小売業?バイヤー?知らないのはもったいない!|バイヤーの仕事大紹介!
皆さんこんにちは!
CLUTCH TIMES編集長です!

- バイヤーって何?どんな仕事?
- どうやったら仕事にできるの?
など、バイヤーについてこのような疑問を持ったことはありませんか?
今回はそんな皆さんに向けて小売業界におけるバイヤーの仕事がどのようなものかを解説していきます!
目次
(1)小売業界って?
小売業とは、生産者や卸売業者から仕入れた商品を消費者に販売することでものを届ける仕事の形態のことをいいます。
小売業といっても種類は様々です。
例えば、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、100円ショップ、ディスカウントストア、百貨店、デパート、アパレルショップ・・・など幅広いことが分かります。
例からも分かるように、小売業とは私たちの日常生活に欠かせない「衣・食・住」に関わるのものだといえます。
このようにして見ると、日常生活の中でも、とても身近な業界であることが分かったかと思います!
小売業界におけるバイヤーの役割
小売業といっても、様々な職種があり、職種によって仕事内容も異なります。
小売業は、販売、運営、バイヤー、店舗・商品開発、マーケティング、物流など、多くの職種に分かれます。
今回はその中の一つであるバイヤーについて紹介します。
バイヤーとは、主に商品の仕入れを行う職種です。
自社に必要な商品、消費者のニーズに合う商品を仕入れることで店舗や企業の売り上げに関わります。
そのため、バイヤーの仕事は企業の売り上げを左右するといっても過言ではない重要な役割を持った職種になります。
バイヤーは、経験を積んだ後になる職種でもあるため、一般の販売員よりも高い水準の収入が見込めます。
企業や業界によって大きく幅がありますが、大手百貨店などの場合、平均年収は800万円~1000万ともいわれています!
アパレルやスーパーなどでの平均年収は400~700万といわれているので、やはり収入に関しては、かなりばらつきがあります。
すぐに成果を出し収入を上げていくことは難しいかも知れませんが、自分の腕次第で年収を上げていくことができるので、向上心・挑戦心の向いている職種でもあります!
(2)小売業界におけるバイヤーの仕事
先ほども紹介したように、バイヤーは主に商品の仕入れを行います。
自分たちの企業や店舗が取り扱う商品によって、食品、衣服、装飾品、雑貨、家具、家電などの仕入れを行います。
身近な仕事だからこそ、扱う商品も多種多様です!
ここからは、バイヤーの仕事内容と流れを紹介します。
小売業バイヤーの仕事①情報収集・分析
バイヤーが一番最初に行う事は「情報収集・分析」です。
バイヤーは、企業の売り上げ増加や顧客のニーズに応えるためにも「売れる商品」を選ぶ必要があります。
そのために、顧客が何を求めているのか、市場の流れはどのようになっているか、現在のトレンドは何なのかといった情報を把握する必要があります。
自社の商品の売れ行きや競合商品だけでなく、顧客や市場といった幅広い情報を集め、分析する必要があるのです。
情報を収集し、分析するということは、バイヤーの仕事の中でもとても重要なことなのです。
小売業バイヤーの仕事②商品選定
情報収集・分析の結果をもとに、どのような商品をいくつ仕入れるのかといった「商品選定」を行います。
この段階は、扱う商材や企業によって多少の違いがあります。
例えば、コンビニなどは、低単価のものを大量に仕入れる形態をとっていますが、アパレルや高級商品を扱う企業では、高単価のものを少量仕入れるなどの違いがあります。
ただし、扱う商材が変わっても、良いものを安く・適量に仕入れるために戦略立てながら仕入れを行うという点はどの企業であっても共通する部分です。
小売業バイヤーの仕事③買い付け
「買い付け」の際には、実際にメーカーや生産者の元へ行き、商品を見ることが多いです。
商品によっては、地方や海外にまで足を運び、買い付けを行っています。
定期的に開催される展覧会などのイベントは、買い付けの場にもなっており、様々なメーカーの中から適した商品を見つけに行く事も仕事の一つです。
また、展覧会では、価格交渉(商談)がその場で行われることもあります。
素材や機能、品質、価格といった様々の要素を総合的に判断し、自社に必要な商品を買い付けることが必要となっています。
小売業バイヤーの仕事④価格交渉
実際に仕入れる商品を決定したら、メーカーや生産者との「価格交渉(商談)」を行います。
できるだけ仕入れを安くし、自社の利益を最大にしていくこともバイヤーの仕事の一環なのです。
小売業バイヤーの仕事⑤販売管理
最後に紹介するのが、「販売管理」です。
実際に商品を選定したバイヤー自身が、顧客に届ける販売員や広報の方に商品の良さやコンセプトを伝えることもあります。
直接お客さんに商品を届けたり、良さをアピールするための施策を行う広報に、商品を知ってもらうためには、バイヤーがなぜその商品を選んだのか、どういう点を良いと思ったのか伝える必要があるのです。
他にも、商品の価格設定や在庫管理など、仕入れた商品の売れ行きや、仕入れた分を確実に販売していくための戦略立てを行うこともバイヤーが行う管理の仕事です。
以上、バイヤーの仕事を5つに分類して紹介しました!
