【就活生必見】ES・エントリーシートのテンプレ・例文・作成方法を徹底解説-簡単にエントリーシートを書く方法を伝授!-



就活生
  • ESを書かなくちゃいけないけど時間がなくて面倒
  • テンプレートを使って書きたい

こんな方に向けてES(エントリーシート)のテンプレと作成方法、書き方について解説していきます。

 

就職活動が忙しくなるこの時期、イベントや自己分析、業界研究、テストセンターなどで手が回らなくなっていませんか?

そんな中でもインターンシップや選考に応募するためのエントリーシートは手を抜くことができません。

….でも毎回文章を考えていては非常に時間がかかります。

そこで、この記事ではエントリーシートのテンプレートを紹介していきます!

 

テンプレートを使っても大丈夫なの?

ビジネス, ブランディング, 空白, 紙, ビジネス カード, テンプレート, スマート フォン, モバイル

「エントリーシートは企業に提出するんだから誠意を込めて1から書かないといけない!」
なんて思うかもしれません。

でも1枚1枚時間をかけて、提出期限が過ぎてしまったり、文章のクオリティが下がってしまうほうがもったいないと思いませんか?

エントリーシートにおいて大事なのは“内容”です。
そして文章の構成や言葉の選び方はみんな似通ったものになる傾向があるのです。

そうだとすれば、アウトラインは例文やテンプレートに沿って作成し、文字数などに応じて調整する方が効率的ですよね!

その分、文章の”内容”をしっかり書きましょう!

そして何より、応募開始すぐに提出することができれば、それだけでやる気や熱意を示すことができるのです!!

それでも半信半疑なあなたのために、次の項ではエントリーシートの“掟”を紹介します!

押さえておきたい! エントリーシートの掟

書籍, ページ, ストーリー, ノート, アラーム, 覚えています, 読み取り, 知恵, 知識, 文学, 紙

ひとえにエントリーシートと言っても企業によって質問内容や文字数が変わってくるので一概にはいえません。

ですが、どの企業でも必ずと言ってよいほど問われるのが

①志望動機 ③ガクチカ ②自己prです。

※ガクチカ とは 「学生時代に力を入れたこと」の略称です。

ここでは特に重要度が高いこの3つについて解説していきます。

就活生の皆さんならこの3項目を考える難しさを痛感していることと思います。

これらを考えていく順序としておすすめなのが、
ガクチカ ➡ 自己PR ➡ 志望動機 です。

その理由を簡単に説明します。
ちゃんと具体例も載せているので安心してくださいね。

①ガクチカ

学生時代に力を入れたこと から導き出されるのはあなたの行動選択の指針です。

課題に対してどのように取り組むか、どんなときにやりがいを感じるかといったものです。

大それたエピソードが無くたって、成功体験でなくたってかまいません。

あなたが自分の意志でどんな行動をとったか、それによって何を得ることができたか を示せばよいのです。
この指針はあなたが働く上で重要視するものになります。

 

②自己PR

次に、ガクチカを考えることによって分かった指針を別の言葉に置き換えます。

おそらくその言葉はプラスの性質を帯びたものではないでしょうか?

それがあなたの“強みです”。

すなわち、その強みが発揮されたエピソードは他にもあるはずです。

ガクチカとは別のエピソードを要約して盛り込み、最後にその強みを社会でどのように活かせるか考えましょう。

ありきたりな言葉になったってかまいません。それを裏付けるエピソード、社会での活かし方は人それぞれ違います!

 

③志望動機

最後に志望動機です。あなたの行動指針にその企業の事業が合致していることを示していきます。
その上でどんなことに挑戦したいかを書くと良いでしょう。

またその事業であなたの強みがどう活かされるのかを考えます。

その際に具体的な職種や部署まで示すと説得力は増すでしょう。あなたがその企業に入社して働く姿を想像しながら考えてみましょう。

 

例文の紹介

書き込み, 計画, デスク, ノート, ペン, メモを取ります, スタートアップ, 起動, オフィス

ここでは上で紹介したエントリーシート作成法の具体例を紹介します!

