みなさんはもうすでに面接を経験したことがあるでしょうか。
企業によって選考フローは様々ですが、誰でも必ずと言っていいほど「面接」を受けなければなりません。
今回は、避けては通れない一次面接に焦点を当て、一次面接が落ちる人の特徴やその対処法をまとめました。
一次面接に落ちたことがある人や面接を控えた人は必見です!
一次面接の通過率はどれぐらい?
ずばり一次面接の通過率は50%ほどと言われています。
つまり大体半分の人は次の二次面接に進み、残り半分の人はそこで脱落ということになります。
もちろん企業によっては選考合格率が7割ほどのところもあれば、一次面接の時点でほとんど落としてしまうところもあります。
大事なのは、自分が志望する企業が一次面接をどのように捉えているか把握しておくかということになります。
人気企業や学歴重視の企業は通過率が低い
- 応募多数の人気企業
- 専門的なスキルや資格が必要な企業
- 学歴や派閥を重視している企業
- 研究職や技術職などの理系を求めるメーカー、IT企業
大手企業や名の知れた企業では、応募人数が大変多くなるため、一人一人丁寧に面接する余裕はありません。
したがって、一次面接では効率重視でバサバサ落とされる傾向にあります。
また、英語力を必要とされている企業や資格が有利にはたらく企業では、当然ながら該当するスキルを持っていない人は落ちやすくなります。
内定がでてから資格を取ろうというスタンスでは、熱意や主体性が感じられません。
第一志望の企業で必要なスキルがあるのならば、早い内に勉強しておきましょう!
人柄やコミュニケーション能力を重視する企業は通過率が高い
- 営業職の色が強い企業
- 教育前提のポテンシャル採用を行う企業
営業職をはじめとする様々な仕事では、「コミュニケーション能力」が必要とされます。
しかし、一回の面接だけでそれを見極めるのはとても難しいことです。
したがって、合否判断に長い時間を要するため、保留という形で一次面接通過する人が多くなります。
同じく、素直さや吸収力といったその人自身の「成長力」を重視する場合でも、短期間では判断ができないので一次面接では合格しやすい傾向にあります。
勝負は二次面接や最終面接です。
一次面接を合格したからといって浮かれないように気を付けましょう!
一次面接で落ちる人の共通する特徴5選!
では、一次面接が通らないような人の特徴にはどういったものがあるでしょうか。
自分が当てはまっていないか確認してみてください。
雰囲気や表情が暗い
1つ目の特徴は、「雰囲気や表情が暗い」です。
緊張のせいか表情が硬くなったり、印象が暗めに見えてしまったりしていませんか。
一緒に働く仲間を探している面接官は、当然明るく元気な人に魅力を感じます。
誰しも緊張するかと思いますが、自信をもって明るい印象を与えられるように落ち着いて面接に挑みましょう。
身だしなみやマナー・態度が悪い
2つ目の特徴は、「身だしなみやマナー・態度が悪い」です。
スーツにしわがある、寝ぐせ、靴が汚れているなどの清潔感のない身だしなみはNGとなります。
面接官も人間です。
当然人物の内面だけでなく、外面の見た目も合否に影響することを念頭に置きましょう。
特に第一印象は重要です。
最初の印象が良くなければ、どれだけ優秀な受け答えが良く熱意をアピールできても、あまり面接官には響かないでしょう。
また、面接における基本マナーをできていない人も減点対象となります。
コミュニケーション力が低い
3つ目の特徴は、「コミュニケーション力が低い」です。
仕事は周りとのコミュニケーションなしでは成立しないため、面接でもその力があるかどうか判断されます。
面接にてコミュニケーション力がないと判断されるのはこんな人です。
- 聞かれた質問に答えていない
- 会話のスピードが遅い
- 冗長的に話している
面接官の質問に答える際に、無駄な内容が多かったりずれた回答をしていないか気を配るようにしましょう。
熱意が伝わっていない
4つ目の特徴は、「熱意が伝わっていない」です。
熱意が伝わらない要因として、
- 感情表現が一定
- 言動に覇気がない
- 本気度がいまいち強く伝わっていない
などのことが挙げられます。
入社したいという想いが強ければ、自然と面接官も「この人を採用したい!」と思えるものです。
志望動機や自己PRなどを振り返って、本当にこの企業に入社したいのかを再確認しましょう。
事前準備が不十分
5つ目の特徴は、「事前準備が不十分」です。
まだ一次だからといって、企業分析や自己分析を怠ったまま挑んでいませんでしたか。
企業分析が不十分だと見抜かれると、本気度が低いとみなされて評価は下がってしまいます。
また、自己分析がしっかりできていないままだと、自己PRやその人自身の長所を上手く伝えることが難しいです。
特に一次面接は、学生を1から知ることから始まります。
ここでしっかり自分がどういう人間かを知ってもらうことは、一次面接だけでなく最終面接までにも影響するので、事前準備を怠らないことが肝心です。
一次面接を受かるための対処法5つ
では実際に一次面接を通るためにはどうすればいいのでしょうか。
対処法を5つにまとめましたので、次に面接を受ける際にはぜひ参考にしてみてください!
