方がボーダーが高かったんです!なので、一般職だからといって侮ってはいけません。

SPIの勉強方法

多くの企業で使用されるSPI3の対策は約50時間以上の時間が必要とされています。1日2時間ほど勉強すれば、1ヶ月ほどで対策できます。
以下のような効率的な勉強法をおすすめします。

  1. スキマ時間を利用
  2. 短期的にやるより毎日少しずつ対策する
  3. 1冊の問題集を完璧にする
  4. 性格検査は素直にやる
  5. 共通の分野から対策する
  6. 回答時間を意識して問題を解く

どの種類のSPIの形式を企業が実施しているかは受けてみるまで分からないことがほとんどです。なので、万全の対策をして得点をできる限り伸ばしましょう。

一般職の内定までのフロー紹介

例として、一般職を募集している5大商社のフローをご紹介します。

三菱商事
エントリーシート(ES)→webテスト・筆記試験→一次面接→二次面接+筆記試験→筆記試験+三次面接+人事面談

三井物産
エントリーシート(ES)→webテスト→ 筆記試験→ 一次面接→グループディスカッション(GD)→論文試験・最終面接

伊藤忠商事
エントリーシート(ES) → webテスト・筆記試験 → 一次面接 → グループディスカッション(GD)・筆記試験・二次面接 → 三次面接

住友商事
エントリーシート(ES)→webテスト・筆記試験→一次面接→二次面接+筆記試験→筆記試験+三次面接+人事面談

丸紅
エントリーシート→webテスト→一次面接→二次面接→三次面接

最近は総合職と一般職の両方に応募可能な企業が増えてきました。一般職の方が選考が遅いので、併願することをおすすめします。しかし、併願理由は必ず聞かれるので、それぞれのポジションで自分にできることは何かを根拠をもって言えるようにしましょう。

一般職内定するための対策

ES、面接対策の1つ目として、自分の最大の武器を発見し、言語化することが挙げられます。先程述べた一般職に向いている人の特性を盛り込んで企業側にアピールしましょう。

2つ目は徹底した企業分析で他の就活生と差をつけ、志望度の高さをアピールすることが挙げられます。他の就活生が勉強不足で解答できないところを答えたりして、差別化を図りましょう。

下記の記事を参考にどうぞ。

まとめ

いかがでしたか?

一般職は最近男女関係なく柔軟な働き方を希望する人が多いようです。一般職と総合職の違いや企業のカラーををはっきり理解した上で、どの企業に就職したいのか検討してみてください。

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