より多くの人に参考にしてもらいたいので、3種類のガクチカから抽出した自己PRを載せておきます。

①学生時代に力を入れたこと「運動系サークル」

【導入】
私は大学で3年間、硬式テニスサークルに所属し決して練習を休むことはありませんでした。
その理由は、高校まで運動部に所属しておらず経験者の多い同期と比べ明らかに実力で劣っていたためです。

週3回の活動には必ず参加していましたが中々周囲との差は埋まりません。

【具体的行動】
周りと同じ練習をしていては追い付くことはできないと考えた私は、練習の“質”を向上させることにしました。

具体的には試合の映像を多方向から撮影して上級者である先輩と動作を比較することです。そうして見つけた課題を先輩に教わりながら1つ1つ修正していきました。 

【その結果】
この練習方法を続けた結果、3年生時の大会では県内ベスト16にまでなりました。
またプレーを分析する目が養われたため下級生の指導係も務め、特に初心者への指導に力を入れました。

【何を得たか】
この経験を通して困難に直面した時に自分を客観視することで課題を洗い出せるようになりました。
そうして見つかった課題に対し、身近なロールモデルを設定して改善するというアプローチを会得しました。

ガクチカから導いた自己PR
「私の強みは適応力です」

その理由
客観的に自分を見ることができる
        ⇩
どんな状況でも自分の置かれている立場・役割を理解して周囲の人を参考にしながら行動できる

    

②学生時代に力を入れたこと「文科系サークル」

【導入】
私が学生時代に力を入れたことはアカペラサークルでの企画・広告担当です。

 

私が所属していたサークルは当時12人で年々部員が減少していました。中には人が足りていない演奏パートもあるほど厳しい状況でした。

何としても新入部員を募らなければと思い立ち、私はSNSを活用した広報活動に力を入れました。

アカペラの性質上、看板やポスターでは演奏そのものを伝えることができないという課題がありました。

【具体的行動】
そこで定期的に演奏を動画で撮影してSNSに投稿・拡散するようにしました。

さらにSNSの利点である相互性を活かして、演奏曲はユーザーからリクエストがあったものを選びました。

演奏だけでなく日常の様子も投稿することで入部後のビジョンを描きやすくする工夫も施しました。

【結果】
その結果、「Twitter・Instagramを見て入部を決めました!」と言う新入部員が30人以上集まりました。

またSNS広報の結果は定期ライブや学園祭の集客にも大きく影響し、開始前と比べると5倍以上の増員を記録しました。

【何を得たか】
このような経験をしたからこそ、私は自分の好きなもの・ことを第三者に伝える難しさとやりがいとを実感できました。

一方的に提供するのではなく伝えたいことやその相手に応じて、提供法を変えていく重要性を学べたと考えています。

ガクチカから導いた自己PR
「私の強みは伝える力です」

その理由
自分の感情(好き・楽しいなど)を伝えることにやりがいを感じる
         ⇩
物事を伝えるために、説得力のある言葉や効果的な手段を選ぶことができる

         

③学生時代に力を入れたこと「アルバイト」

【導入】
『満足度と快適性の向上』これは私が学生時代に成し遂げた事です。

 

私は大学1年生の時からレストランでアルバイトをしています。

そのお店は個人経営であり価格はやや高めに設定されています。

そのため、常に客数が多いというわけではありませんでした。

【具体的行動(思考)】
私はその中でより利益を創出するために“リピーターを増やす”という考えに至りました。

そのために店長やスタッフと考えを共有し具体的な方法を2つ決めました。


1つ目は個人がサービスを徹底すること、2つ目は店内レイアウトの定期的な変更です。

例えば、スタッフ一人一人がお客様の要望それ以上の接客を行います(料理を写真に映えるよう卓上に配置するなど)。

2つ目は毎月店内の模様替えをスタッフ総出で行うことで来店の楽しみを増やすという施策です。
 
【結果】
これらを初めて1ヶ月後、段々と成果が表れてきました。
お客様の「また来ます」や「知人にも紹介します」などの声には非常にやりがいを感じています。

【何を得たか】
社会に出てもこのアルバイトで培った企画力とチームマネジメント力を発揮していきたいです。

 

 

ガクチカから導いた自己PR
「私の強みは周囲を巻き込むことができることです」

その理由
企画力=共感してもらえる良いアイデアを生み出すことができる
            ⇩
マネジメント力=言葉や態度でアイデアを実行に移す仲間を作ることができる

いかがだったでしょうか? 
学生時代に大それたことをしてなくたって書き方と捉え方次第で立派なアピールポイントになるんです!