面接を繰り返し練習して慣れる
面接は誰でも緊張してしまうものです。
しかし、場数を踏んで面接の雰囲気に慣れれば、比較的普段通りに自分の思っていることを話せるようになります。
そうすれば、自然と余裕が生まれて表情や雰囲気が明るくなるので、面接官にも好印象をもってもらいやすくなります。
- 友人や就活アドバイザーの人に面接官役をしてもらって面接の練習をする
- 想定される質問に対してどう答えるかイメージトレーニングをする
- 夏インターンや秋冬インターンの選考で面接慣れをする
など、早いうちから対策していきましょう!
身だしなみやマナーは徹底する
身だしなみの改善は誰でもすぐに対処できます。
スーツにアイロンがけをする、靴を磨いておく、髪を整えていくなど、当たり前のことは面倒くさがらずに行いましょう。
心配ならば、友達や家族に見てもらっておかしな部分はないか確認してもらうと安心です。
また、一次面接に臨む前には基本的マナーは必ず学んでおきましょう。
これらのマナーは、1つ1つのことはあまり難しくはありませんが、実際に実行しようとなると上手くできないことが往々としてあります。
これらを自然にこなすには、やはり面接の場で実践して慣れるしかありません。
これからはマナーを意識しつつ面接を受けるようにしましょう!
面接官との会話を分析する
面接中の自分はどのような話し方で、どのような会話をしているのかを考えたことはあるでしょうか。
中には気付かぬうちに、会話の内容に問題があったり敬語が間違っていたりなど、マイナスな印象を与えているかもしれません。
こういうのはすぐに改善できることではありません。
- 面接官との会話を終わったあとに振り返る
- ボイスメモに録音しておかしな点はなかったか確認する
などして、適切な受け答えができるようにしていきましょう。
また、だらだら話して結局何が言いたいのか分からなくなる人は、塩梅は難しいですが簡潔に話すことを意識してください。
そういう人は、結論から話すようにすると自然と言いたいことがまとまりやすくなるので、日頃から意識して話し方を改善していきましょう!
よくある質問の対策をする
面接を何回か受けたことがある人なら分かると思いますが、同じような質問や似た質問をされることが多々あります。
もちろん会社によって質問内容は変わりますが、特によくある質問として共通するのは以下の3つです。
- 志望動機
- 学生時代頑張ったこと
- 自己PR
これらの質問に対してあらかじめ回答を作っておくと、質問をされたときに余裕が生まれることで印象UPにつながります。
また、志望動機では熱意を伝える絶好の機会となります。
どこに抑揚をつけるかやどんな身振り手振りをつけるかなど、答え方も事前に考えておくと熱意がより伝わりやすくなります。
自己分析・企業研究をする
面接の場で自己分析の結果を直接問われることはありませんが、質問の大半は自己分析ができていないと良い回答をすることはできません。
自己PRの回答を作るためにも、自己分析は早急に取り掛かることをおすすめします!
そして、企業研究も一次面接突破に近づくための1つの手段になります。
面接は、面接官が学生を知る場であるとともに、学生が企業側を知る場でもあります。
面接で企業の情報を引き出すためにも、最低限HPを見るなどして企業への理解を深めておきましょう。
また、企業のことを熱心に尋ねる就活生を悪く思う面接官はいません。
むしろ、「この人はそれだけ弊社に入社したいのか」と熱意が伝わることにもつながるので、本命の企業ならば人一倍企業研究をしましょう!
まとめ
いかがでしたか。
一次面接で気持ちのいいスタートダッシュを切るためにも、上記にあったことを実践して就活を成功させましょう!
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