こんにちは。
この記事は面談形式の面接をどう乗り越えるかがわかる!(前編)の続きになります。
前半の記事を読んでない方はそちらを先にお読みください。
今回は、雑談面接でよくある質問についてまとめてみました。ぜひ参考にしてください。
雑談面接の例目次
雑談面接と一口に言っても、いろいろな例があります。何個か例を見ていきましょう。
「就活大変?」
就職活動に臨むあなたの姿勢や、企業への志望度を確認しています。
【NG例】
「本当に、夏休みでも休みなしですし、履歴書を何度も書いたり書き直したり、大変です。」
⇒正直に答え過ぎていて、入社したいという熱意が見られないです。避けましょう。
【OK例】
「はい。就職活動は簡単ではありません。が、御社は私が1年生の頃から希望していた企業ですから、募集が開始されたと聞いて、就活へのモチベーションが高まりました。こうして面接の機会を設けて頂いて、嬉しく思います。」
⇒就活が大変ではないと言えば、真剣に取り組んでいる様子が見られません。正直に大変だと答えた上で前向きに就活に取り組んでいること、入社への熱意が感じられる回答になっています。
「部活とアルバイトの両立大変?」
就活生の現在になってアルバイトをしているのか、そしてアルバイトと就活へかけるあなたの熱意の割合を見ています。
【NG例】
「はい。アルバイトも深夜までで、就活もあるので大変です。」
⇒生活の中心がアルバイトになっていることが伝わり、就活への熱意が感じられません。
【OK例】
「本来就活年次になったらアルバイトは辞めて就活に専念したいところですが、両親への負担を考えて週2回アルバイトをしています。就活に負担のない程度に留めていますので苦ではありません」
⇒アルバイトはあくまでも生活の手段であり、就活をメインとして考えていることが伝わる、望ましい回答です。
「ストレスとか溜まればどうする?」
ストレス耐性を知ること、そして自分なりのコーピング(ストレスへの対処方法)があるかどうかを見極めています。
【NG例】
「ストレスがたまっても、我慢してひたすら頑張ります。」
⇒ストレスに「対処」するのではなく、ただ我慢すると言う点が気になります。無理がたたって倒れてしまうことが予想されます。
【OK例】
「ストレスがたまりそうだなと思ったら、好きな音楽を聴きながらジョギングするようにしています。身体のストレスと心のストレスは連動していると聞いたことがあるので、身体を動かしてリフレッシュするように心がけています。」
⇒ストレスへの独自の対処法があり、うまくストレスを逃がす方法があることをさりげなくアピールできています。
「ここに来るまでどうやって来たの?」
【NG例】
「電車で来ました。」
⇒所要時間もわからず、これでは質問の意図を汲み取れていません。また簡潔過ぎてコミュニケーションをとろうとする意志が感じられません。
【OK例】
「地下鉄●●線から△△線を乗り継いで、△△にある自宅から約20分で到着できました。今日は平日の朝の移動でしたが、問題なく御社へ伺うことができました。」
⇒採用後にスムーズに通勤できる様子が想像できています。また、具体的かつ端的に説明されていることから、採用後に合理的に物事に取り組む様子も想像できて望ましい回答です。