ガクチカと自己PRを作成できればエントリーシートの完成までもう少しです。

これらをもとに皆さんが志望する企業の事業と掛け合わせることで志望動機も作成できます!

 

当てはめるだけ!エントリーシートの便利なフレーズ!

メモ帳, テーブル, 装飾, メモ, 手書きパッド, 書きます, 注意, 紙, メッセージ, 文字, 対応
さて、ここまではガクチカから導き出すエントリーシートの書き方を紹介していきました。

それでも、
「書きたいことはあるけど文章が思い浮かばない…」
「やり方は分かったけど書けないよ!」
という人のために簡単なテンプレ表現をいくつかお見せします。

 

テンプレ_1.ガクチカ編

①導入(結論)

・私が学生時代に力を入れたことは○○です
・私は~~年間○○を続けました(全うしました)
・△△を通して○○を達成しました
・『○○』これが私の学生生活の全てです
・学生時代は○○に最も尽力しました
・××な日々を過ごしてきました。

 
②理由・根拠

・○○という課題があったため~
・〇〇という目標があったため~
・××することで〇〇になると考えたため~
・〇〇が疑問に思ったため~

③具体的な手法など

ここはあなたの経験を具体的に書きましょう。
具体的な数字を用いたり、他者からの評価を含ませると説得力が増すでしょう。

④得られた結果・経験とどのように活かしていくか

・〇〇という能力を得られました
・〇〇のやりがいを実感しました
・〇〇を学ばされました(気づかされました)
・これからも〇〇したいです
・〇〇により興味と関心を持つようになりました
・〇〇を基準に××をするようになりました

テンプレ_2.自己PR編

①導入(結論)

・私の強み(特徴)は○○です
・私は○○な人間です
・私をモノに例えるなら△△です
・私は常に〇〇を意識しています
・私は〇〇ができます
・「○○」これが私のモットーです

②具体的なエピソードの要約

ここに書くエピソードはガクチカと違うものが望ましいです。

あくまで、あなたの強みを裏付けるための根拠なので
できるだけ簡潔に書くと良いでしょう。

③結論(=アピールポイントの再提示)、その企業でどう活かせるか

・このように〇〇であると自負しています
・より〇〇という強みに磨きをかけていきます
・〇〇を活かして××や△△にも挑戦していきます
・□□という場面で活躍したいです
・何事にも〇〇を持って(○○な姿勢で)取り組みます

ガクチカと自己PRを考えることができれば自然と志望動機も思い浮かんできます。

志望動機を作成するうえで絶対にしておいたほうが良いのが「業界研究」と「企業分析」です!

業界研究と企業分析についてはこちら!

この頁で紹介したのはガクチカ、自己PRを作成する時に便利な表現になります。

これらのフレーズを用いながら文章を組み立てていくと良いでしょう。

もっと論理的な文章にするためには次の記事を参考にしてみてください!

まとめ

いかがでしたか??
ここまで読んでみてエントリーシートに対する考え方が変わったのではないでしょうか?

最初は中々難しいものですが1度作成すれば、次からはとても楽になります。
まずはテンプレートや例文を見ながら、練習することをおススメします!

段々と書く回数を重ねながら、自分だけのエントリーシートを作っていきましょう!

エントリーシートを作成したら、やはり誰かに添削や評価をしてほしいですよね??
そうでなくとも、あなたのエントリーシートが大活躍するイベントがあるんです!

CLUTCHでは多くのイベントを開催していますので、ぜひご参加ください!

 

 


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