バイヤーは、ただ商品の仕入れを行うだけでなく、事前の情報収集から商品に関する管理までの幅広い仕事を行っているということが理解できたかと思います。
(3)バイヤーになるためには?
ここまで、紹介した中で、バイヤーという仕事に興味を持った方もいるのではないでしょうか?
実際にバイヤーになるためには、どうすれば良いのでしょう?
結論をご紹介すると、バイヤーになるためには小売を行っている企業に入社する必要があります。
そのため、誰でも目指すことができる職業といえます。
ただし、接客など現場での経験が必要とされることが多いため、入社後すぐにバイヤーになれるわけではありません。
実際に、店舗での接客を経験した後に、バイヤーの職に就くという形が一般的とされています。
また、資格に関しての質問も見かけますが、バイヤーになるために必要な資格というものはありません。資格がなくてもバイヤーになることができます。
資格がなくてもバイヤーになることはできますが、「販売士」という販売に関する知識を問う資格があるため、販売士という資格は持っているとバイヤーの仕事に役立てることができます!
(4)小売業バイヤーに求められるもの
バイヤーという一つの職種の中でも、仕事内容は多岐にわたることが分かります。
ここからは、紹介した仕事内容別に、必要とされる特徴を紹介します!
バイヤーとして働くために、求められるものは何なのか、早速見ていきましょう!
小売業バイヤーの特徴①幅広い情報収集力
顧客のニーズや市場を把握するためには何よりも情報収集が欠かせません。
情報収集・分析の場面では「情報収集力」が求められます。
日頃から、市場に関するアンテナを持ち、常に情報を収集できることが重要です。
市場だけでなく、商品についても詳しくなっていかなければならないため、学び続けていくための知的欲求心が求められます。
また、流行やトレンドにも敏感である必要があるため、実際に働く方の中には、新しいことに対する興味や好奇心がある人が多いという特徴があります。
小売業バイヤーの特徴②分析力
情報収集・分析や販売管理の場面で求められるのが「分析力」です。
集めた情報から、現状だけでなく実際に売る際の将来的な販売動向を予測し分析することが要求されます。
現状の売り上げ実績や、企業の今後の動向、ニーズの変化などを客観的に捉える力として分析力が必要なのです。
そのために、日頃から、改善策やより良くするためにはどうすれば良いかを考える事や顧客など人の動向の推理・観察が得意な人はバイヤーという職業を候補に入れてみてください!
小売業バイヤーの特徴③コミュニケーション能力
価格交渉の場面では、バイヤー自身の「コミュニケーション能力」が発揮されます。
交渉を行う生産者やメーカーとの関わりや信頼感というものを大切にしていくことがバイヤーとして仕事を行っていく中で重要となります。
ただ、価格交渉を行うのではなく、信頼感を得てもらうための関係づくりが交渉の場面で重要なのです。
そのために、信頼感を得てもらえるような気持ちの良いコミュニケーションが求められます。
小売業バイヤーの特徴④数値管理
「数値管理」は、価格交渉→販売管理の場面で必要とされる力です。
価格交渉の場面では、自社の経営状況や利益を考えて交渉を行う必要があるため、計算が得意であったり、計算が苦にならない人は向いているといえます。
販売管理では、商品の販売数や在庫数などを日々管理しなければなりません。
そのため、日頃から数字を意識して働く必要があります。
このようなことからも、計算や物事を数値として管理していく力も要求されます。
小売業バイヤーの特徴⑤まとめ
小売バイヤーの特徴を4つ紹介しましたが、バイヤーになるためにこれらの4つの特徴全てを事前に備えていなければいけないということはありません!
これらは経験によって身につくスキルでもあるため、今の段階で上記の特徴を持っていないという方でもバイヤーになることができます。
特に、1つでも上記で紹介した特徴が自分自身の特徴と一致している人は、バイヤーという仕事が向いている可能性があるといえます!
特徴が一致していた人は、今までバイヤーという仕事を考えてなかったという人でも、候補に入れてることをおすすめします。
また、バイヤーについて詳しく知りたいという方は、企業の説明会に参加してみることもおすすめです。
説明会に参加することで、より詳しい情報を知ることができたり、新たな発見に繋げることができます!
まとめ
今回のポイントをおさらいしましょう!
まとめ
- 小売業におけるバイヤーの役割とは、商品を仕入れることで企業の売り上げに関わること
- バイヤーの仕事
①情報収集・分析
②商品選定
③買い付け
④価格交渉
⑤販売管理
- 小売業バイヤーの特徴
①情報収集力
②分析力
③コミュニケーション能力
④数値管理
小売業に興味を持った方は、様々な企業の説明会に参加することで、より深い理解を得ることができます。
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